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【コミック】服を着るならこんなふうに 2

コミック→少年エース系コミック
07 /12 2019
服を着るならこんなふうに 2
漫画:縞野やえ
企画協力:MB
WEB NEWTYPE連載
服を着るならこんなふうに (2) (単行本コミックス)
縞野やえ
KADOKAWA/角川書店 (2016-03-10)
売り上げランキング: 35,434

じゃあ 本当にお兄ちゃんは一人で勝手にファッション躁になってただけなの!?

服を着るならこんなふうに 2』本文より

服を着るならこんなふうに』2巻。

一気にファッションのレベルが上がったというか、文句なしに格好いいバランスを手に入れ、
そして躁状態へ吹っ切れるあたり、おそろしい勢いでまさに「服を着るならこんなふうに」をこれでもかと見せつけられた。
すげぇ。
これは確かに見せ方の勉強になる。

【コミック】服を着るならこんなふうに 1

コミック→少年エース系コミック
05 /03 2019
服を着るならこんなふうに 1
漫画:縞野やえ
企画協力:MB
WEB NEWTYPE連載
服を着るならこんなふうに (1) (単行本コミックス)
縞野やえ
KADOKAWA/角川書店 (2015-12-10)
売り上げランキング: 16,246

だから昨日も言ったでしょ
高い服やブランドが格好いいわけじゃないって
全身のコーディネイトが人をバランスよく見せるのよ

服を着るならこんなふうに 1』本文より

服を着るならこんなふうに』1巻。

これはわかりやすい!
このバランスなのか!?

見せ方とどう見えるのか。どう選ぶとどんなバランスになるのか。
それが非常にわかりやすい。

あと妹とのコーディネイトのやりとりの応酬がたいへん楽しい。

【コミック】マルとほね 佐藤ショウジ初期作品集

コミック→少年エース系コミック
08 /13 2018
マルとほね 佐藤ショウジ初期作品集
佐藤ショウジ
ヤングキングアワーズ連載
マルとほね 佐藤ショウジ初期作品集 (ドラゴンコミックスエイジ さ 1-5-1)
佐藤 ショウジ
KADOKAWA/富士見書房 (2015-11-05)
売り上げランキング: 60,965

やっぱりいるんだ!!
ガイコツやあ~~い

マルとほね 佐藤ショウジ初期作品集』本文より

佐藤ショウジの『マルとほね』。
ふたりぼっち伝説などを収録。

あああああ。ふたりぼっち伝説を未収録話ふくめてを一気に読める幸せ。
こんなにあったのか。
いろいろ懐かしい。
いいなぁ。このマルチナとガイコツのやりとり。

【コミック】マリアナ伝説 DEEP 下

コミック→少年エース系コミック
06 /21 2014
マリアナ伝説 DEEP 下
ゆうきまさみ田丸浩史
ドラゴンエイジ連載
全2巻
マリアナ伝説 DEEP (下) (マジキューコミックス)マリアナ伝説 DEEP (下) (マジキューコミックス)
(2011/07/25)
ゆうきまさみ、田丸 浩史 他

商品詳細を見る

濡れた着物が貼り付いてそこからチラリとスク水でもうわたくしはっ
うん そうだね あんたはね

マリアナ伝説 DEEP 下』本文より

マリアナ伝説』下巻。
水球とかシンクロはどこいったのか。
いや、シンクロはやっているんだけど、これはもうまさに田丸節が炸裂しとる。
ああ、なんていうか男連中みんなラブやんのフサさんに置き換えても大丈夫やん的な。
いつもの田丸浩史作品だな、と。

勢いと、ほどよい脱力感のあるエロ感と。

あとびっくりしたのは意外なほどにピュアなラブストーリーでもできるやん、と(笑
一瞬だけだったが。
うわ、これラブやんでいつか見てぇぇぇぇ。

【コミック】マリアナ伝説 DEEP 上

コミック→少年エース系コミック
06 /01 2014
マリアナ伝説 DEEP 上
ゆうきまさみ田丸浩史
ドラゴンエイジ連載
全2巻
マリアナ伝説 DEEP (上) (マジキューコミックス)マリアナ伝説 DEEP (上) (マジキューコミックス)
(2011/07/25)
ゆうきまさみ、田丸 浩史 他

商品詳細を見る

ところでおぬし
もっとエレガントに泳げんのか?

