【ラノベ】半分の月がのぼる空 8

本→半分の月がのぼる空
08 /10 2006
『半分の月がのぼる空 8 another side of the moon -last quarter』
著者:橋本紡
イラスト:山本ケイジ
電撃文庫
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「半分の月がのぼる空」の短編集第2弾。
そして今度こそ最終巻。


ついにラスト。
メディアミックスもコミック化、アニメ化を経て次はドラマ化するらしい。


【雨】
これこそ最終話。
7巻に載っている前半部分の続きです。
学園祭、秋庭里香は演劇で主役の代役として出ることに。

ハッピーエンドーー。
ああもうっ。
お幸せに。
最後までこの二人はいつもどおり。
でもそれが実現できてるってのがいいよな。
途中の巻まではこんな幸せな展開は望めないかもしれないって思ってたし。

なんていうか高校生っていいよな。


【蜻蛉】
太平洋戦争とすさまじく大盛りの定食を食うじいさんと、裕一の夢についての話。

夢ってなんだろか。
そんなことを思うこともこの主人公たちと同時期にあったような気がする。
別に明確に持ってなくてもいい。
なんとなくでも見つけられた瞬間にそこに向かって走ればいいものかもしれない。

しかし、裕一は適当だなぁ(笑


【私立若葉病院猥画騒動顛末記】
伝説的エロ本を多大に所有している多田さんのコレクションを守ろうとする患者側とそんなものはなんとしても処分しようとする病院側の戦争。

バカだなぁ。
とてつもなくバカ。
だが、それがなんともおもしろい


【君の夏、過ぎ去って】
裕一と出会う前の里香の話。

もし、半月がハッピーエンドな話ではなかったら。
多分この短編はとてつもなくやりきれない話だったように思う。

描かれていない半月の将来において、きっと裕一は里香の夢を叶えたんだろうなぁ。



5巻くらいで投げ出さなくてよかった。
ラストまでつきあって本当によかったなぁと思える。

【ラノベ】半分の月がのぼる空 7

本→半分の月がのぼる空
06 /12 2006
『半分の月がのぼる空 7
another side of the moon - first quiarter』
橋本紡
電撃文庫
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前巻で終わりだと思ってたのに…orz
それでも何故か「7」巻なんだ(笑

短編集です。
ショートコミックなんかも入ってます。
つか中身よりも表紙にビビる。
制服かよっ。
退院後とか想像だにしなかったからなんか違和感が…


『雨』
学園祭の前編。
後編は8月発売の8巻に収録されるらしい。

なんてーか。
男ってバカだよな。
うん、分かる。
そんな時代もあったなぁ。
なにもかも懐かしい。


『気持ちの置き場所』
Σ 亜希子さんの話かっ

大人になることって何も子供の頃を忘れていく、感覚が変わっていくっていうのじゃなくて気づくことか…
だからこそかもしれないけど懐かしい友人に会っても「変わった」気がしないのはそういうことなんだろう。
この話の中でも亜希子さんは昔のまんまだし。
うーん。この短編集の中で一番この話が好きかも。


『君は猫缶を食えるかい?』
徹夜あとはなんでもできる。
できてしまう。
なんかすごいハイテンションになれたりする。
そんなナチュラルハイと裕一の家族についての過去をくっつけてしまったなんかヘンな短編。

猫缶は食えるよ。


『金色の思い出』
本ってのは何かと思い出が詰まってるものだと思う。
いつ読んでたか。
誰から借りて読んだか、どういう時にもらったか、とか。
別に本に限らず色んなものに言えることだろうけど。
今回は「本」という形をとっていたわけで。

秋庭里香はすさまじいツンデレだと思わせる一編(笑

【ラノベ】半分の月がのぼる空 6

本→半分の月がのぼる空
02 /17 2006
『半分の月がのぼる空 6』
橋本紡
電撃文庫
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あらすじ

ついに里香が退院し、学校生活を送れるようになった。
なにもない、ただの日常。
その日常こそが二人の望んでいた幸せだった

半分の月がのぼる空最終巻。

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感想とか

一緒に学校に行って、授業を受けて、下校する。
時々ちょっとした事件があっても、なんとか解決して、新しい人間関係ができたりだとか。
そういうことすら非日常、訪れるかどうかわからない未来だった5巻までのエピローグ的な話が盛りだくさんです。

ハッピーエンドでよかった、で終わらないのがこの話でもあるのだけれど。
それでも終わりはどこかで訪れる。
その時、その後には何らかの決断をしなきゃいけない。
今すぐ、ではなくとも少しずつその時は近づいてくる。
その時が来るからこそ、その時までどう生きていくか、その後どうやって生きていくかが重要なんだろうねぇ。


どうやら半月の短編集が1冊出るようですよ。

半分の月がのぼる空 5

本→半分の月がのぼる空
09 /21 2005
半分の月がのぼる空 5
log long walking under the half-moon
橋本紡
電撃文庫
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入院している少女「秋庭里香」に恋をした「戎崎裕一」。
しかし、里香はいつ死ぬか分からない病気を患っていて…。
医者の夏目に連れられて行った先の光景などに触れ、裕一は一つの決心をする。
ボーイ・ミーツ・ガール小説第5巻。
どうやらアニメ化も決まったらしい。


裕一と里香の仲がどんどん接近していく一方、確実に里香の最後は近づいてきていた。
明日か明後日か10年後か。
病状が悪化すれば即、命が危険にさらされる。
いつ死んでしまうか分からない状態。
いつか最後が訪れると分かっていても、それでも自分の気持ちに嘘はつかない。
それどころかどんな結果が待っていたとしても里香の存在を背負って行こうという決意をする。

人の存在っていうのはいつかは忘れ去られてしまうものだけど、誰かが一人だけでも覚えていればその人の存在は覚えている限りいつまでも生き続けるものなんじゃないかって思う。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
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