【コミック】金田一少年の事件簿 金田一少年の決死行

コミック→金田一少年の事件簿
08 /20 2014
金田一少年の事件簿 File26
金田一少年の決死行

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(26) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(26) (講談社漫画文庫)
(2005/10/12)
さとう ふみや

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当たり前よ……!
必ず帰ってくるよ!

『金田一少年の決死行 グランドフィナーレ』本文より

金田一少年の事件簿』第一期最終巻。

高遠との対決。
いつきさんからのいざないで事件がはじまり、明智警視の危機。
再び警察に追われる金田一。
ノベルスからの再登場の李刑事と小龍。
さらには玲香ちゃんの手助けもありときた。
一期の最後に相応しいオールキャストの登場に金田一・明智のタッグで挑む高遠との因縁の対決が最後には待ってる。
すさまじい盛り上がり方だった。
当時何度読み返したことか。

グランフィナーレのあらゆる登場人物を出しての最終回も感動ものだったしなぁ。

どうしても一期の流れの最後にこれがあるから、二期以降がどうしても物足りなく感じてしまうのも事実。
高遠の父親が絡み始めてから、再び金田一と明智警視に対してどう決着をつけてくれるのか楽しみにしてる…
ほんと、この一期のラストを越えるものを見てみたい。

【コミック】金田一少年の事件簿 怪奇サーカスの殺人

コミック→金田一少年の事件簿
08 /04 2014
金田一少年の事件簿 File25
怪奇サーカスの殺人

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿 File(25) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿 File(25) (講談社漫画文庫)
(2012/09/28)
天樹征丸さとうふみや

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そうしてぶざまに生きる方がカッコつけて死ぬより
100倍カッコよく見える時だってあるんだぜ?

『怪奇サーカスの殺人』本文より


金田一少年の事件簿』1期アニメ版ではこれが最終回だった。
なぜ決死行をやらないのかと当時は思ったもんだった。
別に高遠でてくるわけでもなし。
トリックは奇術的だけど。
後味がいい事件でもあるけど。
でもやっぱり納得できなかった。

短いながらもいい話。
なにげに長編なのにフミが出てくる相当珍しい話でもあるかも。
そもそも他の長編って出てきたっけと思ったり。
2期や20周年以降はほんと出番ないもんな。

なにげにフミが事件のカギを握っていたり、小学生だからこその視点が面白い見え方がしてくる回だったんじゃないかな、と。

【コミック】金田一少年の事件簿 露西亜人形殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
07 /28 2014
金田一少年の事件簿 File24
露西亜人形殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(24) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(24) (講談社漫画文庫)
(2005/08/10)
さとう ふみや

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そうやってお前が鼻高々に「芸術犯罪」とやらを俺に振りかざしてくる気なら…
俺は「推理」でそいつを叩き切ってやる!
俺自身の…誇りにかけて!!

『露西亜人形殺人事件』本文より


金田一少年の事件簿』そろそろ一期のクライマックス。
高遠との対決「露西亜人形殺人事件」。

館もので見立てもの、そして宝探し。
もう申し分ないほどの大きな事件。それに悪い後味が尾を引く悪意の結末も非常にいい。

なによりも高遠との最後の対決を前にして(20周年も終わりRがはじまった今にして思えばだけれども)、高遠との対決にじっちゃんの名に懸けてじゃなく、自分自身の誇りにかけて高遠と戦うことを決意するところに少年漫画のもっとも熱いものを感じる。

【コミック】金田一少年の事件簿 雪影村殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
02 /10 2014
金田一少年の事件簿 File23
雪影村殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(23) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(23) (講談社漫画文庫)
(2005/07/12)
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きっと見つかるよ!
夢中になれる何かが!!

