【コミック】機動戦士ガンダム0079 11-12

コミック→ガンダム 0079
07 /08 2012
機動戦士ガンダム0079 11~12
近藤和久
電撃大王連載
全12巻
機動戦士ガンダム0079(11) (電撃コミックス)機動戦士ガンダム0079(11) (電撃コミックス)
(2004/11/27)
矢立 肇、近藤 和久 他

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まだ……ボクには帰るところがあるんだ…
こんなにうれしいことはない…!

機動戦士ガンダム0079 12』本文より

機動戦士ガンダム0079』完結巻までを再読。

ララァとの戦い、そしてシャアとの一騎打ち。
背景には連邦とジオンの戦争の終結。

実に醜いジオン内部の不協和音に、ニュータイプ同士であろうとも分かり合えない。
分かり合えないづくしの中の戦争の中に、読者は一体なにを見たのか。

理想を掲げ、無駄死にしていく若者たち。

ラストに向かってガンダムの根本的なテーマがここにあった気がする。
理解しあうことの難しさ。

そんな中で戦友たちのもとへと帰っていくアムロくんが、成長したなと。
少なくとも彼は彼の仲間たちに理解され必要とされた。
だから、どんなにひどい戦争であったとしても、彼が必要なものを見つけ認められた、
それだけでも理解されたんだろうなぁ。


ストーリーもいいのだが、怖ろしく気合の入った戦争シーンの数々はあまりに見事すぎると思う。
特にこの11~12巻。

【コミック】機動戦士ガンダム0079 9-10

コミック→ガンダム 0079
07 /01 2012
機動戦士ガンダム0079 9~10
近藤和久
電撃大王連載
全12巻
機動戦士ガンダム0079 VOL.10 (電撃コミックス  GUNDAM COMIC SERIES)機動戦士ガンダム0079 VOL.10 (電撃コミックス GUNDAM COMIC SERIES)
(2003/09/27)
矢立 肇、富野 由悠季 他

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つもりもへったくれもあるか
磁界をはっているとなりゃ接近してビームをぶち込むしかない
ガンダムちゃんしっかり面倒みてよ!
悲しいけどこれ戦争なのよね!

機動戦士ガンダム0079 9』本文より

ラストも直前。
もうララァとシャアとの決戦くらいしか残ってないんじゃないか。

機動戦士ガンダム0079』10巻まで読了。

ソロモンでの激闘。
敵も味方も次々に戦死者が出る。
こういう戦争ものになると近藤和久画伯の描写が強烈だ。

ニュータイプというものが軍の上層部で語られるようになり、戦局も刻々と変わり最終決戦へと向かっていく。
ララァとシャアとアムロの関係も、アムロのホワイトベース内での特殊な見られ方も、シャアとセイラさんの関係も。
ドラマとしても最高潮に達した箇所がこの9~10巻じゃないだろうか。

【コミック】機動戦士ガンダム0079 7-8

コミック→ガンダム 0079
05 /12 2012
機動戦士ガンダム0079 7~8
近藤和久
電撃大王連載
全12巻
機動戦士ガンダム0079 VOL.6 (電撃コミックス  GUNDAM COMIC SERIES)機動戦士ガンダム0079 VOL.6 (電撃コミックス GUNDAM COMIC SERIES)
(1999/01)
矢立 肇、富野 由悠季 他

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そう 知っている
ぼくは あなたを 知っている

機動戦士ガンダム0079 8』本文より

ラストに向かって動き始めた8巻目まで読了。

アムロとシャアの出会い。
アムロとララァの出会い。
そしてアムロとアムロの父との再会。

まさに激動。
アムロとシャアの邂逅はすごく刺激的なのに、穏やか。
それが戦場でないからなのかもしれないけれども、お互いにはじめてついに顔を合わせるというエピソード。
本当の彼らの戦いはここからはじまったんだな、とゾクゾクくる。

あとはやはりアムロの父との再会。
以前はアムロのことよりもモビルスーツを優先させていた父。
だが、彼の父が酸素欠乏症によって記憶が混乱していることもあったのかもしれないが、アムロはアムロの父を捨てる。
父がアムロに構わなかったように。

その彼が見捨ててしまった行為自体は一体なにが原因だったのか。
戦争がそうさせたのか、それとも彼の今までの父の記憶が救うに値しないとしたのか。
ともかく父よりも戦争を優先させてしまうあたりが、どことなく不気味なんだよな…

また、戦争によって絆を引き裂いた/引き裂かれたというのもミライと彼女のフィアンセの関係も挿入されているのも絶妙。
そのあとでアムロとアムロの父のエピソードを挟みこんでいくんだもんな…

