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【SF】スター・ウォーズ ダース・プレイガス 上下

本→スター・ウォーズ
08 /25 2018
スター・ウォーズ ダース・プレイガス 上下
STAR WARS : DARTH PLAGUEIS

ジェームズ・ルシーノ James Luceno
訳 富永和子
角川文庫

われわれは混沌がもたらす力を統御し、利用する。暗黒の時代はひとりでに到来するわけではないぞ、シディアス。

スター・ウォーズ ダース・プレイガス 上』本文より


スター・ウォーズ』レジェンズ小説『ダース・プレイガス』。
エピソード3で名前だけ出てきたシディアス卿の師プレイガスを主役にした物語。

いかにしてエピソード1までつながっていくのか、シスの歴史を紐解き、シスとはいったいなんであったのか。
ここまで描いてくれるか!?
小説「ダース・モール」や「偽りの仮面」への伏線。
果てはアニメ版クローン・ウォーズのダソミアの魔女であったり、いかにしてモールがシディアスのもとにいったのかまで。
すごいなぁすごいなぁという連続だ。

もうシディアスは賢者プレイガスを殺す時期を間違えなければ。プレイガスと共にシスが栄えるようになっただろうに。

【SF】スター・ウォーズ ルーク・スカイウォーカーの都市伝説

本→スター・ウォーズ
07 /22 2018
スター・ウォーズ ジャーニー・トゥ・最後のジェダイ ルーク・スカイウォーカーの都市伝説
Star Wars: The Legends of Luke Skywalker

ケン・リュウ Ken Liu
訳 稲村広香
講談社KK文庫

「おれたちは皆、ルーク・スカイウォーカーだ。」

ルーク・スカイウォーカーの都市伝説』本文より

スター・ウォーズ』ジャーニー・トゥ・最後のジェダイのシリーズの『ルーク・スカイウォーカーの都市伝説』。
様々な人物が見聞きしたルーク・スカイウォーカーの話。
みんながみんなそれぞれのルーク像を持っていて、彼がどんな人物なのか、どんな冒険をしたのか、はたまたいいやつだったのか悪いやつだったのか。ジェダイだったのか、偽物だったのか。
様々な側面を見せられるわけだが…

うん、確かにこれらが最後のジェダイのラストシーンにもつながってくるともいえるよな。
作中のイラストも素晴らしい。

【絵本】チューバッカとポーグ

本→スター・ウォーズ
06 /16 2018
スター・ウォーズ チューバッカとポーグ
STAR WARS : Chewie and the Porgs

文 ケヴィン・シニック Kevin Shinick
イラスト フィオナ・シェイ Fiona Hsieh
訳 とみながあきこ
講談社

たき火をかこみ、チューイもポーグもおなかがいっぱい、しあわせいっぱい。

チューバッカとポーグ』本文より

スター・ウォーズ』の絵本。
うん、なにげに気になってたんだよな、最後のジェダイでチューイはポーグ食べようとしてなかったっけ。
何気にファルコンにも乗せてたし、いったいなにがあったんだ、と。

うん、ほっこり。
ポーグかわいい。

【SF】スター・ウォーズ レイア・オーガナ オルデラーンの王女

本→スター・ウォーズ
05 /13 2018
スター・ウォーズ ジャーニー・トゥ・最後のジェダイ レイア・オーガナ オルデラーンの王女
Star Wars: Leia, Princess of Alderaan

クラウディア・グレイ CLAUDIA GRAY
訳 村吉知子
講談社KK文庫

「人生でたいせつなことは挫折したときに学べるものよ。自分にはどんな責任があったのか。ただ運が悪かっただけなのか。それとも何か学べるのか。どうやってまた立ち上がればいいのか。」

スター・ウォーズ ジャーニー・トゥ・最後のジェダイ レイア・オーガナ オルデラーンの王女』本文より

スター・ウォーズ』最後のジェダイにつながる1作。
「ブラッド・ライン」でのレイアの政治劇の物語が非常に良かったので、買うのをためらっていたジュニアノベルスもののこれを読んでみた。

くそ重たい話じゃないか。

いかにしてあの強気でリーダーシップのあるレイア姫が生まれたのか。
オルデラーン時代に何を学んでいったのか。
帝国統治下にあっていかに反乱の旗を掲げるにいたったのか。
そりゃあ楽な道でもなかっただろうし、さまざまな苦労や冒険もあっただろうとは思ったけど。
いい筆致でレイア姫の物語を描き上げていた。