マリアナ伝説 DEEP 上』本文より

新装版というか完全版というか。
読み返してみた。

ふむ。
最初ってこんなに水球とかシンクロちゃんとやってたんだ(笑

ゆうきまさみの脱力系スポーツものから、だんだんと田丸浩史分に浸食されていくかのような脱線ぶり。この脱力感。
たまらなくラブやんに通じる成分が増えていくのににやにや。
それでもゆうきまさみっぽさも抜けきらない、こういう合作だからこそだよなー。

無駄にいろんなおまけ要素もこれでもかと詰め込んであるのも、こういう完全版っぽいものの特典だな。
読んでて楽しい。


肌色成分だらけなのに、男ばっかりしかでてこねー。
ヒロインっぽいのもそういえば下巻にならないとほとんど活躍すらしないのな。

【コミック】壬生義士伝 1

コミック→少年エース系コミック
03 /02 2014
壬生義士伝
原作:浅田次郎
漫画:ながやす巧
コミックチャージ連載
壬生義士伝 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 20-1)壬生義士伝 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 20-1)
(2008/05/02)
ながやす 巧、浅田 次郎 他

商品詳細を見る

死にだぐねぇがら
人を殺したのす!

壬生義士伝 1』本文より


小説のコミカライズだと思っていたら本気を見てびびった。
この吉村貫一郎という新撰組隊士の描き方と、歴史的な側面。
おそらくこれから様々な人物の視点で描かれる彼と彼の生きた生き様が見れそう。

なんていうか、ただのコミカライズだなと思っていたら度肝を抜かれる。
一気にこの世界へと沈めさせられるかのような重く深い雰囲気をもった作品じゃあないか。

まぁしかし案の定チャージ連載なので完結もせず、講談社に移ったあとも現時点ではまだ完結せずの状態か…

【コミック】光圀伝 1

コミック→少年エース系コミック
03 /01 2014
光圀伝
原作:冲方丁
漫画:三宅乱丈
サムライエース連載
光圀伝 (一) (単行本コミックス)光圀伝 (一) (単行本コミックス)
(2012/09/04)
三宅 乱丈

商品詳細を見る

余にとって父が全てだった

光圀伝 1』本文より


コミック版『光圀伝』。
やんちゃだったころの幼少期。
それだけでもものすんごい幼少期。
父の要望をすべて叶え、父のために生きる光圀。
そして兄とも少しずつ心を近づけていく。

武の父と、知の兄の心を両方とも兼ね備えていってる。
その様、まさに激動。

原作を読んで、村上版水戸黄門を読んでから読むと、すべてのエピソードがまた違って見えてくるから不思議。
最初のプロローグである光圀晩年のエピソードがまたいい味だしてる。

【コミック】遊撃宇宙戦艦ナデシコ 下

コミック→少年エース系コミック
08 /28 2012
遊撃宇宙戦艦ナデシコ
麻宮騎亜
少年エース連載
文庫版全2巻
遊撃宇宙戦艦ナデシコ 下 (ぶんか社コミック文庫)遊撃宇宙戦艦ナデシコ 下 (ぶんか社コミック文庫)
(2008/09/20)
麻宮 騎亜

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ただダラダラ生きているだけなら死んでいるのと同じだろ
なぜ自分が生きているかということを考えてみろ

遊撃宇宙戦艦ナデシコ 下』本文より

『ナデシコ』下巻。

SF分のもうひとつの面白み、並行宇宙と存在をかけた戦いがはじまった。

なりたい自分に悩むアキトを上巻で描き、今度は並行宇宙の自分との戦いを通して自分がなろうとするものを必死で考え始める。
自分の存在を確立させるために並行宇宙の自分達とのどちらが生きてゆくことができるかという戦いをさせるのかよ!
すごいな…
しっかりストーリーとテーマがこんなに合致してたのか!?

