【コミック】PLUTO 8

PLUTO プルートゥ 8
浦沢直樹×手塚治虫
ビッグコミックオリジナル連載
PLUTO 8 (ビッグコミックス)PLUTO 8 (ビッグコミックス)
(2009/06/30)
浦沢 直樹

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あなたの理論どおりなら、この地球は滅びる。
どこに隠れていても、私達は死ぬ。
だがね…… 死ぬとわかっていても……
どうせ死ぬとわかっていても、最後まで希望を捨てないのが人間だ。
アトムのようにね。

PLUTO 8』本文より

手塚治虫の鉄腕アトム『地上最大のロボット』原作の浦沢直樹による『PLUTO』完結。


平和や勇気や愛情。
そういった印象を受ける「鉄腕アトム」という話の中でも最も特異とされる話がこの「地上最大のロボット」と聞いていた。

全8巻。
読み終わってみると今までに知っていたアトム像が変化した。
なんだこの深遠なる世界は。

意志を持つロボット、その平和と繁栄の象徴を描きながら同時に人間そのものの業を描くだと…


PLUTOの正体を知ったときにはあまりの衝撃を受けた。
SFでありPLUTOの正体を探るミステリを読んでいたつもりが、突如として現実を見せ付けられたような感じだよな…

このあまりにショッキングなテーマに呆然とさせられてしまった。
これが鉄腕アトムの現代版、か…
現代の様々な場面と照らし合わせながら色々考えさせられました。

うん、なんというか。
このマンガはスゴイ!

tag : PLUTO プルートゥ 浦沢直樹 手塚治虫 ビッグコミックオリジナル

【コミック】PLUTO 7

PLUTO プルートゥ 7
浦沢直樹×手塚治虫
ビッグコミックオリジナル連載
PLUTO 7 (ビッグコミックス)PLUTO 7 (ビッグコミックス)
(2009/02/27)
浦沢 直樹

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わかった……何もかもわかった……
プルートゥの正体……
アブラーの正体……
そして、ボラーとは………

『PLUTO 7』本文より

いよいよクライマックス直前。
徐々に、そして確実にラストが近づいてきているのが感じられた『PLUTO』7巻。

最後のひとりとなったエプシロン。
彼とプルートゥの戦い。
そしてその結末。

謎はどうやら全て解かれた、ってところで終わりかよぉぉぉ。

まったく…
いいところで終わりやがって。

6巻でもプルートゥの正体がついに判明!?というショッキングな真相と動機が描かれた。
さらにその真相のさらに裏側をちらりと見せられた気分。

プルートゥが発したあの言葉も気になるところだし、エプシロンを葬ったのが一体何なのか。
そしてなにより「意思を持つロボット」という存在の意義をテーマに描いてきた結末がどうなるのか。
さて最終巻が楽しみだ。

tag : PLUTO プルートゥ 浦沢直樹 手塚治虫 ビッグコミックオリジナル

【コミック】PLUTO 6

PLUTO プルートゥ 6
浦沢直樹×手塚治虫
ビッグコミックオリジナル連載
PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)
(2008/07/30)
浦沢 直樹

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「この戦争はじきに終わります!! 復讐は復讐を生みます!! 憎しみはいつまでたっても消えない……」
「そう…… 憎しみは…… 消えないんだよ。」

PLUTO 6』本文より

浦沢直樹×手塚治虫による『PLUTO』6巻。
巻末のあとがきは山田五郎。
表紙はお茶の水博士

いよいよPLUTOの正体が発覚。
だけども…

うああ、ですよ。
もうなんてこったい、としか。

原作を読んでいないからこその反応かもしれないけど、まさかこんな展開とは。
犯人が分かり、そして対決。
そこであのような展開とはな…

終わりが見えているのに、決してよき方向に向かっているとは思えない。
どこか絶望的な予感すらさせてくれます。

主要な人物が消えていく中、どうやって物語を収束させてくれるのか。
そしてこの絶望的な世界の中の哀しい復讐の連鎖は読者に一体なにを見せてくれるのかに期待です。

tag : PLUTO プルートゥ 浦沢直樹 手塚治虫 ビッグコミックオリジナル

【コミック】PLUTO 5

PLUTO プルートゥ 5
浦沢直樹×手塚治虫
小学館
ビッグコミックオリジナル連載
PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)
(2007/11/30)
浦沢 直樹、手塚 治虫 他

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私は、いつもトビオをひどく叱りつけた。
そんな私をトビオは……きっと…… 大嫌いだったと思う。

『PLUTO 5』本文より引用

PLUTO』5巻。

ロボットを作る側の心のうちが語られたと言ってもいいかもしれない。
天馬博士にとってアトムとはなんなのか。
亡くなった息子の代わりなのか。
息子の代わりに作ったロボットだとは分かりつつ、自分の行動に虚しさを覚えながらも愛そうとした葛藤が描かれた上記の引用シーンが一番のお気に入りのシーン。

天馬博士だけじゃなく、ロボット誘拐事件の犠牲者のロボットの親の悲しむシーンしかり、自己矛盾というテーマを多く抱えたマンガだよな…
ロボットの中の感情や、完璧なロボットという存在含めて。


巻末の村上和彦氏の「PLUTO」に対するマンガ論は非常に興味深く読めた。
手塚治虫が生前に自著をどう評価していたかなどはまったく知らなかったので、知っていくきっかけができた。
手塚治虫が自ら駄作と称した「鉄腕アトム」を今まさにリメイクしてるのか…

