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【コミック】SHADOW SKILL black wing

コミック→アフタヌーン連載
04 /14 2021
SHADOW SKILL 影技 black wing
岡田芽武
コミックガンマ連載
B00IXC9PKS

死してなお立つ闘志……
ーーー忘れまい

『SHADOW SKILL black wing』本文より

『SHADOW SKILL』コミックガンマ連載分後半再読。

このディアスの死がこのあとの物語に大きな転換点を与えてくれたよな。
そして揺らぐ各国の思惑。
いまクルダという国に何が起きていて何が起ころうとしているか。
また、エレとガウという人間の物語も本当の意味でここからスタートだよな…

【コミック】SHADOW SKILL black howling

コミック→アフタヌーン連載
04 /01 2021
SHADOW SKILL 影技 black howling
岡田芽武
コミックガンマ連載
B00IXC9PKI

我が一撃は
無敵なり

『SHADOW SKILL black howling』本文より

岡田芽武の『SHADOW SKILL』コミックガンマ版の1~2巻収録。

そろそろ全巻一気に読み返そうかと。

この分厚さだけでこの世界の成り立ち、各国の立場、各キャラクターの特徴。
こんなにも濃い世界観だったんか、これ。
アフタヌーン移行以降は刊行ペースゆっくりだったから、毎度前の展開を忘れるということがあったから、いろいろ新鮮なところを見れそう。

【コミック】冒険エレキテ島 2

コミック→アフタヌーン連載
12 /17 2017
冒険エレキテ島
鶴田謙二
アフタヌーン掲載
冒険エレキテ島(2) (KCデラックス アフタヌーン)
鶴田 謙二
講談社 (2017-11-21)
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さあ 行くよ エンデバー!

冒険エレキテ島 2』本文より

冒険エレキテ島』まさかの2巻。
どうせ1巻のまま続きがでないとか単行本が出ないままとかと思ってたら本当に2巻でよった。びっくり。

海と空と女の子と猫と時々裸。うん、文句なしにいい。
この未知の島との遭遇というロマンもいいし、行ってみたら行ってみたで何があるわけでもなく、ただその誰も知らなかったその島の普通の風景がこれでもかと描写される様が美しい。
どこかにありそうでどこにもないこの感じ。

【コミック】ナチュン 4

コミック→アフタヌーン連載
06 /07 2013
ナチュン
都留泰作
アフタヌーン連載
全6巻
ナチュン(4) (アフタヌーンKC)ナチュン(4) (アフタヌーンKC)
(2008/09/22)
都留 泰作

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神様はいるかもしれない いないかもしれない
私にはどっちでもいいんです
「答え」を知りたい それだけです

ナチュン 4』本文より

ナチュン』4巻目。
第一部完結。

暗闇から帰還。

まだ謎は深まるばかり。
なにも解答も行き先すらも分からない。
神の不在/実在。
物語にはそう絡んできたけれども、たぶんそんなもんでは終わらない。

ひたすらに不快だし、ものすごく狭いしそれが苦しくなるほどに息が詰まるマンガだ。

なのに。
2巻くらいからそうだけど。
特に3巻からは特にそう。

「謎」。
それがあまりに魅力的すぎる。
とにかくその謎を知りたいがために、ほんとページが止まらなくなるほどとは思わなかった。


あのさらってきた人間を支配していた海の底にいた者たちはなんだったのかも。
労働とも実験ともつかない仕打ちの意味とは。
メインの話となってきた「サブリミナル」で、それに反応した人間が世界にもたらすものは。

ああ。もうなんだろうな。
この予測もつかない、ゴール地点もわからない。
そして見たことも聞いたことも想像したことも似たものすらないこのマンガはどうやら最後まで見届けてしまうことになりそうだ。

【コミック】ナチュン 3

コミック→アフタヌーン連載
05 /31 2013
ナチュン
都留泰作
アフタヌーン連載
全6巻
ナチュン(3) (アフタヌーンKC)ナチュン(3) (アフタヌーンKC)
(2008/02/22)
都留 泰作

