【映画】スーパーマン II ドナー・カット

映画→映画(2005~2006)
09 /06 2015
スーパーマン II リチャード・ドナーCUT版
SUPERMAN II Donner CUT

(2006)
スーパーマンⅡ リチャード・ドナーCUT版(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2015-06-17)
売り上げランキング: 121,120

it is you.
I guess I've known this for the longest time.
You realize, of course...if you'd been wrong, Clark Kent would have been killed.
With a blank? Gotcha.

本編より

スーパーマンの後編。
もともとあった構想のもとにできる限りリチャード・ドナー監督自身が撮影した分のフィルムで再構成。
フィルムの洗浄、再撮影、CGなどはできるだけ当時のものに見えるように挿入。
音も入れ、できる限りジョン・ウィリアムズの作曲分で作られたリチャード・ドナーカット。

すごい!
これなら納得。

劇場版のようにつぎはぎでもないし、当たり前のようにマーロン・ブロンドもクラークの先行きを照らしてくれる存在として出てくるし、レックス・ルーサーの前にも登場。彼の悪巧みの原点にもなる。
こうであるのが当たり前なんだけど、ほんとなんでマーロン・ブロンドをオリジナルの時にはお金の問題で降ろしてしまったのか。

ロイスがクラークの正体を見破るところも非常にロマンスあふれるシーンになっているし、偽装新婚旅行もなぜ行ったのかもちゃんと理由づけられてる。
それよりもなによりもなぜ3人の悪人が復活したのかのエピソードが完全に「1」の時のロケットミサイルが原因になっていたのですべてが繋がる。
オープニングの入り方もあまりに秀逸。

NYでの戦闘の無駄な戦いをそぎ落とし、宇宙での3悪人の暴挙も長々とやらず、3悪人の地上での暴動も無駄がない。
ラストもこちらの方が明らかに秀逸。
というかオリジナルはキスでロイスの記憶を消してもNYがさんざん破壊されたあとじゃないかと思わず突っ込みをいれたくなる。
ほんと挙げていてはきりがないほど違う。
一応同じストーリーだよな…

これが実力の差か。
とんでもないものを見た。

監督: リチャード・ドナー
製作: ピエール・スペングラー
製作総指揮: イリヤ・サルキンド
音楽: ジョン・ウィリアムズ
追加音楽:ケン・ソーン
出演:
クリストファー・リーヴ
マーゴット・キダー
ジーン・ハックマン
マーロン・ブロンド
テレンス・スタンプ
ジャッキー・クーパー

【映画】スーパーマン リターンズ

映画→映画(2005~2006)
08 /16 2015
スーパーマン リターンズ
SUPERMAN RETURNS

(2006)
スーパーマン リターンズ [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-04-21)
売り上げランキング: 90,031

I'm always around. Good night, Lois.

本編より

オープニングでぶわってきた。
そしてスーパーマン帰還のシーンがかっこよすぎる!
これこそが待ち望んでいたスーパーマンだ。
あの音楽、救出シーンの間一髪さ。
立ち去っていくときのあの一言。
こういうのが見たかったんだ。
微妙なのじゃなくて、ちゃんとお金も手間も愛も使ってるようなスーパーマン

リブートしたけど失敗した『スーパーマン リターンズ』。

敗因は明らか過ぎる。
なぜ2の後の話にしたのか。
続編であり、レックス・ルーサーの再度の戦い、ロイスとの再会。
一気にスーパーマンを見たからなんの違和感もなかったけど、実際には20年ぶり。なのに続編。
もういっそ最初から作り直したらよかったのに。
それにあのロイスは結婚していたという。
ロマンスは、ロマンスはどこへいってしまったのか。
あるにはあるんだけどなぁ。

戦うスーパーマンじゃなくて守るスーパーマンもいっぱい見れるし、彼の正義への葛藤、平和への考え方、スーパーマンらしさを存分に味わえる作品。
ただしせめて1~2作目は見てからみよう、そしたらものすごく面白い映画。


監督: ブライアン・シンガー
音楽: ジョン・オットマン
テーマ音楽: ジョン・ウィリアムズ
出演:
ブランドン・ラウス
ケイト・ボスワース
ケヴィン・スペイシー

【映画】バットマン ビギンズ

映画→映画(2005~2006)
06 /29 2014
バットマン ビギンズ
BATMAN BEGINS

(2005)
バットマン ビギンズ [Blu-ray]バットマン ビギンズ [Blu-ray]
(2010/04/21)
クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン

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We will. We *can* bring Gotham back.

本編より

ダークナイト3部作1作目。
バットマンはいかにして生まれたのか。
たったひとりで悪と戦い、表の顔も持ち、頑なに戦い続ける。
孤高さすら感じる。

前作までのダークでコミカルな悪たちと戦い続けてきたのと違い、やたら現実感のある悪と戦うのが今作以降の3作。
はじまりであり、バットマンの一番深い部分を描いて、それがよもや2作目3作目へと姿を変えながらも伏線をあんだけ張っていくとは。

ラーズ・アズ・グールの悪を殲滅するがゆえの思考であったり、、常にバットマンに付きまとう危うさがそこにあるんだよなぁ。
悪と戦うには自らもある種の悪となる。
法をかいくぐった末の力のみが力なのか。
911を経たアメリカが作った映画だな…
悪と戦うには、悪とはなんぞやをあらためて考えさせられる。

監督: クリストファー・ノーラン
キャラクター創造: ボブ・ケイン
音楽: ハンス・ジマー
出演:
クリスチャン・ベイル
リーアム・ニーソン
マイケル・ケイン
モーガン・フリーマン
ゲイリー・オールドマン
渡辺謙

【映画】プロデューサーズ

映画→映画(2005~2006)
09 /22 2013
プロデューサーズ
THE PRODUCERS

(2005)
プロデューサーズ [Blu-ray]プロデューサーズ [Blu-ray]
(2010/04/16)
マシュー・ブロデリック、ウィル・フェレル 他

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Max, I think we're getting in too deep.
Too deep? This is nothing. I'll tell you when we're getting in too deep.