『雪影村殺人事件』本文より

金田一少年に飽きてきた頃、そしてCASEシリーズをほんと惰性で買い続けた時に唐突に表れたこの異色の感動作。
美雪が出てこない。
けど金田一の寝言では出てきたりはするけど。

美雪が知らない金田一少年の事件。
それに美雪が知らない5年前に金田一が滞在していた村でのその当時の仲間たちとの思い出を巡る事件。

ノスタルジックで、怖いとか奇妙とかよりも、哀しいすれ違いから生まれていく物語と謎と、遺書が紡ぐ真実の何とも言えない物悲しさがこれまでのどんな金田一少年の事件の中でもトップクラス。

あらゆる意味で「いつもの」というのがほっとんどない。
決して大きなトリックも驚愕のとかそういうのはない。

それでも物語の強烈な印象と、物語に浸らせてくれる言葉の数々は秀逸だったとしか言いようがない。

【コミック】金田一少年の事件簿 天草財宝伝説殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
02 /03 2014
金田一少年の事件簿 File22
天草財宝伝説殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(22) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(22) (講談社漫画文庫)
(2005/06/10)
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あんたはハカリにかけちゃいけないものを…
ハカリにかけちまったんだ…!!

『天草財宝伝説殺人事件』本文より


File22『天草財宝伝説殺人事件』。
財宝探しもの、そしていつきさんの事件でもある。

アリバイトリックに財宝の謎に地元の恐怖の怪物の噂にと、これでもかと詰め込みましたが楽しい。
その謎がいくつもの謎を掛け合わせていて、それが解けた時の快感がたまらんな。

美雪にさらにライバル登場だったり、二三の存在感も増してきた。
むぅ。今おもえば二三でてくるわりには2期以降さっぱり。短編のみって感じなのが。もうちょい本編に絡めてもよかったのかもな。

それにしてもかなり周到な犯人だったよなぁ。

【コミック】金田一少年の事件簿 銀幕の殺人鬼

コミック→金田一少年の事件簿
01 /29 2014
金田一少年の事件簿 File21
銀幕の殺人鬼

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(21) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(21) (講談社漫画文庫)
(2005/05/12)
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こ~ゆ~のが本当の「女のかわいさ」ってゆ~んだ

『銀幕の殺人鬼』本文より

玲香ちゃんが完璧すぎる。
フミとの漫才もまたよし。
こんだけいい導入部なのに、なぜにあんなに盛り上がりに欠けるのか。

File20『銀幕の殺人鬼』。
1冊完結にしたから短いし、ポアロをわざとらしく久しぶりに投入したからこその見え見えの謎。
つまらないトリック。

ああ。それなのにそれなのに。
圧倒的な存在感の2重密室トリックが金田一のシリーズの中でもいつものと思えるような話や毎度よくある動機に埋もれてしまってる。
もうとんでもなくすごいトリックなのに。

思えばこの頃ずっと読み続けていたシリーズをそろそろ本当に見限ろうかと思っていたのもいい思い出。
同時期に出ていた短編集が楽しかったからそっちで読み続けていたようなものかも。

【コミック】金田一少年の事件簿 魔犬の森の殺人

コミック→金田一少年の事件簿
01 /23 2014
金田一少年の事件簿 File20
魔犬の森の殺人

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(20) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(20) (講談社漫画文庫)
(2005/04/12)
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てなワケで~~
次回から金田一フミの事件簿が始まるよん

『魔犬の森の殺人』本文より


File19『魔犬の森の殺人』。
CASEシリーズのはじまり。
ここから1冊完結になったわけだけれども、今までと違う装丁。
並べた時の違和感。
短編集とも並行してなかなかでなくなった本編。
思えば明らかな金田一冬の時代到来の頃であり、完結編のFile26へと進んで行くのが明らかな頃。
いろいろテコ入れして失敗したのってこの頃なんだよなぁ。

新しくといっても、確かに犯人は新しかったかもしれない。
意外な人物だけど、トリックにしても犯人を示すダイイングメッセージたったひとつが重要な意味を示すわりに、それ以外はなんだかイマイチという…
ラストに唐突に出てきたフミの存在もなぜそこでというように思えなくもないし。

いろいろ残念な巻だったけど、いま読むとテコ入れの時期だったよなぁと懐かしく思ったりもする。

【コミック】金田一少年の事件簿 速水玲香誘拐殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
01 /09 2014
金田一少年の事件簿 File19
速水玲香誘拐殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(19) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(19) (講談社漫画文庫)
(2005/04/12)
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だから後悔してない
いくら後悔しても過去には戻れないんだもの

