【小説】グリーン・マイル 6

本→グリーンマイル
10 /11 2011
グリーン・マイル 6 闇の彼方へ
The Green Mile Vol.6 Coffey On The Mile

スティーヴン・キング Stephen King
訳:白石朗
新潮文庫
グリーン・マイル〈6〉闇の彼方へ (新潮文庫)グリーン・マイル〈6〉闇の彼方へ (新潮文庫)
(1997/06)
スティーヴン キング

商品詳細を見る

「おれたちは、神の贈り物を殺そうとしているってことさ」

グリーン・マイル 6』本文より

グリーン・マイル』最終巻。

こういう話だったのか!?
コーフィ―の奇跡もついに読み解かれた。
ミスタージングルズが中心にいた理由もそれとなくわかった。

いまはない刑務所の奇跡の話。
その奇跡は「死刑」のすぐそばにあった。
すなわちジョン・コーフィーがもたらす奇跡がこれだ。

やられたな…
死と奇跡の物語にしてやられた気分。
なんでここまで来るのにこんなに遠回りするんだよー。
でもだからこそ、こんだけしてやられた感のある物語になっているのかもしれない。

くそー。
いい話だった。

【小説】グリーン・マイル 5

本→グリーンマイル
10 /02 2011
グリーン・マイル 5 夜の果てへの旅
The Green Mile Vol.5 Night Journey

スティーヴン・キング Stephen King
訳:白石朗
新潮文庫
グリーン・マイル〈5〉夜の果てへの旅 (新潮文庫)グリーン・マイル〈5〉夜の果てへの旅 (新潮文庫)
(1997/05)
スティーヴン キング

商品詳細を見る

「見えるぞ」コーフィはいった。メリンダに話しかけたのではない――と、わたしは思っているのだが――自分に語りかける言葉だった。「ああ、見えた。よし、助けられるぞ。じっとしていて……じっとしていて……」

グリーン・マイル 5』本文より

コーフィ―の手を発動。

…………え、こんだけ?
こんだけかよっ。

で、どうした、というよりラストはまだー。


どうやらこれが「キーポイント」であり、ラストに関わってくるであろうことはよくわかった。
そして彼の容疑である少女を殺した罪の原点もこのラストへと関わってくるんだろうか。

なんか非常に宙ぶらりん。
あと一歩のところで真相がわからないよー、というもやもや感でいっぱいの巻でした。

【小説】グリーン・マイル 4

本→グリーンマイル
09 /23 2011
グリーン・マイル 4 ドラクロアの悲惨な死
The Green Mile Vol.4 The Bad Death of Eduard Delacroix

スティーヴン・キング Stephen King
訳:白石朗
新潮文庫
グリーン・マイル〈4〉ドラクロアの悲惨な死 (新潮文庫)グリーン・マイル〈4〉ドラクロアの悲惨な死 (新潮文庫)
(1997/04)
スティーヴン キング

商品詳細を見る

理解できないことを経験すると、たいていの人間はそうするんだよ――ただ忘れてしまうんだ。筋の通らないことをいつまでも覚えていたって、役に立つことはないからね。

グリーン・マイル 4』本文より

グリーン・マイル』4巻目。

ドラクロアの悲惨な死。確かにすごく悲惨な死だった。それは約束されていた死刑とはいえ、ねぇ。

それはそうとして、少しずつ明らかになる様々な視点での刑務所の中。それと鼠のミスタージングルズとコーフィ―の奇跡。
中心となる部分がなんなのかは分かったけれども、それがこの物語の何を意味するのかにまだたどり着けない。

最終巻までたどり着かないと分からないんだろうなぁ。歯がゆい。
いろいろな視点のことが分かってきて、この物語の核心に近づいているのはわかるだけに(笑

【小説】グリーン・マイル 3

本→グリーンマイル
09 /19 2011
グリーン・マイル 3 コーフィの手
The Green Mile Vol.3 Coffey's Hands

スティーヴン・キング Stephen King
訳:白石朗
新潮文庫
グリーン・マイル〈3〉コーフィの手 (新潮文庫)グリーン・マイル〈3〉コーフィの手 (新潮文庫)
(1997/03)
スティーヴン キング

