【ラノベ】レジンキャストミルク 8

本→レジンキャストミルク
10 /28 2007
レジンキャストミルク 8
藤原祐
イラスト:椋本夏夜
電撃文庫
レジンキャストミルク 8 (8) (電撃文庫 ふ 7-14) レジンキャストミルク 8 (8) (電撃文庫 ふ 7-14)
藤原 祐 (2007/09/10)
メディアワークス

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「マスター」硝子が僕の手を握った。
「行きましょう」
「ああ」心残りはある。
でも、だからこそ―残り物を拾いに、帰ってこよう。
僕らは、歩き始めた。

レジンキャストミルク 8』本文より引用

もはやラストバトル前の会話に長々としたものはいらない。
それどころか、行間が読めまくりの濃すぎる会話だな…


レジンキャストミルク」最終巻。
自分自身の存在を賭けたラストバトルのはじまり。
そして終わり。


自己証明ほど難しい定義づけはないが、果たして自分が存在しない世界とはどのようなものか。
大事な人が消えても自分以外は何も変わらない世界とは。

最後まで読み終わって見ると、この「レジンキャストミルク」はそんな「存在」をテーマにした物語だったと思う。
自分がこの世界に適合しているか否か、正しく人であるのか。
そんなことも全てひっくるめて、自分は自分であり他の何者でもない。

そういうことをこの物語は言ってるんじゃないかなーと思えた。


残り1冊このシリーズで出るらしいけど、この最終巻の後の世界もちょこっと見てみたいなと思う。
あのラストのあとに晶はどう生きているのかってのは気になる(笑

【ラノベ】レジンキャストミルク 7

本→レジンキャストミルク
07 /13 2007
レジンキャストミルク 7
藤原祐
イラスト:椋本夏夜
電撃文庫
レジンキャストミルク 7 (7) (電撃文庫 ふ 7-13) レジンキャストミルク 7 (7) (電撃文庫 ふ 7-13)
藤原 祐 (2007/06)
メディアワークス

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「箱庭の出来損ないが、歪で醜い樹脂象り(レジンキャスト)の僕らが……現実の本物を駆逐してやるよ!」
―『レジンキャストミルク 7』本文より。


次でいよいよ最終巻。


自分が本物/偽者であるという葛藤=自分は一体何者なのか。
そもそも今いる場所はどこで自分はここにいるべきでないんじゃないのか、またはいてもいいのか。

あらためて考えてみるとこのレジンキャストミルクの一つのテーマはやけに重いし現実的だよなぁ。
でも、ライトノベルというジャンルだからこそ一番共感しやすい年代の人が多く読んでいるんじゃなかろーか。


本編はいくら重かろうとも、椋本夏夜によるショートコミックは萌え満載で万歳
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
殊子のやり口おそるべし(笑
本人の恥ずかしい写真がなければ作ればいいじゃないということか。

さりげなくおいしいところをすべて持っていった硝子はさらにやり手だな。

【ラノベ】レジンキャストミルク 6

本→レジンキャストミルク
03 /15 2007
レジンキャストミルク 6
藤原祐
イラスト:椋本夏夜
電撃文庫
fujiwara-rcm06.jpg

「お前さ、まさか自分を取り巻く周りのものだけが世界だとでも思ってるのか?」
「たかだか歩いて数キロの距離が世界だって? そんな訳はないよ」
「そもそもお前、世界の中心にいないし、世界の中心でもないだろ」
「お前の世界なんて崩れようが壊れようが世界には影響を及ぼさないよ?」


レジンキャストミルク6巻。
壊れつつある世界についにやってくる晶の父親。
彼は晶を「失敗作」であると告げる。


ようやく本編で聞きたい言葉を聞けた気がする。
なぜ、学校という狭い舞台が「世界の全て」かのような描かれ方をしていたのか、
そもそも現実と虚構はどっちだ?
現実と思えるところがどうしても虚構のように思えてた。

もしかしたらものすごく逆説的な書き方をしてるのかもしれないな、このシリーズは…



あーあ
ついにあの主役二人が認めちゃったよ orz
なんだこのある意味「死亡フラグ」とか「完結フラグ」のような気がしてならない(笑

はじめての夜のシーンが笑えるのはきっとレジミルだからに違いないw

レジンキャストミルク 6 (6) / 藤原 祐

【ラノベ】れじみる。

本→レジンキャストミルク
02 /08 2007
れじみる。
藤原祐
イラスト:椋本夏夜
電撃文庫
電撃hp連載
fujiwara-rcmtanpen1.jpg

「私の見たウェブサイトではぽよよんのぱややんな人がこの白スクールを着ていたのに……」
「だからそもそもお前が見たサイトが甚だしく間違ってる……」

レジンキャストミルクの短編集「れじみる。」。


ネコミミでウサミミで浴衣で白スクで遊園地の短編集だった。
(どんな感想だソレ!