戦争ってなんなんだと思わざるを得ないことが満載の7~8巻でした。

【コミック】機動戦士ガンダム0079 5-6

コミック→ガンダム 0079
05 /12 2012
機動戦士ガンダム0079 5~6
近藤和久
全12巻
機動戦士ガンダム0079 VOL.7 (電撃コミックス  GUNDAM COMIC SERIES)機動戦士ガンダム0079 VOL.7 (電撃コミックス GUNDAM COMIC SERIES)
(2000/04)
矢立 肇、富野 由悠季 他

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あの子たちなら大丈夫さ あたしの弟と妹だもん
うまくやるよ
いつまでもこんな世の中じゃないだろ? ねえ カイ

機動戦士ガンダム0079 6』本文より

この時の話を読んでからガンダムというものが好きになった。
そう、カイと密航者でありスパイであるミハルの話である。

純愛であり、戦争が生んだ悲劇としか言いようがないエピソードだと思う。
なぜミハルはスパイという仕事を請けざるを得なかったのか。
そしてスパイとして行動することで何が生まれたか。

そして彼女を支えたカイにとって大きなエピソードであり、今まで何事にも適当だった人物だったカイの成長が見て取れる名エピソードじゃないかなと思う。

ほんとガンダムの中でもズシンとくる。

さらにそのあとに戦死した仲間たちが連邦軍によって二階級特進という処遇を受けることで人の命の価値についても大いに疑問を持つアムロの反応も見所だよなぁ。
戦争の歪さってのが見て取れる。
それをすんごく分かりやすい表現でもって見せてくれるわけだもんなぁ。

【コミック】機動戦士ガンダム0079 3-4

コミック→ガンダム 0079
04 /04 2012
機動戦士ガンダム0079 3~4
近藤和久
全12巻
機動戦士ガンダム0079 4 (電撃コミックス)機動戦士ガンダム0079 4 (電撃コミックス)
(1996/04)
富野 由悠季、矢立 肇 他

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しかし戦場で会ったらこうはいかんぞ
頑張れよ アムロ君

機動戦士ガンダム0079 3』本文より

機動戦士ガンダム0079』4巻まで。

黒い三連星との戦いがあったり、ホワイトベースのメンバーから戦死者が出たり。

否が応にも戦争。
モビルスーツ同士でなければお互いに普通に話せたりもするのに、戦場では敵同士。
なにをやったって当たり前のように戦死者は出るし、それが身近に出る可能性もある。

そういった戦争に対してのアムロがすべてに反応して反抗したり、「大人」に染まっていない様が見れるからこそアムロっていうのは受け容れられるキャラなんだろうなぁ。

3巻も4巻も戦い尽くし。
もう近藤さんの描くMSは実に生き生きしてるし、戦闘場面の力の入れようは誰にも真似できないだろうっていう領域だよなぁ。
MSってどういう動きをするのか、連邦やジオンの戦略も実に分かりやすい。

かといってMSだけじゃなく、ランバラルや黒い三連星とアムロとの邂逅や、戦いに対しての心構えの違いがあからさまに出てきているホワイトベースのクルーの人間関係も実に濃密になってきた。
まさに前哨戦は終わって、ここからが本当の人間ドラマのはじまり、って感じだな。


なにげに近藤和久氏の『MS戦記』とのちょこっとしたクロスオーバーも思わずニヤリとした。

【コミック】機動戦士ガンダム0079 1-2

コミック→ガンダム 0079
03 /29 2012
機動戦士ガンダム0079 1~2
近藤和久
全12巻
機動戦士ガンダム0079 VOL.1 (電撃コミックス  GUNDAM COMIC SERIES)機動戦士ガンダム0079 VOL.1 (電撃コミックス GUNDAM COMIC SERIES)
(1994/10)
矢立 肇、富野 由悠季 他

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「アムロやれる自信は有るか?」
「自信の問題じゃない やるっきゃないんでしょ ブライトさん」

機動戦士ガンダム0079 1』本文より

機動戦士ガンダム0079』再読。

アニメ版に準拠。
いま読み返すと戦争ドキュメンタリーみたいだよなぁ。
すごく客観的にシャアの側とアムロの側からみた戦争を見ることができる。

もちろん登場人物たちのかっとうがあったり、民間人とのやりとりなんかも見ていると「戦争」ものであることを再認識させられる。
1~2巻では特にホワイトベースに乗った民間人の老人たちの反逆や、母のもとを訪れて、そこでジオン兵を殺してしまったアムロとアムロ母とのやりとりが印象的。
誰もこんな戦争に巻き込まれたくて巻き込まれたわけじゃないってことが強烈に描かれてるよな。


突如として民間人から生き残るためにジオンと戦わざるを得なくなってしまったアムロたちの悲劇と葛藤をゆっくりと読み返してみようかなと思う。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
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