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マジかよ もう……?
再び暗闇
からみあう
肉の塊

ナチュン 3』本文より


ナチュン』3巻目。
宮古島っぽい沖縄のどこかの島の海洋SF。

狭い世界。
暗い世界。
キャラクターに魅力らしい魅力があるわけじゃなく。
漫画としてどうなのかというと、巧くはないんじゃないかと思う。

けれども圧倒的なまでにこのマンガは今まで誰も描けなかった世界を描いてきている。
だからただひたすらこのマンガの持つ謎に迫りたい。

テルヒコが求めた世界の頂点の「何か」とは一体なんなのか。
脳が求める新たな可能性は何をもたらすのか。
泥女は一体何者なのか。
島は何を隠すのか。

謎ばかりが深まっていく。
そしてその魅力を知りたくて知りたくて仕方なくなってきた。
このマンガは一体何を見せてくれるんだろう。マンガの、表現の、そしてなにより誰も見たことのないような物語が紡がれていて、一体どこに続いているのか、って。

【コミック】ナチュン 2

コミック→アフタヌーン連載
05 /09 2012
ナチュン
都留泰作
アフタヌーン連載
ナチュン(2) (アフタヌーンKC)ナチュン(2) (アフタヌーンKC)
(2007/07/23)
都留 泰作

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泥女
けっして息をしてはならない
がまんできるな
そこで お前は 会えるのだから

ナチュン 2』本文より

ナチュン』2巻目。

さらに謎が深まってきた。
宮古島や伊良部島のあたりをベースにした不思議な物語。

ものを話さない女の子。彼女を巡るイルカと生態のわからない彼女の母。
半脳の数学者とイルカの関係性。
それにあの島の忌む習慣と儀式。

異邦人としてこの島の中に入っていったテルナリが目にする謎につぐ謎。

それらの答えが海の中やイルカの生態と深く関わることはよくわかった。
が、奇妙すぎるこの世界はいったいなにをこれから提示してくれるのか。

まだまだこの物語は序盤。
ヒントなのかどうかすらわからないパーツだらけでなにもわからない。

でもしっかりと「謎」と「雰囲気」だけで2冊も読者を引っ張れる内容なのだから、なにかをこのマンガは秘めてるよな…

【コミック】アベノ橋魔法☆商店街

コミック→アフタヌーン連載
02 /17 2012
アベノ橋魔法☆商店街
鶴田謙二
アフタヌーン連載
まんがアベノ橋魔法・商店街~アベノの街に祈りを込めて~ (アフタヌーンKCデラックス)まんがアベノ橋魔法・商店街~アベノの街に祈りを込めて~ (アフタヌーンKCデラックス)
(2002/04/23)
GAINAX

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のん気とは何や
世界のピンチやんけ今

アベノ橋魔法☆商店街』本文より

鶴田謙二版『アベノ橋魔法☆商店街』。
単行本はまだ出てない。
連載で第一部が終るところまでは読んでたけど、本としてはアニメ化の際に出された150pちょっとのムック内の漫画およびイラスト集のみ。

単行本出ていないとは言っても結構収録されているんだけど。


さびれゆくアベノ橋商店街からふとしたきっかけで異世界のアベノ橋商店街を冒険する話。
アルミちゃんとサッシのひと夏の冒険といおうか。
怪獣の世界だったり、温泉の世界だったり、サッシがアルミちゃんと別れたくがないゆえに自分の妄想の冒険の世界へと連れて行きまくる。

またそれが妙に生活臭ただよう世界なんだよなぁ。
恐竜とRPGの世界がごっちゃになったようなとこにせよ、温泉街にせよ。
情緒あふれるといいますか。
ごちゃごちゃしているけれども、そこにその登場人物らしさすらうかがい知れるような散らかし方や家の作りがいいんだよな。

いつもの鶴田謙二ならそれなりにいい年したお嬢さんとかじいさんが主役って感じがするけれども、こういう少年少女もいいじゃないと再読してあらためて思った。

第一部までは完結してるんだし、そこまででいいからいつか単行本化してくれないかなぁ。

【コミック】冒険エレキテ島 1

コミック→アフタヌーン連載
12 /08 2011
冒険エレキテ島
鶴田謙二
アフタヌーン掲載
冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)
(2011/10/21)
鶴田 謙二

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「大島空港管制 こちらミクラ便のソードフィッシュ
大島の波浮港へ飛行中…… …だったけど迷子になりました 助けて」
「こちら大島空港感度良好 みくらちゃんかい?最近多いね 大丈夫?」