本編より

映画館で見てDVDも買って、これはなんとしてもブルーレイでも見たいぞということでようやく見た。

トニー賞を総なめにし、元ネタであるプロデューサーズの生みの親も参加し、振付をしたスーザン・ストローマン自らが監督という。
舞台版の魅力をしっかり引き出しながら、映画を見て舞台版を見に行こうぜといわんばかりの作品にしあげよった。
絶対これ舞台の方が圧倒的に面白いだろ、と。

もちろん映画の面白いところや映画ならではの視点や構成もあるんだけど、こんだけ「舞台をつくる」ことに特化した内容でありミュージカルだからこそ生で見てみたい。

やっぱさ。
すんごい楽しい。

楽曲もそうだけれども、無茶苦茶な内容ながら実をいうとメル・ブルックスがブロードウェイで見てきた「事実」も織り込みつつ。
そしてスーザン・ストローマンが「クレイジー・フォー・ユー」や「コンタクト」で発揮してきた才能をこれでもかと見せてくれてる。
そう考えるといろいろ納得な振り付けだったり、内容だったりするんだよな。

そして何度見てもやっぱり「Spring time for Hitler」は名曲すぎる。
主役がいないのにあんだけ強烈な印象を残す曲になるんだからびっくりである。

見れば見るほどに、そして英語も聞けば聞くほど奥の深い内容なのでまだ何回か見ることになるだろうなぁ。

劇団四季は「クレイジー・フォー・ユー」も「コンタクト」も上演してるんだからこれもやってもらいたいもんである。


監督・振付: スーザン・ストローマン
製作・脚本・作詞作曲: メル・ブルックス
出演:
ネイサン・レイン
マシュー・ブロデリック

【映画】ハリー・ポッターと炎のゴブレット

映画→映画(2005~2006)
03 /31 2013
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE

(2005)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット [Blu-ray]ハリー・ポッターと炎のゴブレット [Blu-ray]
(2008/06/11)
ダニエル・ラドクリフルパート・グリント

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I'm going to kill you, Harry Potter. I'm going to destroy you. After tonight, no one will ever again question my power. After tonight if they speak of you, they'll only speak of how you begged for death. And how I being a merciful Lord... obliged.

本編より

He is Back!
ついにあの人ヴォルデモートが帰ってきた。

ハリー・ポッター』4作目。
これまでの3作とは違い、もうここからはジャンル「ハリー・ポッター」。ラストへ向けて動き出す。
連続ドラマとしての面白さが展開されていく。

魔法の世界もホグワーツの外の同年代の同じ志を持った仲間も増え、
ハリーたちは思春期に入り、女の子たちは女性になり、男の子たちは実に男子的でこの男女差も面白い。
ゆえにハーマイオニーとハリー&ロンの行き違いもあるかと思えば、壊れてもしっかり復活する男子たちの友情もまた見ものなのだと思う。
そしてこれらは彼らが彼らの年代の時だったからこその演技で、それがまた見てるこっちがこそばゆい。

かと思えば年少である子供たちという視聴者を前にしてもかなりハードな展開に仕上げたマイク・ニューウェルの手腕もまた見事。
ハリーたち3人組とヴォルデモートに焦点を当てながらも、そう確実にスポットライトはそこにある。
それにも関わらずジニーやチョウ、フラーたちの出番というのも台詞がないところでもしっかりと物語が進行していたりと何度か見れば見えてくる丁寧さもニヤリとする。

恋に友情に運命的な戦いの開始。
3つの学校に3つの試合にダンスパーティーに決戦にとほんといっぱいイベントありまくりだったなー。
見どころがありすぎな4作目です。


いま見返してたらクラウチJrがドクター・フーのドクターの人でびっくりした。
さすがは英国映画だ。

監督: マイク・ニューウェル
原作: J・K・ローリング
出演:
ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
レイフ・ファインズ
ブレンダン・グリーソン

【映画】ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

映画→映画(2005~2006)
03 /03 2013
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN

(2004)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 [Blu-ray]ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 [Blu-ray]
(2010/04/21)
ダニエル・ラドクリフルパート・グリント

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If you succeed tonight, more than one innocent life may be spared.

