【ミステリ】イヤミス短篇集

メフィスト賞→その他
10 /22 2017
イヤミス短篇集
真梨幸子
講談社文庫
イヤミス短篇集 (講談社文庫)
真梨 幸子
講談社 (2016-11-15)
売り上げランキング: 225,357

どうして、爪を剥がすのかって? それは、だから、普通じゃないからですよ。爪を剥がすことに快感を覚える変態なんですよ! 爪に執着する異常者なんですよ!

イヤミス短篇集』収録『ネイルアート』本文より

なんてド直球なタイトル!
その名も『イヤミス短篇集』。
だいたいが『プライベートフィクション』に収録されているもの。

いやな気分にされてくれながら、でもガッツリなミステリ。
しかも短編でおなかいっぱい。

長編ほど気分を最悪なところまで落としてはくれないが次々に語られるイヤミスに気分を害されながらも、でもやっぱり読んでしまう力あるよな。

収録話
・「1999年の同窓会」
・「いつまでも、仲良く」
・「シークレットロマンス」
・「初恋」
・「小田原市ランタン町の惨劇」
・「ネイルアート」

【小説】銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル

メフィスト賞→その他
10 /01 2017
銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル
天祢涼
講談社タイガ
銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル (講談社タイガ)
天祢 涼
講談社
売り上げランキング: 718,151

「じゃあ、決定。ジェネシス、あなたは、わたしと道明寺巡査の二人で捕まえる」

銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル』本文より

天祢涼の『銀髪少女は音を視る』。

まさかの美夜さんの共感覚シリーズがタイガで読むことができるようになるとは。
しかもこれ続編やる気な終わり方。
ゲームと称された殺人ゲームに巻き込まれるだけに、前シリーズとはまた違う感じのスピード感あふれる事件。
これはこれでいいんじゃ。
美夜さんの特殊能力も遺憾なく発揮されるし、警察に雇われる探偵としての凄さも、年相応のかわいさもあり。
キャラクターも事件も楽しめる。
なんというか講談社ノベルスの時の重厚感はなくなったけど、すんなり読めて楽しい系になったかのような感じかな。

【ミステリ】恋と禁忌の述語論理

メフィスト賞→その他
08 /19 2017
恋と禁忌の述語論理
井上真偽
講談社ノベルス
恋と禁忌の述語論理 (講談社ノベルス)
井上 真偽
講談社
売り上げランキング: 153,651

この価値判断は残念ながら論理学の中にはない。なのでこの意思決定に私が手を貸すことはできない。
だから、このあとのことは詠彦くんにまかせる。

恋と禁忌の述語論理』本文より

第51回メフィスト賞受賞作『恋と禁忌の述語論理』。

今までのミステリで論理的と思っていたものは確かに論理的なんだろけど、このミステリの論理は別格すぎた。
こんなにも理系で、…そうか、これが論理というものの面白さか!
これはメフィスト賞とるようなミステリですわ…

次々に出てくるおそろしく個性的な探偵たちと、すべての謎に挑む独身アラサーでひがむ論理探偵というキャラ付けの強烈さもまたこの作者の個性をすんごく出してる。

これは次作も読みたくなるやつ。

【小説】不死症

メフィスト賞→その他
07 /30 2017
不死症
周木律
実業之日本社文庫
不死症 (実業之日本社文庫)
周木 律
実業之日本社 (2016-06-03)
売り上げランキング: 19,486

「こんなの、まるでB級映画……そう、ゾンビ。ゾンビ映画ですよ。あんなふうに人間らしさをなくして、まるで羽田さん、ゾンビにでもなってしまったみたいでした」

不死症』本文より

周木律不死症』。

うむ。これはいいゾンビもの。
ゾンビの発症、ゾンビとの戦闘、ゾンビからの逃走、ゾンビの捕獲。
あるべきものはここにある。

そして理系作家らしく原因もあれば結果もある。
理系作家の意地というか大炎上・爆発によるラストじゃないものを用意してくれたことに歓喜。
ゾンビもののありきたりらしさじゃないものを見せつけてくれた。

【小説】十五歳の課外授業

メフィスト賞→その他
07 /22 2017
十五歳の課外授業
白河三兎
集英社文庫
十五歳の課外授業 (集英社文庫)
白河 三兎
集英社 (2016-04-20)
売り上げランキング: 504,344

そうなのだろう。彼女の心は底が見えない。とても深いことしかわからない。平凡な中学生の心とは比較にならない。深いと思いたがってるだけで、浅い。俺たちの心は底が丸見えだ。

十五歳の課外授業』本文より

白河三兎の『十五歳の課外授業』。
白河三兎で中学生ものだ!
冒頭からのラブラブ青春ぶりに本を投げたくなるほどのキャッキャ感を出しておきながら後半怒涛のように押し寄せる「社会」。
中学生の世界の狭さと、大人になろうとも世界はまだ狭く、そして他人の心がこれほどまでに見えづらい、理解しあえない現実の見せ方。