その否定の象徴が「天馬博士」であり、鉄腕アトムを賞賛する象徴として「お茶ノ水博士」というの意見にはなんか胸のとこにストンときた。
そういう見方もできるのか。
そしてロボットに対する見解がずっと平行線を辿っていたというのにも結びつきそう。

ちょっと『PLUTO』に対する見方が変わったかも。

tag : PLUTO 浦沢直樹 手塚治虫 ビッグコミックオリジナル

【コミック】PLUTO 4

PLUTO プルートゥ 4
浦沢直樹×手塚治虫
小学館
ビッグコミックオリジナル連載
urasawa-pluto04.jpg

「しかし天馬博士、あなたはアトムという最高傑作を作り上げた…………」
「アトム……最高傑作……?
アトムは……失敗作だよ。」


プルートゥ4巻。

世界のロボットたちが殺され、ボラー調査団のメンバーも次々と襲われていく事件もいよいよ佳境へ…。

ついにアトムの制作者「天馬博士」の影が見え隠れしてきた。
なぜアトムは失敗作なのか。
天馬博士が作ろうとした地上最大のロボットとは一体どのようなものなのか。
もう手遅れかもしれない、人間に近づきすぎたロボットが作られた世界で一体何が起ころうとしているのか。


っってまたそういうものすごく続きが気になるところで終わるんかいっ!
確かに4巻だけでもかなり衝撃的な事件が起きてるけどっっ


やっぱり浦沢版プルートゥは細かいところまで描いてるよなぁ。
まるで一人一人の登場人物のバックグラウンドをすべて描くかのように。

PLUTO 4―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4) / 浦沢 直樹、手塚 治虫 他

tag : 浦沢直樹 手塚治虫

【コミック】PLUTO 3

PLUTO プルートゥ 3
浦沢直樹×手塚治虫
小学館
ビッグコミックオリジナル連載
urasawa-pluto03.jpg

「私は思うんです。
人間とロボットは近づきつつある。
近づきすぎると……
よくないことが起こる。」


プルートゥ3巻。

狙われている世界を滅ぼせるロボットは全員登場。
アトムにウランにお茶の水博士も出てきた。

そしてプルートゥも。


人間という存在に近づいた判事、
ロボットを撲滅せんとするグループ、
プルートゥに滅ぼされた街の生き残りの子どもの証言…


明るい未来の暗い現実のような重いものを書いてくる浦沢直樹って一体…
プルートゥという事件だけでなく背後にある社会までしっかり描ききるところがすごい。

確かにいままで語りつくされてきたロボット論ではあるのだけれども、それでもなにかスゴイ重いよなぁ。
便利で明るい未来のはずなのに、そこに描かれている未来はなんかどこか壊れてるというか…


またいつものごとく、ものすごいところで終わってしまったので
4巻まだかー

PLUTO (3) ビッグコミック / 手塚 真、浦沢 直樹 他

tag : 浦沢直樹 手塚治虫

【コミック】PLUTO 2

PLUTO 2
浦沢直樹×手塚治虫
小学館
ビッグコミックオリジナル連載
urasawa-pluto02.jpg

「メモリーを消去しない限り、記憶はいつまでも残る……
あの戦争で見たものを、俺たちは鮮明に覚えている……
山のようなロボットの死骸……
そして学んだ……
殺意を……な。」

プロローグが終わり、敵の姿も少しずつ見えてきたPLUTO2巻。

残りはゲジヒト、アトムを含め4人。

背景には以前の戦争。
ゲジヒトに仕組まれたかもしれないメモリーの改竄。
誰がなにを仕組み、何をしようというのか。


人間とはロボットとは。
ロボットが感情を持つというのはどういうことなのか。

深い深いテーマへと侵食していってるな…。


アトムにお茶の水博士に、ウラン。
読者が知っているキャラクターも姿を見せ始め、浦沢直樹手塚治虫の描いた物語をこの21世紀にどう魅せてくれるのか、続きがとても楽しみなところ。

PLUTO (2) ビッグコミックス / 浦沢 直樹

tag : 浦沢直樹 手塚治虫

【コミック】PLUTO 1

PLUTO 1
浦沢直樹×手塚治虫
小学館
ビッグコミックオリジナル連載
urasawa-pluto01.jpg

「モンブラン……最高性能を誇るロボットがいとも簡単に破壊された……
答えは出ているはずだ……
あと六人だ。」

手塚治虫原作「鉄腕アトム 地上最大のロボット」の浦沢直樹によるリメイク。

鉄腕アトムでありながら、鉄腕アトムじゃあないな。
そんな風に思った。
これは浦沢直樹手塚治虫に真っ向から挑んだ漫画だ、と読んだときに思った。

人間とロボットが共存している時代。
あるときに起こる事件。
最強のロボットが殺された。
また一人また一人と戦争で活躍した最強のロボットたちが殺される。
そこには決まって遺体に角が生やされていた。
しかしそのロボットたちは決まって人々から愛されている存在だった。


なんかすごい事件としても魅力的なはじまり。
なぜロボットばかりを狙うのか。
そして残る被害者の数が何故分かるのか。
背後に見え隠れする「人間」は何者か。
共通点の紛争で一体なにがあったか。


先が気になって気になって仕方ないです

PLUTO (1) / 浦沢 直樹、手塚 治虫 他

tag : 浦沢直樹 手塚治虫

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∀ki(あき)

  • Author:∀ki(あき)
  • 自由に生きてます。
    色々読んだり見たりしてます。

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