本編より

ハリー・ポッターシリーズ3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』。

思えばここから劇場でハリー・ポッターを見はじめたのであった。
そしていまだにこれが一番好きである。

なんでって。
色んな意味で重要な要素がでてきて、しかもファンタジーで謎がいっぱい解かれて。

序盤からして今までと違う。
ダーズリー一家がハリーのことを恐れているのだ。
いままでのような邪魔者扱いとはまた違う。
ハリー自身が力をつけていて、そしてダーズリー夫婦はその先に一体なにが訪れようとしているのか薄々と気づいているっていうのが、ね。

またハリー自身の幸福とはなんだったのかを追求し、ダーズリー夫婦じゃなく自分の親戚をついに見つける。
いままでの違和感ある居場所じゃなく、どこにいたいかどう居たいかをしっかりと自覚していくというのもまた素敵なものである。

でも同時に親たち世代が残してしまった負の遺産、例のあの人の動きも気になる展開だ。

ハリーたち世代とジェームズ・ポッターたちの世代が、そしてホグワーツが絡み合い、いよいよラストの戦いへと少しずつ歩を進めていく。
そのはじまりこそがこの「アズカバンの囚人」の面白さだと思う。


あとやっぱり好きなのはこのファンタジー世界で、SFのようにタイムリープものをやってのける。
同じ時間を繰り返して一番いい展開を目指すというラスト30分の面白さと、1巡目とはまるで違う

監督: アルフォンソ・キュアロン
原作: J・K・ローリング
出演:
ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
デヴィッド・シューリス
ゲイリー・オールドマン

【映画】キング・コング

映画→映画(2005~2006)
08 /19 2012
キング・コング
KING KONG

(2005)
キング・コング [Blu-ray]キング・コング [Blu-ray]
(2012/04/13)
ナオミ・ワッツエイドリアン・ブロディー 他

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It was beauty killed the beast.

本編より

1933年の『キング・コング』のリメイク版。
当時使われていた小道具も用い、音楽も一部同じものを再現したり。
当時の技術的に不可能で脚本から抜け落ちた部分を追加したり。
これでもかというくらいにピーター・ジャクソン監督の愛に満ちた映画でした。
さすが96年の段階で企画されるも中止になり、ロード・オブ・ザ・リングで巨匠となり、技術も経験も積んだあとで監督がもっとも敬愛するこの映画をリメイクするってわけだから、とんでもないものができあがってたと思う。

33年の『キング・コング』がなければ、78年のリメイク版もなかっただろうし、オマージュが至る所に散りばめられた『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド』も、このリメイク版『キング・コング』も生まれなかったわけだ。

しかも足りないと思われているところがものすごく多く語られている。
デナムやドリスコルの物語やイングルホーン船長の物語もそれぞれに完結している。
そのための公開中の様々なエピソードが絡み、また船長の部下に対する考え方や船の中にあるクロロフォルムや檻からも捕獲を得意としていることもわかったり。

誰がなんのために島に行き、島でなにを手に入れようとするのか。
欲望の渦巻く登場人物たちの中でひときわ映えるアンとドリスコル、そしてコングの愛が煌めくかのようだ。

もうねぇ。
特に気持ち悪い虫たちが跋扈する穴の底から先が楽しすぎる。
あそこでまさに人生の底まで落ちたデナムの豹変ぶりたるや。
彼にとって映画がすべてであったのに、すべてを失くして這い上がる様は強烈。
それまでのコミカルでありながら仲間たちが命を落としても映画に賭けようとしていたデナムさんが、再起をかけてやってはいけないことに手を出すわけだからな…

あの虫、黄色と黒色のも実際にNZにいるというのもまた面白いところ。
もちろんサイズは小さいらしいけれども、獰猛であり、そうとうに嫌われている虫らしい。

そんな気持ち悪いものがあるかと思いきや、CGであるコングの人間らしさや愛の表現であったり。
それにこたえるアンの目の演技ももう素晴らしい。
今回ブルーレイ版で見返していたんだけれども、ほんと言葉少なに進んで行くのに物語性がすごく多いのが不思議だったけれども、まるでトーキー時代のように台詞に頼らない演技っていうのがものすごく多かった。
すごいな…

何度見ても新しいものが見えてくる素晴らしいエンターテイメント映画だと思う。
そりゃ最初の映画から70年経ってもまだリメイクされて支持されるものだもんなぁ。


監督: ピーター・ジャクソン
原案: メリアン・C・クーパー、エドガー・ウォレス
主演:
ナオミ・ワッツ
エイドリアン・ブロディ
ジャック・ブラック
トーマス・クレッチマン

ブルーレイ版スペック
映像:16:9 スコープサイズ(1080)
音声:
英語 5.1chサラウンド/DTS-HDマスターオーディオ
日本語 5.1chサラウンド/DTS
字幕:英語・日本語
エンコードVC-1 50GB

【映画】ナルニア国物語 第1章

映画→映画(2005~2006)
06 /10 2012
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE

(2005)
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [Blu-ray]ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [Blu-ray]
(2008/05/21)
ジョージー・ヘンリースキャンダー・ケインズ

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For Narnia and for Aslan.