青春を通り過ぎた大人のための物語だな。
こりゃ読んでた当時わからないわけだ。

角川の単行本で収録されていなかった書き下ろしの『宇宙戦艦カグヤ』のヤマトのルリの物語もすごく興味深い。
呪術を用いるヤマトのある種の怨念と様々な並行宇宙の存在を匂わせることで、このコミック版のナデシコをさらに補完してるな…

そういや、今回読んでなにげにナデシコのスポンサーの経緯において「サイレントメビウス」の世界観の延長線上と繋げていて思わずニヤリ。
スぺオペSFに呪術や陰陽道を取り混ぜるのかよと少し思いながら読んでて、サイレントの延長戦上ならそれもありかと思わず納得してしまった。

【コミック】遊撃宇宙戦艦ナデシコ 上

コミック→少年エース系コミック
08 /27 2012
遊撃宇宙戦艦ナデシコ
麻宮騎亜
少年エース連載
文庫版全2巻
遊撃宇宙戦艦ナデシコ 上 (ぶんか社コミック文庫)遊撃宇宙戦艦ナデシコ 上 (ぶんか社コミック文庫)
(2008/09/20)
麻宮 騎亜

商品詳細を見る

私の行く場所……
戻る場所……

遊撃宇宙戦艦ナデシコ 上』本文より

文庫版で再読。
90年代にこれに出会ったのもアニメを見だした理由のひとつだろうなぁ。
TVは終了してから、劇場版はしっかり劇場版まで見に行ったクチ。
もちろんこのコミック版も買ったのだがあんまり好きじゃなかった。

そりゃ後藤圭二の絵とあのストーリーのコミカライズと思っていたら、なにか違うものが出てきたって思ってたから。

あれから十数年。
いま読んでみると非常に面白い。

何者にもなれず、「何か」という漠然としたことをしようとする若者たちのもがきとSFが見事にマッチしてる。
もちろんナデシコはヤマトを多く意識した作りとなっていて、そしてなにより群像劇、そして現代的な自分探しを重ね合わせているかのようだ。

それに「海のトリトン」のように一体自分たちは何と戦って、争っているのかも理解していく謎解きと謎に突き当たった時の衝撃というものも巧いこと考えられてるんだなと思った。

いろいろSFを見たりした今だからこそ、当時と違った見方がたくさんできて非常に面白い。

【コミック】リーンカドラー

コミック→少年エース系コミック
02 /06 2012
リーンカドラー REEN KADORER
CARNELIAN
コンプティーク連載

私も光輝の天使!
未来の英雄をせまりくる暗雲から守ってみせます!!

リーンカドラー』本文より

『REEN KADORER プロローグ総集編+第04話』。
実家からコンプティーク2001年12月号の特別付録としてついてた冊子が出てきたので読み返した。
2000年10月から12月に掲載された3話に新作4話を収録した冊子。

ひとりの少年と、ひとりの少女が出会って冒険する。
少年は未来の英雄で、少女は天使。でも二面性がある。
その旅路のはじまりのところで終わってた。

当時マスコットキャラのほげぷーさんがもてはやされたりとか、「顔のない月」の大ヒットでCANELIANがすごく人気の絵師になったり。
そんな時の連載だったからコンプティークの看板になり、休載が1年に及ぼうともつなぎの企画でほんとに繋いでしまったり。

惜しむらくはこの冊子の70Pしか本編を見れなかったことだろな。

【コミック】サマーウォーズ キング・カズマVSクイーン・オズ 1

コミック→少年エース系コミック
09 /07 2011
サマーウォーズ キング・カズマvsクイーン・オズ 1
原作:細田守
漫画:上田夢人
コンプエース連載
全2巻
サマーウォーズ キング・カズマvsクイーン・オズ (1) (カドカワコミックスAエース)サマーウォーズ キング・カズマvsクイーン・オズ (1) (カドカワコミックスAエース)
(2010/03/10)
上田 夢人

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「心を鍛えるって言われても… そんなのどうしていいかわかんないよ」
「それはワシが言葉で教えられるもんじゃあない
日々の鍛錬の中で己の手で掴むものじゃからの」

『サマーウォーズ キング・カズマvsクイーン・オズ 1』本文より

サマー・ウォーズ」のスピンオフ。
キング・カズマが最強となるまでの佳主馬のお話。

ひどいいじめられっ子だった時からどんどん変わっていく様が描かれてる。
ああ。こういう背景があったからこその、本編では超然としていながらどこか弱いところもあったわけか。
彼の強さの根本と心の強さってものを見た気がした。