冒険エレキテ島 1』本文より

鶴田謙二の『冒険エレキテ島』。
(1)である。
続くのである。
出てしまったからには「そして待つ」「じっと待つ」「ひたすら待つ」。

海洋冒険もの。
太平洋上のどこかをさまよっているという「エレキテ島」を探す話なのだが、もーー
海の表現が素敵。
飛行機も船も素敵だし。
主人公のみくらちゃんの家でのだらしない恰好も生活感がにじみ出てて素晴らしく良い。

もうさ。
海と冒険とその浪漫。
それに尽きる。
こういうどきどきさせられる未知なる場所への冒険っていいもんです。
当分待ってるからいつか2巻出してほしい。

でもってさすらいエマノンとか最終回をとっくの昔に迎えたアベノ橋とかforget me~も待ってます(笑

【コミック】ミミア姫 3

コミック→アフタヌーン連載
09 /28 2011
ミミア姫
ミミア姫の旅立ち~いちばんさいしょの物語~

田中ユタカ
アフタヌーン連載
全3巻
ミミア姫( 3) ミミア姫の旅立ち~いちばんさいしょの物語~  (アフタヌーンKC)ミミア姫( 3) ミミア姫の旅立ち~いちばんさいしょの物語~ (アフタヌーンKC)
(2010/09/22)
田中 ユタカ

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神さま……
それでもわたしは生きたいです
もう取り返しがつかなくても
それでも生まれたいです。

『ミミア姫 3』本文より

『ミミア姫』最終巻。
ものすごく分厚くてびっくりした。

最後の旅立ちの時が描かれた。
そしてこの物語の最後も。
いや、最初なのか。

愛され生まれること。愛されずに生まれること。
それでも生まれてきなさいとやさしく語りかけてくる物語だった。

人が生まれてくることの愛おしさを感じずにはいられない。

そのテーマを描くための壮大な世界観に、鬼との戦い。
子供たちを守ろうとする人たち。
そして攻めてくる鬼たちが一掃されていく悲壮感。

天使や鬼たちが生きようとすること、それでも死んでしまうこと。
そのひとつひとつが心に響いてきた。

激しい戦争を経たあとのラストもじーんときた。


「愛人 AI-REN」では愛することを描いていたけれども、この『ミミア姫』では生まれてくることっていうのをまっすぐに描いてた。
世界はこんなにも生まれてくることを待っていてくれている。そうあるべきなんだと感じることができたマンガでした。

【コミック】ぢごぷり 2

コミック→アフタヌーン連載
08 /22 2011
ぢごぷり
木尾士目
アフタヌーン連載
ぢごぷり(2) <完> (アフタヌーンKC)ぢごぷり(2) <完> (アフタヌーンKC)
(2010/07/23)
木尾 士目

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「本物の刑務所の中って「子育ての無い世界」だよね?」
「その考えは今すぐ忘れろマミーブレイン」

ぢごぷり 2』本文より

ぢごぷり』最終巻。
生後25日以降が2巻の内容。

もう母親ってすごいよな…、と。
眠れぬ日々とストレスのたまる日々がひたすらに続くさまは驚愕。
そして母性という本能をそんなものはないっと真っ向から否定する様にはちょっとびっくりした。
あ、そういうものなんだ。

子育ての地獄っぷりと、なんとかなってしまう様にほほーと思いながら読んだ。

子供を殺してしまうというニュースに対しての、ある種の理解もこれを読んでいたら納得もできるくらい。
それくらいに子育ての難しさと閉塞感があって、そして誰かに助けを求められなくなってしまった親と子の悲劇だよな。

外に手を伸ばしてから先の子育てにはようやく救いのようなものが見られてようやく読むのが単純に楽しくなった。
もーーーー、それまでの窮屈でストレスのたまる内容だったもんなぁ。

リアルな子育てマンガと言われたこの作品、しっかり堪能し、勉強になりました。

【コミック】茄子(新装版)

コミック→アフタヌーン連載
08 /25 2010
茄子(新装版)
黒田硫黄
アフタヌーン連載
全2巻
新装版 茄子 上 (アフタヌーンKC)新装版 茄子 上 (アフタヌーンKC)
(2009/01/23)
黒田 硫黄

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プロってのは仕事以上のことをやっちまう奴だって
そうでんきゃ そうでなくちゃあ
生まれた土地から出ていけないだろう?
俺は遠くへ行きたいんだ