本編より

ナルニア国物語』の第1章。

アニメーション出身のアンドリュー・アダムソンによって作り上げられるおとぎ話の物語。
そして現実とナルニア国の間を行き来することで成長する4人の物語でもある。

原作にはない第2次世界大戦の場面を入れることによって4兄弟の立ち位置や、現実の戦争/ナルニアの戦争。
そして親と子がまた別々の場所で戦っている。なんのために?という対比もすごく丁寧だし、彼らがナルニアで何を得たのかっていうのは特にこの映画が雄弁に余韻として与えてくれるものだと思う。

素敵なんだよなぁ。

うん。
アニメーション出身ならではの発想やCGで作り上げられる自由なキャラクターたち。
そしてどんな年齢でも楽しめるファンタジーとして成立させたのも、やっぱりすごいことだし、
壮大なで美しい旋律の音楽も素敵だ。

何度も見ているけれども、やはりはじめてナルニアへ行くときのどきどきする感じや、子供たちの素直な演技や、後に彼らが王として与えられる「称号」を得るに値する動きをしていくところってやっぱり好きだ。
導入部分でのぎくしゃくした兄弟関係。両親がいないことで少しずつ不協和音が出てきているところと、ナルニアを経ての彼らの関係の変化ってすごく心地いいもんです。


監督: アンドリュー・アダムソン
原作: C・S・ルイス
出演:
ジョージー・ヘンリー
スキャンダー・ケインズ
ウィリアム・モーズリー
アナ・ポップルウェル

ブルーレイ版スペック
映像:1920*1080 FULL-HD 2.40:1
音声:英語 ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド ドルビーTrueHD 5.1ch サラウンド
   日本語 ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド ドルビーTrueHD 5.1ch サラウンド
DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス) 5.1ch 日本語
字幕:英語、日本語
エンコード:MPEG4 AVC 50GB

【映画】スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

映画→映画(2005~2006)
03 /04 2012
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH

(2005)
スター・ウォーズ プリクエル・トリロジー ブルーレイBOX(初回生産限定) [Blu-ray]スター・ウォーズ プリクエル・トリロジー ブルーレイBOX(初回生産限定) [Blu-ray]
(2011/09/16)
リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー

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You were my brother,Anakin.
I loved you.

スター・ウォーズ エピソード3』本編より


完結編であり、オリジナルトリロジーへと繋がる最後のパズルピースのエピソード3。
ついにアナキンがオビ=ワン・ケノービと対決し、ダース・ベイダ―になる話。

圧巻。
皇帝がアナキンへと誘いの手を差し伸べていく過程といい、彼にダース・シディアスであることを示した後には手を出さず、そのあとに拒否権がないかのような罠にかける様はさすが悪だ。
そしてなだれこむ、アナキンとオビ=ワンの決戦。
さらにはジェダイナイトたちが全滅に追い込まれ、民主主義から独裁制への確実すぎる一歩を踏み出し銀河帝国へと変貌する。

すべてがエピソード4へと直結していくエピソードばかりで、それだけでも素晴らしいとしかいいようがない。
これですべてが繋がったな、と。
何度見てもやっぱりタトゥイーンの2つの太陽のラストシーンは好きだ。
こうやってルークの物語へと引き継がれるんだな、って。


前作にもまして強化された表現への挑戦もすごく面白い。
ヨーダの表情のアニメーション、布のアニメーションもエピソード2までよりも明らかに進化しているし、
クローン・トルーパーたちのアニメーションも元米海兵隊の人たちをモーションキャプチャーすることで、ものすごく納得できるような兵士たちに変わっててた。

そんな表現の数々はもとより、強烈なまでのオーダー66以降の各惑星の美しさや戦闘の激しさはもうなにもいう事がないくらいに洗練されてたと思う。
特にでいうならアナキンとオビ=ワンの対決を実写の火山の噴火を合成したことですごく迫力があって、そこにまるで存在しているかのような素晴らしい対決になったと感じた。

そんな表現で合ったり、さらにアレック・ギネスに近づくユアン・マクレガーの演技もすごい。
イントネーションはもちろんのこと、さりげなくエピソード4でオビ=ワンがR2と対面した時の「Hi There」なんかもさりなげなく使っていたりと、細かいな。


ブルーレイ版は音声・画質に関してはおそらく数あるブルーレイの映画の中でも最高峰だろうと思う。
そうとしか言えない出来でした。


監督・製作総指揮・脚本: ジョージ・ルーカ
特撮: ILM
音楽: ジョン・ウィリアムズ
出演:
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
ヘイデン・クリステンセン
イアン・マクディアミッド

ブルーレイ版スペック
映像:HDワイドスクリーン 1920*1080p シネマスコープ
音声:英語DTS-HD MasterAudio 6.1ch/日本語DTS 5.1ch
字幕:英語、日本語
コーデック:mpeg4 50GB

【映画】ダ・ヴィンチ・コード

映画→映画(2005~2006)
12 /25 2011
ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション
THE DA VINCI CODE EXTENDED CUT

(2006)
ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション (2枚組) [Blu-ray]ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション (2枚組) [Blu-ray]
(2009/04/29)
トム・ハンクスオドレイ・トトゥ

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クリスマスということでキリスト教信者たちに大きな動揺を与えた娯楽大作『ダ・ヴィンチ・コード』。
娯楽としても宗教ミステリとしてもサスペンスとしても見どころがたくさんある映画。

劇場公開版に25分を加えたエクステンド・カット。

劇場公開版よりすごくいい。
歴史の謎など背景がものすごく細かくなっていたり、登場人物たちの特にキリスト教に関する信仰の描き方が丁寧。

それだけでもう満足。

製作に原作者が入っていることもあり、原作をよく活かしていると思う。
当たり前のようにフランスではフランス語を使い、イギリスにもしっかりロケにいって、そしてなによりルーブルでもしっかり撮影してしまうあたりがすごいな。
そしてフランスではフランスの名優たちを使ってたり、言葉に変な違和感もないし、オドレイ・トトゥをはじめ出演者の印象がひとりひとり強烈。
当たり前のことを当たり前に撮影して原作の良さを引き出すところがとても魅力的だ。