【SF】スター・ウォーズ ブラッドライン 上下

本→スター・ウォーズ
03 /25 2018
スター・ウォーズ ブラッドライン 上下
STAR WARS : BLOODLINE

クラウディア・グレイ CLAUDIA GRAY
訳 富永和子
角川文庫

でも、自分がどれほど手を尽くそうと、元老院は滅びる運命にある。
そして間違いなく戦争が始まる。

スター・ウォーズ ブラッドライン 下』本文より

スター・ウォーズ』エピソード7の前の物語『ブラッドライン』。
レイア姫を主人公にいかにして戦争が再びはじまったのか。
政治劇が描かれた。
アクションでもなく、精神的なものでもなく、政治を舞台にしたことのすごさと、ゆえにファーストオーダーの起源やスター・ウォーズの根幹にあるアナキンを父に持つレイアの苦悩の描き方がまた秀逸。

しかも、だ。
翻訳者が富永和子!久しぶりじゃないか。
解説に高貴準三。
竹書房時代やソニマガ時代の再来か。

エピソード7からヴィレッジブックス主体にスピンオフ小説が出てきてたけど、角川文庫でいいスピンオフが出てくるかもしれんぞ…
期待せざるを得ないじゃないか。

【SF】スター・ウォーズ オビ=ワン・ケノービの伝説

本→スター・ウォーズ
02 /25 2018
スター・ウォーズ オビ=ワン・ケノービの伝説
STAR WARS : The Life and Legend of Obi-Wan Kenobi

ライダー・ウィンダム
訳:富永晶子
エフエックス
スター・ウォーズ オビ=ワン・ケノービの伝説 (LUCAS BOOKS)
ライダー ウィンダム
エフエックス
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「それに、わたしはきみについて間違っていたから。わたしはきみの友だちだからだ」
アナキンは静かに答えた。「ありがとう、マスター」

『オビ=ワン・ケノービの伝説』本文より

ジュニア・ノベルでなおかつオビ=ワンの人生、エピソード1~6のオビ=ワンサイドの話だろ、とか思っていたら予想以上に濃い。
もちろんそれぞれのエピソードのオビ=ワン語りでもあるのだが、スピンオフもふんだんに盛り込み、しかもルークを預けてから、アナキンを預かるまでの内容の濃さといったらない。
こんなにも濃密人生見せられるとは思ってなかった、普通の総集編と思ってたわ。

【SF】スター・ウォーズ ダークサイドの陰謀

本→スター・ウォーズ
02 /18 2018
スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ 6 ダークサイドの陰謀
STAR WARS : THE LAST OF JEDI 6 : Return of the Dark Side

ジュード・ワトソン Jude Watson
訳:西村和子
オークラ出版

「それほどわかってないのかもしれない。だけど、これだけはわかる。あんたがこんなに悪に近づいていると、知らないうちにあんたも悪に染まるかもしれない」

『ダークサイドの陰謀』本文より

スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ』6巻。

ダブルエージェントとして活躍していくフェラスくん。
日々シスとジェダイの間を行き来しながら帝国に一矢を報いるための期を見てるわけだが。
ここでヴェイダー卿がフェラス君に対抗意識を見出してくるとは。
フェラス君がシスに触れていくのと反比例して、まるでヴェイダーがシスの淵からジェダイ側へと揺れ始めたりとフェラス・ヴェイダー・皇帝の3人のメインの話がどんどん交錯していく。

さぁクライマックス来るぞ。
けど、これで打ち切りか…
あと3冊あったのになぁ。

【SF】スター・ウォーズ 皇帝の罠

本→スター・ウォーズ
02 /11 2018
スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ 5 皇帝の罠
STAR WARS : THE LAST OF JEDI 5 : A Tangled Web

ジュード・ワトソン Jude Watson
訳:西村和子
オークラ出版

「ジェダイ稼業も悪くないな、好きになってきたぜ」

『皇帝の罠』本文より

スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ』5巻。

敵地に乗り込むフェラスくん。
明らかなダークサイドへの誘いと屈服させるためにまぁこれでもかと卑怯な手を使う皇帝と、その皇帝に対しての不信感を増していくヴェイダーが見もの。
フェラスくんはフェラスくんで自らのジェダイとしての自覚を持ち始め、生き残ったパダワン、いやもうその矜持はジェダイたらんとしているよな。
一気に物語が加速してきた。

【SF】スター・ウォーズ ナブーに死す

本→スター・ウォーズ
02 /03 2018
スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ 4 ナブーに死す
STAR WARS : THE LAST OF JEDI 4 : Death on Naboo