茄子(新装版) 上』収録『アンダルシアの夏』本文より

茄子を読んだ。
いつかは読みたいと思っていたのだけれども、少し不思議で懐かしく、どこか現実的な話が多く収録されていた。

どこかしらで「茄子」というキーワードが出てくる以外は単純に短編。
茄子がキーワードだけど、必ずと言っていいほど人間的なテーマに辿りつくという不思議なものが多かったです。

短編好きとしては内容濃い上に人間的である、ただそれだけで楽しくてしょうがないです。
なんかね。
読むほどになんか味が出てくるんだよなぁ

【コミック】ぢごぷり 1

コミック→アフタヌーン連載
07 /11 2010
ぢごぷり
木尾士目
アフタヌーン連載
ぢごぷり(1) (アフタヌーンKC)ぢごぷり(1) (アフタヌーンKC)
(2009/05/22)
木尾 士目

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おっぱいも何度もあげた
それ以上におむつも替えてる
なのになぜ 夜中に何度も何度も何度も泣くんだろう……

ぢごぷり 1』本文より

育児マンガ。
木尾士目が育児マンガかよ!?

それがまたさ…
なんだこの魂の込め方は…

ぞっとするほどに、気持ち悪いほどに伝わる描き方だな…
育児マンガ?ふーん、くらいの気持ちで読んでみたらこれはとんでもない。

いつまでも終わらない日々。
1日1日がまるで同じことの繰り返しのような毎日。
朝も昼も夜中もない生活。
母親っていうのはこれほどまでにすごい存在なのかと、そして自分たちは生後まもなくの時期にどれだけの迷惑ってやつをかけたのか。
それを見せ付けられたような気がします。

育児が幸せ感と苦労の中で行われてるっていうイメージのマンガかと思いきや、ものすんごく暗い部分が8割ほどを占めてます。
その説得力ってのがまたスゴイ…

【コミック】細腕三畳紀

コミック→アフタヌーン連載
11 /06 2009
細腕三畳紀
あさりよしとお
アフタヌーン連載
全1巻
細腕三畳紀 (アフタヌーンKC)細腕三畳紀 (アフタヌーンKC)
(2001/12)
あさり よしとお

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赤くなっておいしそうだよ おねーちゃん…

あーーっ もうイヤーー!!

細腕三畳紀』本文より

もうなにがやりたいのかわからないよ、この本 ('A`)

あんだけかわいい三葉虫たんになんてことをっ、ってな短編が収録されている『細腕三畳紀』。

不思議と人間じゃない話がちょっと面白かったりする。
けどやっぱりどうにも面白さが見出しにくいなと思って最後のページをめくったらなんか救われた気がした。

【コミック】ハトのおよめさん 7

コミック→アフタヌーン連載
07 /07 2009
ハトのおよめさん 7
ハグキ
アフタヌーン連載
ハトのおよめさん 7 (アフタヌーンKCデラックス)ハトのおよめさん 7 (アフタヌーンKCデラックス)
(2008/10/23)
ハグキ

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「最近つかれやすくてな 肩コリやめまいも多いんだ 働きすぎかな……?」
「心配ね…… 一応調べておいたほうがいいわよ ウィキペディアで」
「俺の健康状態は載ってねーだろ!!」

ハトのおよめさん 7』本文より

ハトよめ』7巻読了。
あぁ原油高の頃の話か、などと当時何が話題になっていたのかが分かりやすいマンガ。

アメリカンジョークが効きまくった野球の話が面白い。
ブラックがもともと「ハトよめ」の持ち味だが、アメリカっぽさを出すとなんでこんなに自然に見えてくるんだろう(笑

他にも喋れないアナウンサーとか、いつの間にかグルメ番組だらけになっている現実の話に頷きながら読んでた。
(それにしても頷きながら読むって…、慣れって恐ろしいもんだなw

【コミック】カラスヤサトシ 4

コミック→アフタヌーン連載
06 /03 2009
カラスヤサトシ 4
カラスヤサトシ
アフタヌーン連載
カラスヤサトシ 4 (アフタヌーンKC)カラスヤサトシ 4 (アフタヌーンKC)
(2009/05/22)
カラスヤ サトシ

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これは…もしかしてモテてるのか!?

え~とそうですね~
ハッキリとものを言ってくれる人かな!

あっじゃあ…
「うわっキモい」とかですか?