そして違和感のないルーブルや絵画などのセットの作り方にも感嘆。
あんだけ違和感なく作ってしまえるものなのかと。

またキリスト教の暗部に焦点を当てていることもあり、照明の作る影と時間が経つにつれ夜から昼に移動するにつれ真相に近づいていくとハッキリしていくような映像の作り方も好きだなぁ。

あれ。
劇場公開版の時にはこんなに面白いとは感じなかったのになぁ。
どう考えてもこっちのエクステンド・カットの方が原作の良さが出てると思う。



監督: ロン・ハワード
原作: ダン・ブラウン
脚本: アキヴァ・ゴールズマン
出演:
トム・ハンクス
オドレイ・トトゥ
イアン・マッケラン
アルフレッド・モリナ
ジャン・レノ
ポール・ベタニー

ブルーレイ版スペック
映像:HDワイドスクリーン 2.40:1 1920p*1080p
音声:DolbyTrueHD / 5.1ch サラウンド 英語&日本語
字幕:日本語、英語
エンコード:Mpeg4 50GB

【映画】ドリーム・ガールズ

映画→映画(2005~2006)
12 /09 2011
ドリームガールズ
DREAMGIRLS

(2006)
ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
(2008/07/25)
ジェイミー・フォックスビヨンセ・ノウルズ

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この作品はブルーレイで手元に置いときたかったので買っといた。
廉価版と初回盤の違いはディスク2があるかないか。
ディスク2はDVDの初回盤の時とほとんど同じ。

トム・アインの原作のブロードウェイミュージカルが原作。
舞台人で黒人はどこかで一度はこの舞台に出ると言われたくらいに有名なもの。
主役となっているドリームスは黒人の3人組でダイアナ・ロスも在籍していたスプリームスが元になっている。

このスプリームスは59年から活動し60年代半ばに全盛期となり69年まで活動。

なのでもちろん舞台もこの頃に準拠している。
その頃のダンス・衣装を取り入れ、現代で上映しても納得できるような照明がすごく見栄えがある。
あらためて見返して納得。
この年代だとやっぱり思えるんだよなぁ。納得させられる。

次々に変わる舞台衣装。背景となっている歴史描写もしっかり衣装にも出ているし。

すごいな。
ひとつのグループの解散までを描きながらも歴史背景も面白い。
69年までだからジャクソン5っぽいグループが出てくるわけだ。

そして監督のビル・コンドンはシカゴの映画に脚本として参加したこともあるため、どうダンスを入れるか歌を入れるかも抜群のタイミング。
特にダンスは最初のステップシスターズからはじまり、Steppi'n to the Bad sideなんかは見ものだし、その他にもダンスシーンの迫力たるや他に追随を許さないほどじゃないだろか。
思わず見とれる。

歌よし、ダンスよし、それらをもっと華やかにする衣装も照明もいい。
それにストーリーも、原作や背景も楽しめる。
ほんと贅沢なミュージカル映画です。


ブルーレイ版は画面は綺麗なんだけど、もうちょっと音面をがんばってほしかったなぁ。
悪くはないんだけど。
せっかくのミュージカルなんだしさ。

監督: ビル・コンドン
原作・作詞: トム・アイン
衣装デザイン: シャレン・デイヴィス
出演:
ジェイミー・フォックス
ビヨンセ・ノウルズ
エディ・マーフィ
ジェニファー・ハドソン
アニカ・ノニ・ローズ

ブルーレイ版スペック
映像:16:9LB 1080p Hi-Def
音声:5.1ch
字幕:日本語、英語
エンコード:MPEG2 50GB

【映画】硫黄島からの手紙

映画→映画(2005~2006)
05 /24 2011
硫黄島からの手紙
LETTERS FROM IWO JIMA

(2006)
硫黄島からの手紙 [Blu-ray]硫黄島からの手紙 [Blu-ray]
(2010/04/21)
渡辺謙、二宮和也 他

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硫黄島2部作のひとつ。

ブルーレイ版で買いなおした。映像特典もたんまり。

最初に見た時はなぜこれを日本人が作らなかったのかと思った。

この戦いへの敬意であり、アメリカ側からも日本側からも多くの資料やインタビューなどから得た内容を反映した内容。
遺言でもある数々の手記や手紙を原作としながら、圧倒的不利な立場で死ねと言われているようなところでの戦いを描く。

日本にとって、日本を守ろうとした兵士たちの心の葛藤であり、戦争のおかしさであったり、彼らの勇気などは見ていて敬意を払いながらも知らなければいけないことが多いということを気づかされる。

歴史というのをしっかり認識しているか、日本人としてこの戦いを知っていたのか。
伝えていけないことはなんなのか。

多くのことをこの映画からは学べたと思う。

またこの映画だけではなく、ぜひともアメリカ側からのこの戦争であり硫黄島の戦いとはなんであったのかを描いた『父親たちの星条旗』を見てほしい。
よりこの硫黄島2部作が描き出すテーマというのが浮かび上がってくると思う。
リベラルな目線で物事を見るためにもこの2つの映画はどちらも見ておくことに損はないと思います。