これは読書家の中高生に一度は読ませたいと思える大人が多数出現しそうな本だ。
いいぞもっとやれ。

【ミステリ】議員探偵・漆原翔太郎

メフィスト賞→その他
07 /01 2017
議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ
天祢涼
講談社文庫
議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ (講談社文庫)
天祢 涼
講談社 (2017-03-15)
売り上げランキング: 134,881

なにかにつけて揚げ足を取られるとわかっていながら、果敢に親の跡を継いで政界に飛び込んでいるんですよ。すごく勇気があるでしょう?

議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ』本文より

議員探偵1作目。
ああっ秘書はこんなに有能なのに。
ぼんぼんで常識しらずの議員さんが、なんとなく勘らしきもので真相をずばずばやってのけるとは。
天祢涼こんなのも書けるんだ。
ユーモアだらけで政治世界ならではの、しかもこの世界観でミステリもありなのか。

【小説】盲目的な恋と友情

メフィスト賞→その他
06 /24 2017
盲目的な恋と友情
辻村深月
新潮文庫
盲目的な恋と友情 (新潮文庫)
辻村 深月
新潮社 (2017-01-28)
売り上げランキング: 20,968

どれだけ言葉を尽くされても、正論を語られても、そんな高尚なことは、それがどれだけくだらないとわかっても、茂実が私に甘える泣き声一つにすら敵わない。

盲目的な恋と友情』本文より

辻村深月の『盲目的な恋と友情』。
またこれはすごいものを読んでしまった。

どこまでも堕ちていく恋。
どれだけ彼氏が堕ちて行こうが、それに付いていき支え自らも腐っていく様を分かっていながら離れられないその心理。
その恐ろしいまでに寄り添った一人称がすさまじいと思っていたら、またそれを別の視点から見ていた親友の友情パートの奥深さというか、友人とはなんなのか、友情ってなんだっけを突きつけてきた挙句に恐ろしいラストに着地させやがった。
一気読み必須というか、もはや読み始めたラストまで一直線といわんばかりのリーダビリティと再読必須の伏線だらけの素晴らしい小説じゃないか。

【小説】つめたい転校生

メフィスト賞→その他
06 /17 2017
つめたい転校生
北山猛邦
角川文庫
つめたい転校生 (角川文庫)
北山 猛邦
KADOKAWA/角川書店 (2016-03-25)
売り上げランキング: 572,357

俺はようやく理解する。
彼女はこちら側の人間ではない

つめたい転校生』本文より

『人外境ロマンス』改題『つめたい転校生』。

北山猛邦こんなん書くようにもなったんか…
ミステリ分でもあるオチ部分の秀逸さもさることながら人外の者たちとの恋要素がもうね。たまらんね。
決して相容れないからこそというのもあるけれども、人外とはなんなのか。
幽霊か化け物か妖怪か都市伝説か、はたまた現象か。
そういったものとの恋模様をなぜ描けてしまうのか。
天才か。

【ミステリ】双蛇密室

メフィスト賞→その他
06 /10 2017
双蛇密室
早坂吝
講談社ノベルス
双蛇密室 (講談社ノベルス)
早坂 吝
講談社
売り上げランキング: 31,058

「ああっ、長い。奥に当たってる。気持ちいい」
らいちは絶頂に至ると同時に、事件の真相にも至った。

『双蛇密室』本文より

援交探偵4作目『双蛇密室』。
くっそ笑った。
絶頂に至りながら解決へと至るて。
しかもそのセックスがただただセックスというわけではなく、重要な伏線というか、まさにそれといわんばかりの物証というかなんというか。
こんなんありかよ!

下ネタ満載ながらにおそろしいまでに知的なミステリ。読み終わって参考文献見て震えたわ。
ここまで調べて驚愕の犯人の設定を考え、それに下ネタがっつりからめてこようとは。
いや、下ネタありきじゃないとできない内容とすらいえるのではないだろうか。
ああ、でもこんだけ下ネタにまみれてるだけに人に薦めにくいシリーズになろうとは。
今回もまた濃ゆい事件だった。
予想外すぎる犯人と真相に関しても同じようなシチュエーションの作品ってのは探してもないだろうな…

【ミステリ】雪に眠る魔女 霊媒探偵アーネスト

メフィスト賞→その他
04 /29 2017
雪に眠る魔女 霊媒探偵アーネスト
風森章羽
カバーイラスト:雪広うたこ
講談社ノベルス
雪に眠る魔女 霊媒探偵アーネスト (講談社ノベルス)
風森 章羽
講談社
売り上げランキング: 404,035