カラスヤサトシ 4』本文より

2巻が出た頃。
なんとかく共感はできなくもないが、ところどころで何を言いたいのかどこが面白いのか理解に苦しむ。
けどおもろいからいっか、と思って読んでいた。

あれから数年。
最新巻が出たので買った。

わかった。
わかってきた。

社会人で人に理解されづらい趣味をもったまま生きてるとどんどん回りから浮いてくるということを。
そうまさにカラスヤさんのように。

きっかけがないわけじゃない。
どんどん動いて恋をゲットとかそんなことはしない。

だから出会いなどないようなものだし、あってもどうも合わないなという人としか出会わない。

ゆえにどんどん趣味が高じて回りとの垣根は高くなるばかり。
その趣味に没頭するのは非常に楽しい時間なのだが…。
しかも一人でできる趣味だと余計に…

これかっ。
こういうことかっ。

社会人というものを経験してみてはじめてこの『カラスヤサトシ』という本の真の面白さに共感した。
うわーまさかこの本がここまで楽しいものに感じられるとは。


orz


どこかに体動かすのが好きで旅行が好きで、アニメやゲーム・コミック好きで、ミステリなんかの小説も読んで、そんでもって海外の映画が好きな女の子ってどこかにいないもんだろか。
そういう人実際にいたら話弾むだろうなぁとは思うんだが、そんな人会った事ないです(笑

【コミック】ミミア姫 2

コミック→アフタヌーン連載
01 /04 2009
ミミア姫
騎士の帰還~光の羽の少年~

田中ユタカ
アフタヌーン連載
ミミア姫 2 (2) (アフタヌーンKC)ミミア姫 2 (2) (アフタヌーンKC)
(2008/03/21)
田中 ユタカ

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母さまはいま何も怖いものなどありませんよ
誇りとよろこびを持って これこそが自分の人生だと言えます
あなたが生まれてくれて
母さまの人生はとても豊かでしあわせなものになりました

ミミア姫 2』本文より


ミミア姫』2巻目。
優しさが包むこの世界を「死」や「病気」「鬼」と言った要素が現れはじめる。

いよいよ物語が動き始めた。

周りの人や母からの優しさや愛だけではない。
過酷な運命と出会う中でのミミア姫の成長も非常に見もの。

なによりも彼女が待ち続け、ミミア姫と同じように未来が見えない存在であるルロウの登場。
彼の登場から物語は実質的に動き始めたように感じる。

でも彼とともに不穏なことが少しずつ起こってきているのが、ちょっと不安。
さてこの先どういった方向へ進むのか。
まさに期待と不安が入り乱れてます。


愛情って点ではミミア姫の母の言葉がなんとも言葉に響いた。
母の愛ってこういうことなんだよなぁ…

【コミック】アンダーカレント

コミック→アフタヌーン連載
01 /03 2009
アンダーカレント undercurrent
豊田徹也
アフタヌーン連載
全1巻
アンダーカレント  アフタヌーンKCDXアンダーカレント アフタヌーンKCDX
(2005/11/22)
豊田 徹也

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ふむ……
それではひとつ訊きたいんですが
人をわかるってどういうことですか?

アンダーカレント』本文より

豊田徹也の『アンダーカレント』。
意味は「下層の水流」や「暗流」。

夫がなにも言わずに失踪した。
なぜか。考えても分からず。
本当に自分は夫のことを知っていたのか。

そうした事件から物語ははじまる。

終始淡々とした語り口で進んでいく。
話のあらすじも非常に説明しづらい上に、説明するとなんの面白みもないものに思えてしまう。

いやいや、話の筋はそうかもしれないのだが非常に繊細な感情の揺れを描いている。
だが、その本質が見えないことの不安の描き方にこちらも不安になる。

人は誰しも人のことを完全にはできないもの。
しかし、日常生活においてそんなことは気にしないものだと思う。
この本ではその不安が表出していく。

いったい誰がなにを考えて行動しているのか。
自分のことですらも理解できないことへの静かな慟哭。

もうそのあたりの感情表現と物語への組み込ませ方がすごく上手い。
読んでいる最中は終始不安で、最終話を読み終わったときの開放感には本当にほっとした。

ちょっと暗めな話や感情重視の話を読みたいときには是非に。

【コミック】ハトのおよめさん 6

コミック→アフタヌーン連載
01 /01 2009
ハトのおよめさん 6
ハグキ
アフタヌーン連載
ハトのおよめさん 6 (6) (アフタヌーンKCデラックス)ハトのおよめさん 6 (6) (アフタヌーンKCデラックス)
(2007/10/23)
ハグキ