本編のように家族の話だけではなく、佳主馬の同級生たちとの関係が見れた。少しずつ狭まっていく友達関係がなんともいいよなぁ。

【コミック】マリアナ伝説

コミック→少年エース系コミック
08 /16 2011
マリアナ伝説
ゆうきまさみ田丸浩史
ドラゴンエイジ連載
全3巻
マリアナ伝説 (1) (ドラゴンコミックス)マリアナ伝説 (1) (ドラゴンコミックス)
(2003/11)
ゆうき まさみ、田丸 浩史 他

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「つまりアレか こっちも負けじと汁が分泌するくらいにいちゃついてやればイイのだな」
「その通りです!
ヤツラに真の汁っ気というモノを思い知らせて下さい!!」

マリアナ伝説』本文より

ゆうきまさみ田丸浩史の『マリアナ伝説』。
なんという組み合わせ。

そもそもシンクロでマッチョ野郎どもとスク水女子高生とマッチョジジイの競演というビジュアルに驚愕。
なんだこのインパクト。

田丸浩史っぽさだけじゃなくて、ゆうきまさみ成分が混じってなんともいえない雰囲気を醸しだしとる。

いや、もう、なにこれ(笑(褒め言葉
いろいろ強烈。

【コミック】キャッスルファンタジア 黎明編

コミック→少年エース系コミック
05 /20 2010
キャッスルファンタジア 黎明編
原作:スタジオ・エゴ
漫画:山本和枝
コンプエース連載
キャッスルファンタジア 黎明編 (角川コミックス・エース 143-2)キャッスルファンタジア 黎明編 (角川コミックス・エース 143-2)
(2008/05/26)
山本 和枝

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幾多の戦場に赴いた君ならよい教官になるだろう
頼むよアルテア

キャッスルファンタジア 黎明編』本文より

キャッスルファンタジア 聖魔大戦』の前日譚である『アリハト戦記』のプロローグ。

うわっ。
山本和枝のマンガがいつの間にか出てるだと!?
しかもキャッスルファンタジア
黎明編ってことはプロローグ!?
なんて懐かしいタイトルなんだ。


読んでいてアルテアって誰だよ…なんて思ってたらヒューイとかデュシスなんて懐かしい名前が。
うーわー。
しかもヒューイ若ぇよっ。
まさか聖魔大戦がしっかり絡んでるとは。
今更キャッスルファンタジアもないだろうし、何か新作出たからそのコラボだろうし、山本和枝の絵をひたすら楽しもうかくらいの勢いで読んでみたらまさかこんな驚きがあろうとは思わなかった。

いつの間にか聖魔大戦の前日譚である『アリハト戦記』なるものが出てたんだなぁ。

ちょうどキャッスルファンタジアを楽しんでたのが『エレンシア戦記』とか『聖魔大戦』のリニューアルの頃だからあの懐かしい雰囲気を楽しめただけで満足。
今にして思えば音声認識で楽しんだゲームって『エレンシア戦記』くらいかも(笑
もう何もかもが懐かしい。
そういえば『聖魔大戦』のリニューアルの時に山本和枝のサイン会にも行った事もあったっけ。
今も大事に置いてます。

【コミック】最近のヒロシ。

コミック→少年エース系コミック
12 /06 2009
最近のヒロシ。 1999-2002
田丸浩史
エースネクスト連載
最近のヒロシ。 (角川コミックス・エース・エクストラ)最近のヒロシ。 (角川コミックス・エース・エクストラ)
(2002/12)
田丸 浩史

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こんな31歳が生きていける日本ってイイ国だと思うですよ。

最近のヒロシ。』本文より

田丸浩史の絵日記。
イイ年齢した大人たちが集いに集ってどうでもいいことに花を咲かせるような日常の日記。
やっぱ男の子っていつまで経っても中2だよな、とちょっと思った(笑

また、なにげにご近所さんでびっくりした。
たぶんそんなに遠くない。

それと田丸浩史から「ラブやん」というものが創造されたのが分かった気がした。
読んでみて田丸浩史という人物に親近感が沸いた。

【コミック】マリオネットジェネレーション

コミック→少年エース系コミック
02 /20 2009
マリオネットジェネレーション
美樹本晴彦
ニュータイプ連載
全5巻
マリオネットジェネレーション 1 (1)マリオネットジェネレーション 1 (1)
(1989/07)
美樹本 晴彦