商品詳細を見る

「助けたんだ」コーフィはいった。「おれはあんたを助けた、そうだろ」
「ああ、そうだろうな……だけど、いったいどうやって? どうやって助けたんだ?」

グリーン・マイル 3』本文より

グリーン・マイル』3巻目。
これで半分。

だが、進んでいるのか進んでいないのか。
刑務所の中でだんだんと人が入れ替わり、奇跡が起こり、鼠がキーワードになったり。

本筋が分からない。
どこにあるんだ。
ってかコーフィのことをもっと教えてくれ。
ストーリーテラーは過去のこととしてこの物語を語っているが、いかんせん核心を語ってくれない。

なにかがおかしい。起きている。
そして今回の鼠の末路で確実に何かの方向性が決定づけられた気がする。
気がするが、一体何が起こるのか。


前巻ともまるで違った話へと行ったし、話が統合されるんだろうけど…
ふぅ。どうなるんかねぇ。
少なくともラストに「なぜそうなるっ」と続きが読みたくて仕方なくなるような展開だったので、もうほんとどうしたもんかと。

【小説】グリーン・マイル 2

本→グリーンマイル
06 /28 2011
グリーン・マイル 2 死刑囚と鼠
The Green Mile Vol.2 The Mouse on the Mile

スティーヴン・キング Stephen King
訳:白石朗
新潮文庫
グリーン・マイル〈2〉死刑囚と鼠 (新潮文庫)グリーン・マイル〈2〉死刑囚と鼠 (新潮文庫)
(1997/02)
スティーヴン キング

商品詳細を見る

ディーンは苦しいのどから悲鳴をふり絞り、体をがくんと前に泳がせて、冷え冷えとした電気の光が支配する、われらが小世界に足を踏み入れた。

グリーン・マイル 2』本文より

グリーン・マイル』2巻目。

淡々と執行される電気椅子による死刑の数々。
淡々と。えぇもう淡々と。

淡々なのに死刑囚も看守も不気味に見えてくる。

さらに不気味に見える要素。
あのネズミは一体なにものか。
どんな意味をもたせて刑務所の中、死刑囚のいる棟に出没するのか。

それに電気椅子を通しての「こちら側」と「あちら側」。
まるで「あっち」があるかのような。

なんだろうなぁ。
全体的に不安な描写が多い。一体なにが起こっているのか。
起こっているのだけれども、それがなんなのかわからないのが歯がゆい。

【小説】グリーン・マイル 1

本→グリーンマイル
06 /04 2011
グリーン・マイル 1 ふたりの少女の死
The Green Mile Vol.1 The Two Dead Girls

スティーヴン・キング Stephen King
訳:白石朗
新潮文庫
グリーン・マイル〈1〉ふたりの少女の死 (新潮文庫)グリーン・マイル〈1〉ふたりの少女の死 (新潮文庫)
(1997/01)
スティーヴン キング

商品詳細を見る

しかし、右側に曲がることは――またしても――死を意味した。この物置部屋の南東の隅には羽目板づくりの壇がもうけられ、その上には<オールド・スパーキー>自身が鎮座していた。頑丈な樫材の脚……怯えきった人間たちが生涯さいごの数分間に流した汗をどっさり吸い込んできた、幅広の樫材の肘かけ……そして金属製のヘルメット。

グリーン・マイル 1』本文より

グリーン・マイル』1巻目。
当時は毎月1冊グリーン・マイルが出るというすんごいことになってたらしい。
だが、毎月待たずに読む予定。

グリーン・マイル。
コールドマウンテンにある刑務所の電気椅子に至る道。
その道がグリーンの床であるからそう名付けられているという。

死を強く意識させる小説ながら、ものすごく淡々とした語り口ではじまる。

幾人かの死刑囚の話。
刑務官の話。
世界恐慌時の世相の話。

舞台設定の説明であったり、登場人物の説明に多くを割いている。
だけどそのいくつかにすでに不思議なことが起こり始めている。
そう。
「何かがはじまっている」。
この予感させるような語り口に、いまから事件が起こりますよというラスト。

次をー。
次を読ませてくれ。
まさに引っ張られた(笑

これは気になる。
読むしかあるまい。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

リンクやトラックバックは自由にどうぞ。