監督: クリント・イーストウッド
製作総指揮: ポール・ハギス
原作: 吉田津由子編 栗林忠道『「玉砕総指揮官」の絵手紙』(小学館文庫刊)
原案: アイリス・ヤマシタポール・ハギス
脚本: アイリス・ヤマシタ
出演:
渡辺謙
加瀬亮
中村獅童

ブルーレイ版スペック
映像:1080p High Definition 16*9 2.4:1
音声:ドルビーTrueHD5.1ch
字幕:英語/日本語
エンコード:不明

【映画】父親たちの星条旗

映画→映画(2005~2006)
05 /24 2011
父親たちの星条旗
FLAGS OF OUR FATHERS

(2006)
父親たちの星条旗 [Blu-ray]父親たちの星条旗 [Blu-ray]
(2010/04/21)
ライアン・フィリップジェシー・ブラッドフォード

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硫黄島2部作のひとつ。
ブルーレイで買い直し。

メイキング付。

アメリカ側から見た「硫黄島」での出来事と、本国での戦争のための国債運動を描く。

戦争は決して誰かのためでもなく、不毛なものであり、国債のために祭り上げられた兵士たちが勇敢じゃなく戦争で死んだ者にこそ敬意を払うべきという内容。
少なくとも戦地に行っていた人間は国のために戦っていた。国にとってはただの国策でしかなかったとしても。

結局戦争とはなんなのか。また硫黄島での戦いは何をもたらしたのか。
人種のるつぼであるアメリカにおいての英雄と人種の問題、イラクでの戦争が長引いていたアメリカへのひとつの警鐘としての映画だったのではないかと思う。

またやはりこの映画の素晴らしいこととして、アメリカ讃歌のための映画ではなく、ただのエンターテイメントでもなくしっかりとした取材、たとえば遺族たちとの接触であったり、もう一つの「硫黄島からの手紙」という日本側からの硫黄島での取材と同時並行で作ったことでよりテーマが映画から浮かび上がってきていると思う。

このどちら側からも描くという手法はものすごく説得させられる。
もちろん単に楽しむ・知る映画としても研ぎ澄まされた演出と脚本だと思う。

監督: クリント・イーストウッド
原作: ジェームズ・ブラッドリー『硫黄島の星条旗』
脚本: ポール・ハギス
出演:
ライアン・フィリップ
ジェシー・ブラッドフォード
アダム・ビーチ


ブルーレイ版スペック
映像:1080p High Definition 16*9 2.4:1
音声:ドルビーデジタル5.1ch
字幕:英語・日本語
エンコード:不明

【映画】ブラッド・ダイヤモンド

映画→映画(2005~2006)
05 /17 2011
ブラッド・ダイヤモンド
BLOOD DIAMOND

(2006)
ブラッド・ダイヤモンド [Blu-ray]ブラッド・ダイヤモンド [Blu-ray]
(2010/04/21)
レオナルド・ディカプリオジャイモン・フンスー

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ブルーレイでぜひとも見返したかったので買った。

主人公の傭兵アーチャーの求めるダイヤ=金、
ジャーナリストのマディーの求める写真=真実
漁師のソロモンの求める息子=自由

3人の想いは交錯する。
交錯するけれども、それは見終わるまで気にならない。
それ以外のことが目について離れないからだ。

舞台は90年代の終わりのアフリカのシオラレオネ。
もともとはリゾートとして観光にも力を入れていたが、ダイヤの利権によって平和が乱された国。
難民は増え、テロも増える。この時のRUFなどの叛乱によって手を切り落とされた老若男女は現在も多いらしい。
少年は捉えられ少年兵として生きなければならず、現在もアフリカ全土で2万人とも20万人とも言われる少年兵が存在する。

これが「THIS IS AFRICA」=「TIA」と呼ばれ、そしてこの映画の舞台であり、下地でもある。

凄惨かつ迫力のあるアクションシーンの連続。
しかしそこで見られるものは決して作り物というだけではない。

見ているだけでも楽しい。
計算しつくされた爆発・CGそして演出。
見ているだけではなくて、ものすごく大きなテーマも持った映画だと思う。
それは見るだけで各々が感じることができると思う。

またブルーレイ版にDVD2枚組の時に収録された特典映像も多く収録されている。

そこで語られているプロフェッショナルの仕事(特にフリータウンの戦闘の緻密さ再現度には驚愕した)や、この映画の下地となった『ブラッド・ダイヤモンド』や、『キンバリー・プロセス』というダイヤモンドを取り扱う際にブラッド・ダイヤモンドを世界から排除するためのシステムに関しての話がたくさん見ることができる。
特に『Blood on the Stone』というドキュメンタリーはすごかった。
現在でも簡単にダイヤモンドは簡単に密輸・販売できる現実。また制定された『キンバリー・システム』の欠陥のついても多く知ることができる。

この映画を見ることで多くの人を虜にした「ダイヤモンド」の原石を巡る多くの血が流れた/流れている事実は知ることがダイヤモンドへの見方や買い方というものも変わってくると思う。

監督: エドワード・ズウィック
原案: チャールズ・リーヴィット、C・ギャビー・ミッチェル
出演:
レオナルド・ディカプリオ
ジャイモン・フンスー
ジェニファー・コネリー

ブルーレイ版スペック
映像:1080p High Definition 16*9 2.4:1
音声:PCM5.1ch
字幕:英語/日本語
エンコード:不明

【映画】スター・ウォーズ シスの復讐

映画→映画(2005~2006)
04 /22 2011
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐
STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH

(2005)
スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]
(2005/11/23)
ヘイデン・クリステンセンユアン・マクレガー

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スター・ウォーズ』エピソード3。
プリクゥエル・トリロジー完結編。

いよいよコンサントが皇帝によって支配され銀河帝国に生まれ変わる。

アナキンがダース・ヴェイダーとなり、彼の「フォースにバランスをもたらす者」としての最後の希望も同時に描かれ、プリクゥエルの最後を飾りながらも見事にオリジナル・トリロジーへの架け橋となった作品。

オビ=ワンとの火山の星での決闘。
クローン・ウォーズという大きな戦争を経てヴェイダーが生まれたこと。
ルークとレイアはヴェイダーに見つからぬようにオルデランとタトゥイーンへ隠されたこと。
ジェダイが皇帝とヴェイダーによって滅ぼされたこと。

これらはエピソード1がはじまるよりも前から設定されていただけに実際に映像として見たときには感動した。
これが見たかったんだ!
そしてタトゥイーンの太陽をバックにエンドロールが流れるシーンでは感動のあまり涙が出た。

そう
タトゥイーンの太陽といえばルーク・スカイウォーカーが生まれ育った場所であり、巣立ちの場所としてもものすごく強烈に印象に残っていたため、やはりあのシーンで終わることは必然であり、もっとも美しい終わり方だと思う。

監督・脚本: ジョージ・ルーカス
音楽: ジョン・ウィリアムズ
出演:
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
ヘイデン・クリステンセン

【映画】RENT

映画→映画(2005~2006)
04 /05 2011
RENT/レント
RENT

(2005)
レント [Blu-ray]レント [Blu-ray]
(2010/04/16)
ジェシー・L・マーティン、ロザリオ・ドーソン

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ブルーレイで買いなおした。

Mpeg2片面2層
音声はリニアPCM/5.1chサラウンド
副音声の監督・キャストによるコメンタリーも収録。
映像特典はDVD版と同じ。
mpeg2で残念な画質かなーと思ったら思いのほかがんばってた。
ただピクチャーレーベルがソニーピクチャーズのデフォルトのものだったのが残念。

ブルーレイ版では特に「「RENT」誕生の軌跡」が収録されたのはうれしい。
あのドキュメンタリーをみて「RENT」が何倍も好きになった。
そのうえで舞台版も見て、どんどんRENTが好きになった。
それから映画版を見直してみるとすごく面白い映画だなと思った。

舞台版のオリジナルキャストを多くそろえたこの映画版。
舞台版よりミュージカル分は少しそぎ落としているけれども、ダイナミックに登場人物隊の心情を伝えるドラマティックな内容。
大事なテーマや原作を作り上げたジョナサン・ラーソンの魂はしっかり生きている。
舞台版をすごく理解しながら作り上げてる映画だよなぁ、と。

No Day But Today。
この映画の中、舞台の中で出てくる言葉。
明日よりも今日を生き抜こうとしている若者たちの葛藤が心強く響いている。
特にエイズもテーマのひとつだけに、同じ年の若者たちが当たり前のように死んでいくことすらも受け入れて前に進んでいく。
その強さは見ていて勇気を与えてくれるようだ。


監督: クリス・コロンバス
原作・作詞・作曲: ジョナサン・ラーソン
出演:
ロザリオ・ドーソン
アダム・パスカル
アンソニー・ラップ
ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア
イディナ・メンゼル

【映画】呪怨パンデミック

映画→映画(2005~2006)
03 /15 2011
呪怨パンデミック
THE GRUDGE 2

(2006)
呪怨 パンデミック ディレクターズカット・スペシャル・エディション [DVD]呪怨 パンデミック ディレクターズカット・スペシャル・エディション [DVD]
(2008/03/28)
ジェニファー・ビールス、エディソン・チャン 他

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清水崇による『呪怨』6作目。
ハリウッド2作目。
日本版とはまた別もの。

前作でサラ・ミシェル・ゲラー扮するカレンが放火した1週間後からの話。

3人の女子高生があの家に入る話。
カレンの妹がカレンを助けるために日本に来る話。
シカゴでの呪怨の連鎖がはじまっている事件。

3つの話が絡み合い、時空も空間も隔てた事件が描かれる。
この構成、そして結末にスタンディングオベーションしたいくらい。
素晴らしい。
前作との絡みや、前作で明かされた悲劇の発端にもさらに深みが増していたもんな…

なによりばらばらの事件の全貌が明かされた後でもう一度頭の中で時系列で組み替えなおすとあまりに計算された脚本に唸ってしまった。

もちろん呪怨シリーズだけに新しい恐怖描写も考えられていたり、日本の予算じゃできなさそうなことに加えて演出と小道具の効いた作り方にすごいなぁと驚くばかり。
アナログだけど、すごく怖い。
いわゆる怖いというよりも、怖いシーンにたどり着くまでの緊張感とただ驚かすだけじゃない間がいいんだよな。


日本版と違って世界に向けて作られた映画なので、日本版よりも説明がやはり多い。
けれどもそのおかげでかな。
ものすごくわかりやすい。
ゆえにミステリのような構造にもなっていると思う。
なにがどうなって、こうなっているのか。
常に少しずつ手がかりが明かされ、それぞれの話が結びついていくんじゃないかと予感させる作り方になってるわけだし。