--もう二度とここで不幸な事件は起こらない。そして、もう二度とあなたは他者の命を奪うことはない。

『雪に眠る魔女 霊媒探偵アーネスト』本文より

霊媒探偵アーネスト』3冊目。

館もので予言もの。
これを霊媒探偵でやっちまうか
雰囲気抜群での予言の読み解く様はこのシリーズならではというか。
雰囲気だけでもう非常に満足ニヤニヤな内容だ。

【ミステリ】伽藍堂の殺人

メフィスト賞→その他
03 /04 2017
伽藍堂の殺人
Banach-Tarski. Paradox

周木律
講談社ノベルス
伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~ (講談社ノベルス)
周木 律
講談社
売り上げランキング: 349,395

「人は常に問う自由を持っている。ただ、常に答えを得られるとは限らない」

伽藍堂の殺人』本文より

堂シリーズ4作目『伽藍堂の殺人』。

今回はパナッハタルスキのパラドクスを主題に置いたミステリ。
今回も見事にこの定理と殺人事件、そして館ものとしての機能がすべてが活きてきた。
館ものはこうでなくちゃ。
そして堂シリーズは数学とどう絡めていくのかがほんと巧いし、面白い。

さて今回気になるキャラが出てきたわけだけれども、これは次作以降にどうかかわるのか期待していいということかな。

【ミステリ】パリ警察1768

メフィスト賞→その他
12 /18 2016
パリ警察1768
真梨幸子
徳間文庫
パリ警察1768 (徳間文庫)
真梨幸子
徳間書店 (2013-08-02)
売り上げランキング: 343,896

いや、違う。人間だからこそ、そういうことができるのだ。

パリ警察1768』本文より

真梨幸子の『パリ警察1768』。
いつものイヤミスというわけではなく、フランスパリの時代もの。
さてさてどんなものかと思ったら、おそろしくパリの暗黒時代というか、時代ものとしてもしっかり成り立たせながら人間の悪そのものを見た気がした。
気が重い…

胎盤の落とし物というなんだよそれというはじまりから、娼婦の惨殺死体の発見からあんなものに発展させるとは。
一体誰が悪かったのか。
時代なのか文化なのか。
それとも人間という存在そのものがそうさせたのか。

すごいもの読んだ。

【ミステリ】清らかな煉獄 霊媒探偵アーネスト

メフィスト賞→その他
11 /13 2016
清らかな煉獄 霊媒探偵アーネスト
風森章羽
カバーイラスト:雪広うたこ
講談社ノベルス
清らかな煉獄 霊媒探偵アーネスト (講談社ノベルス)
風森 章羽
講談社
売り上げランキング: 379,655

「『生きたい』と言ってる。このまま死にたくないってね」

『清らかな煉獄 霊媒探偵アーネスト』本文より

霊媒探偵アーネスト』2冊目「清らかな煉獄」。

前作同様「霊媒」をどう使うか。
死んでからはじまるのはミステリとして普通としても、誰がどうやってというよりも、動機に重きを置いていく物語の展開がやっぱり独特でぐっとくるところでもあるな。
死んだ者の声を使うからこその渾身の解決編にもなるわけだし。
死者は語るとはこのことだよなぁ。
その死者をどんどん掘り下げるからこその面白さを満喫。

【ミステリ】先生、大事なものが盗まれました

メフィスト賞→その他
11 /06 2016
先生、大事なものが盗まれました
北山猛邦
表紙イラスト uki
講談社タイガ
先生、大事なものが盗まれました (講談社タイガ)
北山 猛邦
講談社
売り上げランキング: 331,616

「じゃあ何が盗まれたの?」
「それが謎なんだ」

先生、大事なものが盗まれました』本文より

北山猛邦の『先生、大事なものが盗まれました』。

何を盗まれたかを推理するというミステリ。
怪盗と探偵のそれぞれの学生と、盗まれたときに盗まれたことがわかる学生。
その三つの学校があるからこそ起こる怪盗と彼らを追いつめる探偵たち。
それどんなJDCだよ(笑

三つ巴の戦いというか、推理合戦というか、怪盗と探偵の真っ向勝負を学生同士でやるというのはやっぱ面白い。

【ミステリ】 五覚堂の殺人

メフィスト賞→その他
10 /30 2016
五覚堂の殺人
Burning Ship

周木律
講談社ノベルス
五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社ノベルス)
周木 律
講談社
売り上げランキング: 69,448

「二律背反。天使と悪魔です」
「無限に連なる光と闇か」
「ええ。有限に封じ込めらた」
「…………」

五覚堂の殺人』本文より

堂シリーズ3作目『五覚堂の殺人』。

またずいぶんと凝った館ものに仕上げてきたな。
これでもかと図面と図版がちりばめられ、さぁどうだとばかりにシンメトリックに彩られた作品。
ここまでやってのけてくれるとこの数学の面白さと美学が楽しくなってくる。
もうなんというか、美しさが見えてきた時の面白さってのが詰まってる巻だよな。