ジュード・ワトソン Jude Watson
訳:西村和子
オークラ出版

「きてくれとは頼まない」フェラスは本心からいった。「だが、おれはかなければならないんだ」

『ナブーに死す』本文より

スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ』4巻。

今でこそ『反乱者たち』で審問官がどのようなものかをしっかり描いているからわかるけれども、ここまでも重要になってくる審問官のマロ―ラム。
パドメの死の秘密、彼女の子がどこにいき父が誰なのか、いかにしてその事実が隠されたか。
シリーズの間を埋めながら別の側面を見せてくるとは素晴らしい演出だ。

審問官視点の謎解きと我らが最後のジェダイであるフェラスくんのチェイスバトル。
どちらが真実にたどり着くのか、そして彼らの戦いはどうなるのか。

フェラスも仲間と言える人たちができ、この暗黒の時代の中の希望としての存在感が増してきた。
いいよいいよー。ここまでこのシリーズが面白くなってくるとは予想外。

【SF】スター・ウォーズ アンダーワールド

本→スター・ウォーズ
01 /28 2018
スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ 3 アンダーワールド
STAR WARS : THE LAST OF JEDI 3 : Underworld

ジュード・ワトソン Jude Watson
訳:西村和子
オークラ出版

「いつの日か、われわれはふたたびやつらと戦うために立ちあがれます」フェラスは続けた。「心の底から確信しています。たとえどんなにささやかでも、それがたったひとりのジェダイを守るためだとしても、わたしは誓ってそれに身を投じるつもりです」

『アンダーワールド』本文より

スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ』3巻。

消された人たちと自称する「消去者」、いいじゃないか。これが反乱の最初。反乱者たちの前身者たちか。
映画で出てきたキャラもここに身を投じていたり、前作までのオビ=ワンの邂逅を見せ、現在のコルサントの現状とジェダイ崩壊に至った聖堂事件を振り返りながら、新しい物語を紡ぎ始めた。

前作まではそこまで楽しいかというとそうでもないような感じがあったのだけど、面白さが出てきはじめた。

【SF】スター・ウォーズ ファズマ 上下

本→スター・ウォーズ
01 /13 2018
スター・ウォーズ ファズマ 上下
STAR WARS : Phasma

デライラ・S・ドーソン Delilah S. Dawson
訳:甲斐理恵子
ヴィレッジブックス
スター・ウォーズ ファズマ 上 (ヴィレッジブックス)
デライラ・S・ドーソン
ヴィレッジブックス (2017-12-15)
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「今日のあなたが、わたしたちの明日を守ってくれる。肉体は肉体へ返り、塵は塵へ返る」

スター・ウォーズ ファズマ 上』本文より

スター・ウォーズのスピンオフ小説『ファズマ』。
ジャーニートゥ最後のジェダイの1冊。
キャプテン・ファズマの過去を探る話。

フォースの覚醒でも目立つキャラではあったけれども、果たして最後のジェダイとどう関係するのか。
どちらにせよ、彼女の背負う民たちにとっての希望と、彼女がファーストオーダーで活躍せざるを得ない背景。
そりゃファズマは強いわけだ、と納得。
ここまで描いたからには映画でも活躍してほしいところ。

【SF】スター・ウォーズ カタリスト 上下

本→スター・ウォーズ
08 /05 2017
スター・ウォーズ カタリスト 上下
STAR WARS : Catalyst

ジェームズ・ルシーノ
訳:来安めぐみ
ヴィレッジブックス

「おまえはすごいな。ゲイレン。おまえたち一家の断固とした態度に、拍手を送りたい。三人ともおれのヒーローだ。そういう存在こそが、帝国の陰謀を暴く動きにおれが同調する原動力になる」

スター・ウォーズ カタリスト 下』本文より

スター・ウォーズ カタリスト』。
久々のスター・ウォーズのスピンオフ!しかもローグ・ワンの前日譚ときた。
いやっほぅ。

ゲイレン・アーソとその妻ライラ、そして子供のジン。
彼らが帝国の兵器開発に巻き込まていく過程、クレリックとの友情の変遷にもどう変化があったのかにも納得。
もちろんクレリックの知略に満ちた帝国での地位向上。
だがしかし当時はターキンがいるわけで。
しかも『ターキン』の作者のルシーノがこれを描くから楽しい楽しい。
ターキンがローグ・ワン時にいた地位からもクレリックがその地位を抜くことはなく、
そしてターキンもどういった思考でクローン・ウォーズの時代からの歴史を生き抜いてきたのか。
映画・小説・アニメ版の設定をこれでもかと詰め込んだターキン像へと向かうクレリックもほんとよくここまで描いてくれた。

これはもう読んだあとでローグ・ワンを見返すしかないな。

【本】スター・ウォーズ 英和辞典 ジェダイ入門編

本→スター・ウォーズ
01 /29 2017
スター・ウォーズ 英和辞典 ジェダイ入門編
スター・ウォーズ英和辞典 ジェダイ入門者編

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You have taken your first step into larger world.