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コレでいい
アレでいい
ソレでいいばっかりじゃなくてェ
もっとこうはっきりとォ 何て言えばいいのか分からないけどォ…
らんちの事だって それに… それに……

マリオネットジェネレーション 5』本文より

美樹本晴彦の初コミック(だったかな)の『マリオネットジェネレーション』。
80年代の終わりから90年代前半にかけてニュータイプで連載されたマンガ。
でもさすがに知ってる人なんてほとんどいないんだろうなぁ。

正統派のオタク向けラブコメという時代の最先端を行っていたといっても過言ではあるまい(笑


売れないマンガ家とおしかけ弟子のかわいい中学生、そして不思議ななぜか自我を持ってしまったかあいらしい人形。
彼らのどたばた恋愛劇。

どたばたというよりも、少し不思議な日常って言った方がしっくりくるかな。
彼らのピュアっぷりと日常シーンのなんとも日常な感じがかなりイイ!
なんにも起きないわけだけど、基本なんでもないシーンが楽しくてわくわくしながら読めます。

また、90年代前半としか思えないようなくるくる変わる服装も楽しいところ。
むしろ美樹本晴彦の現代モノは服を見てるだけでもめっさ楽しいもんです(笑


マクロスやecoleのようなSFもいいけど、こういうのも久々に読んでみたいなぁ。

【コミック】紅い足痕

コミック→少年エース系コミック
02 /18 2009
犬狼伝説 紅い足痕
杉浦守
原作:押井守「ケルベロスの島」より
エース特濃連載
犬狼伝説 紅い足痕 (100%コミックス)犬狼伝説 紅い足痕 (100%コミックス)
(2005/10/26)
杉浦 守押井 守

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切り取られ凍てついた一瞬は それ故に永遠である……
そして見えているものとは……
見たいと望んだその対象に他ならない

紅い足痕』本文より

押井守の「犬狼伝説」の中の映画のために書かれたという脚本「ケルベロスの島」のコミカライズ。

なぜ今更犬狼伝説
もうとっくに終わったものじゃないか。

そう思えてならないんだけれども、どうにも引きつけられるように読んでしまった。
犬狼は藤原カムイの復刻版で読んだんだけど、それも随分前。
なんとなく記憶には残っているんだけれども、全容までは思い出せず。
ただ鮮烈な印象ではあったのは確か。


物語は犬たちによる騒乱から3年後。
祖国を裏切った黒崎を追う紅一。
世界を渡り、黒崎を追う中、紅一もまた公安により追われることとなる。


かつての国のために戦った者たちも人々から存在を忘れられ、自分達の存在意義を失いつつあった。
その自身を探すかのように、そして過去の理想を追い求めた時間を取り返そうとするかのような葛藤が痛々しいまでに伝わってきた。

杉浦守の淡々としている絵なのに、なぜかイメージが言葉ではなく絵から恐ろしいほど伝わってくる。
空気が濃密に描かれているとでも言うんだろうか。
淡々としているのに濃密重厚。
言わば重苦しい。
まさに犬狼伝説の空気そのものだよな…

【コミック】Reverb リバーブ

コミック→少年エース系コミック
02 /14 2009
Reverb リバーブ
美樹本晴彦
コミックドラゴン連載
リバーブ (ドラゴンコミックス)リバーブ (ドラゴンコミックス)
(2001/12)
美樹本 晴彦

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記憶のかけらが
胸の奥でこだました…………

Reverb リバーブ』本文より


まだまだ美樹本晴彦の再読は続きます(笑
Reverb リバーブ』。
90年代の終わりからの01年までの連載。
連載というよりも、連作というべきなのかも。

人の記憶の中を渡って生きている少女「静寂(しじま)」。
彼女とかかわりあった人たちの記憶のかけらを憧憬とともに、ちらっと覗き見るような感じの本。

短編「Cherish」は恋愛を根底においていたけれども、こっちは記憶。
懐かしい風景、当時の面影っていうものを重視しているように見受けられる。
その記憶ってのがなんともはかなくて懐かしくて。
それに加えて、美樹本晴彦の本らしく、やはりこれも時代背景である90年代終わりっていうのを見せてくれる。