そこに至るまでがいわゆる遺産相続と、そこから出てはいけない系の館もののありきたりな導入部でしたのに。
導入部過ぎるとシリーズがまさにはじまったな、と。

【小説】島はぼくらと

メフィスト賞→その他
09 /17 2016
島はぼくらと
辻村深月
講談社文庫
島はぼくらと (講談社文庫)
辻村 深月
講談社 (2016-07-15)
売り上げランキング: 8,232

私はここで、生きていく。

島はぼくらと』本文より

辻村深月の『島はぼくらと』。

離島に生きる4人の学生たち。
離島というだけでなんかこう都会から離れたところゆえの風習にしばられたりだとか、抜け出せない感とか、けだるい感じが多そうなイメージがあるけれども、辻村深月はまったく逆をいった。
こんなにも希望も青春もある島に仕上げた。
淡い恋心も未来への希望も、島の人達の暖かい交流も

【FT】図書館の魔女 第四巻

メフィスト賞→その他
09 /10 2016
図書館の魔女 第四巻
高田大介
講談社文庫
図書館の魔女 第四巻 (講談社文庫)
高田 大介
講談社 (2016-05-13)
売り上げランキング: 6,262

キリヒトはもう一度図書館を振り向く。
あの塔の回廊のどこかで、図書館の魔女がキリヒトを待っている。

図書館の魔女 第四巻』本文より

図書館の魔女』第四巻。
最終巻。

長い長い物語のラスト。
これでデビュー作というんだから。
一体誰がどこの誰とも知らぬ人のこんだけ分厚い本を買うのか。
だから確かに単行本は買わなかった。
でもやっぱり気になったから文庫で四冊。しっかり読んだ。

すごかった。
言葉の力を思い知った。
ラストに込められた図書館の魔女マツリカがキリヒトに宛てた「言葉」の強さと、その冴えわたる言葉の羅列の美しさに圧倒された。

【FT】図書館の魔女 第三巻

メフィスト賞→その他
09 /03 2016
図書館の魔女 第三巻
高田大介
講談社文庫
図書館の魔女 第三巻 (講談社文庫)
高田 大介
講談社 (2016-05-13)
売り上げランキング: 8,709

なるほど言葉の表面を撫でただけでは「書物の価値」は量れまい。しかし使われている言葉を子細に見てみれば、読む価値があるのか否かは既におのずと現れると言っているんだ。

図書館の魔女 第三巻』本文より

図書館の魔女』第三巻。
農業や工業、果ては外交まで繰り広げてきよった。
そしてそのすべてがマツリカの言葉を中心にすべてを描き出している。
なんという壮大さだ。
言葉はここまで語ることができるものだったのか、と。

いや、ほんと読んでて単純に楽しすぎる。

【FT】図書館の魔女 第二巻

メフィスト賞→その他
08 /28 2016
図書館の魔女 第二巻
高田大介
講談社文庫
図書館の魔女 第二巻 (講談社文庫)
高田 大介
講談社 (2016-04-15)
売り上げランキング: 21,577

「高い塔の魔女の傍に控え役に立つように。爾後、主のすべての言いつけに従い、すべての言いつけをお前の果たすべきことと心得よ。そしてあたうならば主の声となるように」、そうだったな。

図書館の魔女 第二巻』本文より

図書館の魔女』2巻目。
前巻で世界感がわかり、キリヒトの宿命が示される。
いよいよボーイ・ミーツ・ガールの冒険がはじまった。
このわくわく感とドキドキ感を兼ね備えながら、知識という知識を総動員し、そしてこの世界をどんどん掘り下げていく。
思わず2冊目もさっと読み終わるくらいの次を読ませろというページターナーでもある本そのものだな…

【FT】図書館の魔女 第一巻

メフィスト賞→その他
08 /21 2016
図書館の魔女 第一巻
高田大介
講談社文庫
図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫)
高田 大介
講談社 (2016-04-15)
売り上げランキング: 120,633

片ひざを突いたまま頭をたれて足元の床を見つめて指示を待った。誰に聞かなくともわかることだ。
いま目の前に座っているのは、図書館の魔女

図書館の魔女 第一巻』本文より

図書館の魔女』第一巻。
すごい世界感の物語が出てきたものだ。
いくらメフィスト賞が自由な賞とはいえ、壮大なファンタジー、いや、セカイ系か。
どれでもいい。
もはやこの世界を描き切ってくれることが嬉しい。ファンタジーはこうやって読む側の想像力をこれでもかとかきたててくれなきゃ。
しかも知の結晶である図書館の最も知識を深めた魔女と少年との物語。知の部分も読んでいて楽しいに尽きる。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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