スター・ウォーズ 英和辞典 ジェダイ入門編』本文より


作中のイラスト化に愛を感じる。
英語としての作中の引用もわかりやすく、ある意味で使いやすいものを抜粋しているというのも粋だ。

この1冊はエピソード4~6の引用なので、エピソード1~3のジェダイ騎士編が非常に楽しみ。
クローン・ウォーズを見てからこっちへの愛情が最近増えたなと感じる。

【SF】スター・ウォーズ ボバ・フェット 4

本→スター・ウォーズ
11 /05 2016
スター・ウォーズ ボバ・フェット 4
Hunted

エリザベス・ハンド Elizabeth Hand
翻訳: 村上清幸
エフエックス

「誘惑は多いが溺れすぎぬようにな、若者よ!」ジャバはボバを指して言った。「明日の朝から、お前の新しい人生が始まろうぞ!」

『ボバ・フェット 4』本文より

スター・ウォーズ』ボバ・フェット4作目。
これにて打ち切り。
素材が素材だしなぁ。読んでみたら面白かったんだけど。手に取るにはちょっとインパクトが弱いよな。
仕方ない。

ついに4作目にして賞金稼ぎボバ・フェットが誕生した。
ジャバ・ザ・ハットの依頼を受け、自らの腕でもって賞金を稼いでみせた。
いい区切りまできたと思ったところだったのに。

【SF】スター・ウォーズ ボバ・フェット 3

本→スター・ウォーズ
10 /29 2016
スター・ウォーズ ボバ・フェット 3
Maze of Deception

エリザベス・ハンド Elizabeth Hand
翻訳: 村上清幸
エフエックス

「賞金稼ぎは毎日自分の命を賭けている」とジャンゴはいつも言っていた。「金まで賭けるのはバカ者のすることさ」

『ボバ・フェット 3』本文より

スター・ウォーズ』ボバ・フェット3作目。
作家さんも交代。

オーラ・シングを出し抜きながら父の遺産を手に入れることができるか。
いよいよエピソード4へと直結していくハット族に接触していくボバ。
しかもマンダロリアンを憎むダージに背中を狙われながらという。
クローン・ウォーズの世界真っ最中ということで分離主義者の思惑もあったりとこの時代ならではの描写も次々に出てくるねぇ。

これが11歳の運命かよと思わざるを得ないような過酷さだな…
でもだんだんと明らかに賞金稼ぎボバ・フェットに近づいてきたぞ。

【SF】スター・ウォーズ ボバ・フェット 2

本→スター・ウォーズ
10 /23 2016
スター・ウォーズ ボバ・フェット 2
Crossfire

テリー・ビッスン Terry Bisson
翻訳: 村上清幸
エフエックス

「取引をしよう。僕らはチームだ--いまだけは」
「全部、いまだけのことだよ、坊や」

『ボバ・フェット 2』本文より

スター・ウォーズ』ボバ・フェット2作目。

さぁ生き延びなければいけない。
父の愛機のスレーブ1を取り戻し、父の遺産を手に入れるという目的が明かされた。
ドゥークー伯爵すら利用し、オーラ・シングまで出し抜かなければならない。
序盤からこの飛ばしっぷり。
いきなり壁という壁の出現。

そんな中での同じ年頃の友人ができるという微笑ましいエピソードも交えながらも、自らに課したミッションを父の言葉を頼りにこなしていく姿は確かにこれはボバ・フェットだ。
賞金稼ぎとしての姿が見え始めた。

【SF】スター・ウォーズ ボバ・フェット 1

本→スター・ウォーズ
10 /16 2016
スター・ウォーズ ボバ・フェット 1
The Fight to Survive

テリー・ビッスン Terry Bisson
翻訳: 村上清幸
エフエックス

「そしてこれから仲間になることも絶対ない。僕はジャンゴ・フェットの"本当の"息子だ」

スター・ウォーズ ボバ・フェット 1』本文より

スター・ウォーズ』ボバ・フェット1冊目。
エピソード2までのジャンゴ・フェットとの生活を描き、父の死に直面するまで。
まさかこんなジュニア小説でボバ・フェットが主役だろ、いいものなんてまったく期待できない。
それがこんな描写の深さとまったくの無力な少年がどうやって今後生き延びていくのか。
賞金稼ぎの第一歩すらまだ歩めていない。父の背中を見続け生きる術は身に着けている少年がどういわゆる「ボバ・フェット」へと成長していくのかわくわく感がとまらない出来。