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とんでもね―― ワタシゃ神様じゃよ

ドリフのコントはいいですから……

ハトよめ 6』本文より

もはやなぜ笑えるのか分からないのが悔しいがたしかに面白いブラックユーモアたっぷりの『ハトよめ』。

なんだかトニャーが庶民っぷりを発揮しすぎてなんかイヤだ。
おまえはもっとある意味できるやつだったはずなのに(笑
嗚呼。転落してからの人生はほんと庶民派だよなぁ。

リアルっぽい人生ゲームと無意味な字幕が妙に笑いを誘うジャパ○ットっぽいテレビショッピングが6巻では好み。

【コミック】ミミア姫 1

コミック→アフタヌーン連載
10 /18 2008
ミミア姫
「雲の都」のミミア姫~光の羽根のない子ども~

田中ユタカ
アフタヌーン連載
ミミア姫 1 (1) (アフタヌーンKC)ミミア姫 1 (1) (アフタヌーンKC)
(2007/07/23)
田中 ユタカ

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光の羽根もなんの「ちから」も持たずに生まれてきたわたくしですが
今日までこうして大きくなってきました
愛されたり…… がんばったりして……
大きくなりました……

ミミア姫 1』本文より

完結してから読もうと思っていたのだが結局手を出してしまった。
「愛人-AIREN-」を一気に読んで感銘を受けたので、「ミミア姫」も完結してから一気に読みたいなぁと思ってたんだけど(笑

内容も本質的に変わっていなくて安心した。
それどころか今回はあまりにストレートなテーマだ。

生まれてくることの素晴らしさ。
生きている世界を愛すること、そして愛されること。

「生きる」ことそのものについてを、羽根を持つ人たちの中で唯一羽根をもたないお姫様を通して語っていく。

そんな優しさに満ち溢れた世界観を持つお話でした。


1巻の時点ですでに田中ユタカ節が炸裂です。

そして今後どう話を転がしていくのかさっぱり分からない。
哀しい出来事も事件もなく、ものすごくほほえましい話が語られていくだけに今後が予想できない。
しかしミミア姫という人物のいる周りと違う特殊な人物であり、幸せな中にほんの少しだけ存在する不安材料のようなものがどう展開していくか…

なんだか1巻の時点で無風状態にも関わらず波乱の予感がする(笑

【コミック】ナチュン 1

コミック→アフタヌーン連載
10 /05 2008
ナチュン
都留泰作
アフタヌーン連載
ナチュン 1 (1) (アフタヌーンKC)ナチュン 1 (1) (アフタヌーンKC)
(2007/02/23)
都留 泰作

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そうだ こいつらがねむりこけている間に
いっそ世界を征服してやるってのはどうだ?
ぜんぶひっくるめて このクソッタレな 世界の王に!

ナチュン 1』本文より

沖縄SFマンガ『ナチュン』1巻。

うわ…
ちょ、ここの舞台行ったことあるわ…
実際にある地名を少し変えただけだし、地図も反転させてる。
坂の多い道もあったし、近くのジャンボジェット機の練習場も見に行ったなぁ。

さてこの『ナチュン』。
さっぱり1巻だけじゃ分からない。

世界的な数学の天才がイルカに何かを見出したが、世界に失笑された。
しかしその教授が作ったビデオを見た主人公がなにかをひらめく。
その確信を確かめるために沖縄からさらに遠い込屋群島にやってくる。
その海の中でイルカと戯れる口がきけない少女と出会う。


主人公のなんとうざいことか(笑
彼は世界征服をたくらむためにイルカに隠された生態を解き明かそうとする。
しかも一人で。
だから誰もに相手にされないし、嘲笑もされる。

どーしようもない彼なものだから、自然とヘンな奴が回りに集まり始める。
そしてヘンなのは人だけじゃない。

どこか退廃的なSF世界として描かれる沖縄の宮古島も不思議な印象を受ける。
彼から見た世界はこう見えるということだろうか。

まぁなんとも不気味で不思議な世界設定にはなんか惹かれるなぁ。
同じアフタヌーンで掲載されていた『EDEN』と似たような印象を受けました。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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