それを09年の今読むと、よくもまぁここまで90年代の終わりから00年代のはじめを写し取れたもんだなーと思えてくる。
まさにこんな感じだった。
そういう意味でも懐かしさを堪能しながら再読してました。

【コミック】Cherish

コミック→少年エース系コミック
02 /13 2009
Cherish(チェリッシュ)
美樹本晴彦
コミックGENKi連載
全1巻
チェリッシュ (ニュータイプ100%コミックス)チェリッシュ (ニュータイプ100%コミックス)
(1998/09)
美樹本 晴彦

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みんなつまづいてる でもそこからまた 何か始まる
そんな気がする
今は…

Cherish』本文より

マクロス7トラッシュを一気に読んだので、そのついでに久々に再読。
もうコミックGENKiなんて知ってる人ほとんどいないんだろうなぁ。

美樹本晴彦による90年代前半に書かれた作品を多数収録している短編集。
少年と少女の恋愛物語を一編一編丁寧に描いている。

見てるこっちが恥ずかしくなるわっ(笑
それもいいところなんだけど、時代をまさに切り貼りしたかのような作りも面白い。
ファッションにしても舞台にしても、よくこんなところまでしっかり見てるよなぁと思えてくる。

街の風景にしても、小道具にしても、この時のブームもきっちり書き込まれている。
10年ほど前に読んだときも思ったんだけど、「今はもうないものがたくさん出てくるよなぁ」という懐かしさを覚えたものだけど、今よむとそれ以上。

90年代の最初ってこんなだったよな、そういうことを思い出させてくれる短編集です。

【コミック】マクロス7トラッシュ

コミック→少年エース系コミック
02 /11 2009
マクロス7トラッシュ MACROSS7 TRASH
美樹本晴彦
少年エース連載
全8巻
マクロス7トラッシュ (8) (角川コミックス・エース)マクロス7トラッシュ (8) (角川コミックス・エース)
(2001/06)
美樹本 晴彦

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正直なところ 勝つ自身はまったくないんだ……
ただ 自分より強いかと思うとジッとしていられねェんだ

『マクロス7 TRASH 6』本文より

もう完結してから5年以上経つんだな…

マクロス7の舞台を用いた『マクロス7 TRASH』。

マクロス7と同じ舞台の中で純粋に恋物語を、そして自分探しというものをやってのけた傑作と個人的に思ってる。

なによりキャラクターたちは心情をほとんど語らない。
動きだけで物語を魅せてくれる。
まるでサイレント映画のようなマンガです。

切ないまでの恋あり、友情あり、挫折あり。

でもマクロスらしい物語であるのも確か。
激しいヴァルキリー同士の戦いはないけれども、歌はやはり重要な役目を果たすし、マクロス7のキャラクターの中で重要な役目を果たす者もいる。
アニメの中でのマクロス7の背景であったもうひとつの物語としても十分楽しめるかと思う。
「マクロス7」というアニメ自体が激しいパワーを持つだけに、控えめな印象しかないコミック版だけどかなりいい物語です。

【コミック】てるてる天神通り 1

コミック→少年エース系コミック
10 /12 2008
てるてる天神通り
児玉樹
少年エース連載
てるてる天神通り 1 (1) (角川コミックス・エース 135-6)てるてる天神通り 1 (1) (角川コミックス・エース 135-6)
(2007/11)
児玉 樹

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何しろッ 町内会長の役目はただ一つ!
「ご町内の平和を守ること!」

てるてる天神通り 1』本文より

てるてる天神通り』の1巻。

天神通りの商店街の会長になってしまった主人公の「天」と福の神と幼馴染たちが繰り広げるドタバタ。

不思議なモノが住まう天神通り。
暖かいな商店街の人たち。
そしてなによりかわいい幼馴染たち。

アネから清楚系から元気系までよりどりみどり(笑

でも萌え系に特化せず、あったかい系のお話が多いのがいいよなぁ。

また結構コロコロ変わる普段着も見ていておもしろいものです。
もちろんそれぞれの店のユニフォームももちろんGOODです。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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