これなら2冊目以降も楽しめそう。

【SF】スター・ウォーズ アフターマス

本→スター・ウォーズ
10 /09 2016
スター・ウォーズ アフターマス
STAR WATS : AFTER MATH

チャック・ウェンディグ Chuck Wendig
翻訳:富原まさ江
ヴィレッジブックス

「敵の要塞は破壊されたんだよね、パパ!戦争は終わったのに!」

スター・ウォーズ アフターマス』本文より


スター・ウォーズ』ジャーニートゥフォースの覚醒の1冊であり、シリーズの3部作の1作目。
エピソード6と7の間を埋めていく。

第2デススターを爆破し、エンドアの戦いが終わった。
その後の混乱。
帝国は瓦解していき、反乱者たちは追撃し、帝国という枷と秩序の中で生きていた人たちが急に自由の中へと放り込まれるという混沌。
この混沌ぶりを各惑星で描きながら、単独先行したウェッジの物語とを同時に描いていくのだが…

どうも長すぎるだけのような気もなくもない。
でもこれで1冊目。あと2冊ものすごく分厚いのがあるはず。
まずは自由の中の混沌の描き方としてはよかったのかもしれない。

それよりもなによりもスピンオフがちゃんと翻訳されて出版されたことにこそほっとした。
でも今回は文庫じゃないんだ。
いやいや、でもこの分厚さなら単行本ならではの楽しさはあるな。

【本】ジェダイ・アカデミー ファントム・バリー

本→スター・ウォーズ
02 /21 2016
ジェダイ・アカデミー ファントム・ブリー
Star Wars : Jedi Academy The Phantom Bully

ジェフリー・ブラウン Jeffrey Brown
訳:富永晶子
辰巳出版

行きなよ、ガイアナ!
こいつの相手はまかせて

ジェダイ・アカデミー ファントム・ブリ―』本文より

ジェダイ・アカデミー』3部作最終章。
ついに最終学年。

冒頭からラブラブっぷりというか初彼女ができたからか非常に浮ついててくっそ羨ましい。
もちろん暗黒面に行きそうな友達とも葛藤あり、仲間たちとの友情あり、ヨーダたちからの試練あり。
3年目の安定と安心と案の定のトラブルたちがあった。

【SF】SW ロード・オブ・シス 上下

本→スター・ウォーズ
02 /07 2016
スター・ウォーズ ロード・オブ・シス 上下
STAR WARS : LOAD OF SITH

ポール・S・ケンプ Paul S. Kemp
訳:上川典子
ヴィレッジブックス

「あんたと、あんたが象徴するすべてが憎い。でも、わたしが人を殺めたのは、愛の心だ」
ベイダーがライトセーバーをかまえた。呼吸の音が大きく、ゆったりと響く。口を開いたとき、その声は弔いの鐘のように深く、鈍かった。
「おまえの言いたいことは正確に理解している」

ロード・オブ・シス 下』本文より

スター・ウォーズ正史(カノン)第4弾『ロード・オブ・シス』。
深い意味にもとれるし、決してベイダーだけの物語というわけではない。
まさにアクションをやってのける皇帝はシスだが、完璧ではない。
ベイダーはまだ正義と憎しみの間で葛藤する。
反乱者のヘラの父でクローン・ウォーズのライロス篇での反乱者であったチャムたちは帝国に対して反乱ののろしをあげる。

その戦いの中で何がシス的なのか。
皇帝のように自らのために人の道を外していくのか、それとも反乱者たちがやってのけた狼煙はまるでテロリストそのもの。
ここから反乱者たち、エピソード4へと至っていくわけだけど本当にこの方法が正義であったのか。

はたまた後に救世主となるベイダーは悪の道を進み、それでもオビ=ワンやパドメ、アソーカを想いもう戻れぬことで葛藤する様は非常に見ごたえがある。
シスとジェダイという二つの勢力ではないまた別の道へと進みつつあるなと感じさせてくれる。

アクションあり哲学あり、スター・ウォーズのクローン・ウォーズから反乱者たちまでの流れを継承しながらもしっかりとエピソード4までの間を埋めてきたスピンオフの中でも傑出して面白い部類の本じゃなかろうか。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
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