また効果音や日本的なものを取り入れた音楽もすごく盛り上げてくれる。

見終わって「ああ面白かった」、と言える映画でした。
そしてコメンタリーをみて和気藹々とした雰囲気で語られる撮影や編集の裏話を聞いて、余計にこの監督のお茶目さや遊び心満載に作った映画だったんだと再認識した。


監督: 清水崇
製作: サム・ライミ、一瀬隆重
出演:
アンバー・タンブリン
サラ・ミシェル・ゲラー
アリエル・ケベル
マシュー・ナイト
ジェニファー・ビールス
宇野実彩子
藤貴子
田中碧海

【映画】クローサー

映画→映画(2005~2006)
03 /12 2011
クローサー
CLOSER

(2004)
クローサー [Blu-ray]クローサー [Blu-ray]
(2010/08/25)
ジュリア・ロバーツジュード・ロウ

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アカデミー賞に2部門ノミネートされた作品。
原作は戯曲。

映画館で見てDVDも買って、結局ブルーレイも買っちゃった。
1~2年に1回は見返してるな…

たった4人の登場人物。
それぞれの嘘と真実が織り成す大人の恋愛模様が描かれる。

たったそれだけなのに、ものすごく心打たれる。

以前に女性友人に見せたところ男性2名の心情がなぜそうなるのか理解できない。逆に女性はすごく分かるという。
そんな感想をもらった。
そういうこれを書いてる者としては、男性なんだけども、
男性視点で言わんとしてることは分かるが、なぜ女性が作中の嘘をつくのかが理解できなかった。

最初に見てから5年以上。
4人それぞれの行動の嘘と真実の理由も理屈では理解してるけど、いまも分からないというところは確かにある。

男性は女性をただ愛そうとし、女性は相手と共に幸せになろうとする。
ああ。
ほんとただそれだけの映画なのに。
真実と愛を巡って互いに近づく=「CLOSER」。
ただ近づけばいいだけなのに、どうしてこれほどすれ違うんだろう。

そんな細かい心の機微を丁寧に描いた素晴らしい作品だと思う。
心の機微を嘘が入り混じったセリフと演技で表現することこそがこの映画の肝であるだけに、役者たちの演技も恐ろしく鋭い。
だから心が打たれるんだろうな…

それとダミアン・ライスの「The Blower's Daughter」の主題歌の使われ方が素晴らしい。
しんみりする。
それだけじゃなくて心に響いてきて離さない。この曲をこの映画とともに聞いたら数時間は意気消沈できる(笑


監督: マイク・ニコルズ
原作戯曲:パトリック・マーバー
主題歌:Damien Rice「The Blower's Daughter」
出演:
ジュード・ロウ
ナタリー・ポートマン
ジュリア・ロバーツ
クライブ・オーウェン

【映画】ザ・センチネル

映画→映画(2005~2006)
11 /08 2010
ザ・センチネル/陰謀の星条旗
THE SENTINEL

(2006)
ザ・センチネル 陰謀の星条旗 [DVD]ザ・センチネル 陰謀の星条旗 [DVD]
(2010/06/25)
マイケル・ダグラスキーファー・サザーランド

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大統領暗殺計画の共犯者はシークレットサービス内に存在する。
いったい誰が。
141年に渡って誰一人裏切り者を出さなかったシークレットサービスに暗雲が立ち込める。

っていうサスペンスもの。

対立するふたりのシークレットサービス。
追う側と追われる側。

追う側がキーファー・サザーランドなのだが、もうジャック・バウアーじゃないか。
立ち居振る舞い。なにより銃を持たせて追う側になった時のたたずまいたるや、もやはジャックそのもの(笑

ふたりの友情という側面や、陰謀が進みやがて暴かれていく過程よりもジャックじゃないか!っていう楽しみの方があまりに楽しすぎて仕方ない(笑


緊張感を出すためのしゃきしゃきした場面の演出は好きかも。
そこはアメリカ映画のお家芸のような気もするけど(笑


監督: クラーク・ジョンソン
原作: ジェラルド・ペティヴィッチ『謀殺の星条旗』
出演:
マイケル・ダグラス
キーファー・サザーランド

【映画】RENT

映画→映画(2005~2006)
06 /18 2010
RENT/レント
RENT

(2005)
レント デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]レント デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
(2008/04/04)
ロザリオ・ドーソンウィルソン・J・ペレディア

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525600min♪
1年という時間を、愛をどう測る?という歌からはじまる「RENT」。

命や愛というものを限りある時間の中でどう育むかという熱いミュージカル映画でした。


監督: クリス・コロンバス
原作・作詞・作曲: ジョナサン・ラーソン
出演:
ロザリオ・ドーソン
アダム・パスカル
アンソニー・ラップ
ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア
イディナ・メンゼル


エイズに同性愛にetc
ニューヨークシティの若者たちの葛藤や死と向き合いながらも今を必死に生きようとする様に、そして自分自身とひたむきに向き合う姿にぐっときた。

マイノリティでもいいじゃない。
社会に入って社会に迎合しようと、それでも自分自身っていうのをできたらもう十分。

共に同じ場所で生活して、社会に反抗し迎合し、愛を育んで、ケンカも仲直りも、死すらも受け止めて。
1日1日をしっかり生きていく。
それを若い感性で感じて表現させるというテーマにぐっとこないわけがない。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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