各キャラクターに焦点を当てた短編と椋本夏夜によるコミックがところどころに挿入されるという、なんか豪華仕様な本だった。

しかも細部まで本のつくりが凝ってるし(笑

れじみる。 / 藤原 祐

【ラノベ】レジンキャストミルク 5

本→レジンキャストミルク
10 /23 2006
レジンキャストミルク 5
藤原祐
電撃文庫
fujiwara-rcm05.jpg

「私たちはね……変わりつつあるんじゃない。終わりつつあるんだよ」


レジンキャストミルクの5巻目。

絵師が同じ人の「ADD」と内容が微妙に似てきている気がするのは気のせいか。


帯の「マスター……”好き”って何なのでしょう?」というところから予想はしてたけどっっ
予想通りというかなんというか。
感情が芽生えていく様がGOOOOD!
でも最終的なきっかけのシーンにはげんなり…
ちょっとあーゆーのは苦手だ


大きく物語の流れが変わったことだし、さて次はどうなることやら

レジンキャストミルク〈5〉 / 藤原 祐

【ラノベ】レジンキャストミルク 4

本→レジンキャストミルク
06 /25 2006
『レジンキャストミルク 4』
藤原祐
電撃文庫
fujiwara-rcm04.jpg

レジンキャストミルク4巻。
3巻の続き。
ってか3巻読まないとさっぱりわけがわからない。
3巻のあらすじを簡単に説明したコミックがついてるけど、それで分かればある意味神かも(笑


3~4巻にかけて描かれていたのはいわゆる「親と子」のことのような気がする。
子供は親の影響を受けて育つ。
けれども親にとっては無意識的に与えている影響は沢山あるわけで。
そして親が子に対して愛情をうまいこと与えられなかった場合の悲劇がこの3~4巻の話だよなぁ。

君子しかり別保しかり。


エターナル・アイドルの真の目的はどこにあるのだろうか。
ラストにおおきな伏線が残ったなぁ。



RCMの5巻は秋ごろ予定らしいです。

【ラノベ】レジンキャストミルク 3

本→レジンキャストミルク
06 /24 2006
『レジンキャストミルク 3』
藤原祐
電撃文庫
fujiwara-rcm03.jpg

レジンキャストミルク3巻目。
4巻に続くという形に続くという形なので3番目の話の上巻。


1~2巻に続いて3巻目もエピローグからスタート。
いきなりかなーり衝撃的な内容。
しかしエピローグ直前の話は4巻に収録されているので一体なにが起こったんだっ。


ほのぼのパートでは進路相談。
自分が一体なにがやりたいのか。
大学に進学するって一体なんなのか、就職するってどういうことなのか。
…高校の頃はほいほい周りが大学に行くのが当たり前という雰囲気だったから就職というのは考えられなかったなぁ。

しかし…養ってください、て。
確かにマスターとそれに準じる機械(?)ではあるんだろうけどw

【ラノベ】レジンキャストミルク 2

本→レジンキャストミルク
06 /23 2006
『レジンキャストミルク 2』
藤原祐
電撃文庫
fujiwara-rcm02.jpg

レジンキャストミルク第2巻。
英語で書くと「Resin cast milk」。
"虚軸(キャスト)"という能力を現出させる、というような意味かな。


"学校"という閉じた世界の中での異能力者たちの戦い。
戦いで消え去った者に関する記憶は"世界"からなかったことに修正されてしまう。
そしてその"敵"は外から、もしくは中に存在している。

うーむ
なんとも完璧な"閉じた世界"だなぁ。


この巻以降の展開は、いかに硝子がプログラムに近い存在から感情というものを獲得するか。

…「I, Robot」っぽくなってしまうのだろうか(笑


日常のほのぼのシーンはもはや文句なし。
「プリンパフェアイスクリーム」のプリン部分を食べたあとのやりとりとか好き
なんだありゃ(笑

【ラノベ】レジンキャストミルク 1

本→レジンキャストミルク
06 /23 2006
『レジンキャストミルク 1』
藤原祐
電撃文庫
fujiwara-rcm01.jpg

『ルナティック・ムーン』の作者の新シリーズ第1弾。

何らかの『欠落』を代償に力を得、『欠落』の向こう側から侵食してくる者たちとの戦いの記録。

というあらすじ。
…だと思う。


学園生活の中で繰り広げられる異形な力の戦いは一体なんであるのか。
『欠落』とは何か。
普通と個性を見分ける差、のような気がするなぁ。この世界では。
個性=欠落を持つということは自分自身に気づくこと。
自己のアイデンティティの確立により自分って一体何なんだ、と投げかける。

そういえば中学とか高校の頃ってよく考えたなぁ。
自分だけは周りの"普通"とは違うものでありたい、というような。
ライトノベルの主読者がこういった話を求めているのかも。


日常シーンのなんと楽しいことか。
若いっていいよな orz

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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