『速水玲香誘拐殺人事件』本文より


金田一少年の事件簿』1期のラスト。
CASEシリーズの直前。

なんとかテコ入れをする直前だけに、これをラストにするのかよといろいろ疑問に思ったものだ。

誘拐と追想劇、そしてアリバイトリック。
さらには高遠とのこれから幾度にも渡る対決を予感させるラスト。

でも大きくない事件。
もっとすんごいのが読みたいんだよと当時は思ったっけか。

金田一と美雪と玲香ちゃんの三角関係の描き方
特に美雪と玲香ちゃんのライバル関係を深める描き方は実にニヤニヤするなぁ。

また当時に永遠のライバルにもなる金田一と高遠の関係もさらに深めたり。

事件そのものが正直あまりパッとしないもののキャラクターを深く掘り下げてるよなぁと再読してみて感じた。

何気に剣持警部はもちろん、明智警視に長島警部までが参加している事件っていうのも思えば金田一少年の殺人以来で同じ警察側の登場人物の再登板というのも狙ってやったのかもなぁ。
最初のシリーズの最後だけに最高潮だった時のメンバーをさりげなくそろえてたのかも。

【コミック】金田一少年の事件簿 魔人遺跡殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
12 /30 2013
金田一少年の事件簿 File18
魔人遺跡殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(18) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(18) (講談社漫画文庫)
(2005/03/11)
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血を流すことで愛する者を救うことなんてできやしないんだ!!

『魔人遺跡殺人事件』本文より

読んでた当時は全裸シーンに驚愕したものだ(しみじみ

金田一少年の事件簿18作目『魔人遺跡殺人事件』。

2作目と同じ様な閉鎖的な村。
呪いのようなものが残る村。
そこに民俗学やラブコメを混ぜつつ、宝探しまでやってのけるわ、呪いにしか思えない事象まで出してくる。

この次の事件で1期は終わったわけだけど、いろいろ試行錯誤してきている時期だよなぁ。
新しいものを生み出そうと躍起になっている様が見て取れてくる。
短編はいい出来なんだけど、売れなかったり。
27巻で終わらせてCaseシリーズに移行するものの話数制限で悶々としたり。

ある意味この中期で中だるみの時期ではあるけれども、新しいミステリを模索する様はそれはそれで面白いのでよし。

【コミック】金田一少年の事件簿 仏蘭西銀貨殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
12 /23 2013
金田一少年の事件簿 File17
仏蘭西銀貨殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(17) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(17) (講談社漫画文庫)
(2005/03/11)
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だ……誰?
あなた…!?
あなたが殺した男の目を開けた者ですよ……

『仏蘭西銀貨殺人事件』本文より

金田一少年の事件簿』17作目。
タロット山荘以降初の倒叙もの。

金田一の幼馴染ともいえる女の子が殺人。
それを脅迫して新たに殺人を犯させるという真犯人との対決。

完全に裏から操るタイプだけれども、物的証拠をいかに面白くだしていくか。
やはりそこが見もの。

また登場人物たちの愛がうまいことズレて、そして次々に悲劇がひとつひとつ積み重なっていく悲しさがなんとも…
今回のますみや犯人だけじゃなく、犯人につらなるストーリーも二重三重にいい効果がでてる。

華やかなファッション界と対比させるようにすごく暖かいところと冷たい感情を織り交ぜて行っているのもいいんだよな。

【コミック】金田一少年の事件簿 黒死蝶殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
10 /07 2013
金田一少年の事件簿 File16
黒死蝶殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(16) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(16) (講談社漫画文庫)
(2005/02/10)
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「生きる」ことが「死ぬ」ことよりはるかに辛いこともあるわ……

『黒死蝶殺人事件』本文より

金田一少年の事件簿』16作目。
悲恋湖のジェイソンが復活。しかし彼はその時の記憶を持たず。本物か、それとも。
悲恋湖で共に死地を乗り越え、金田一少年の殺人で友情を築いたいつきさんと挑む事件。

今度は以前の事件の犯人を登場させるという奇抜な展開からスタート。
そしてメインのトリックにはカラーページを敢えて挿入しての劇的なもの。
当時はこれが最先端だったよなぁ。
「カラーだからこそ」映えるアリバイトリック。
そこから展開する怒涛の犯人の口をすべらせたところや仕草などの違和感の原因。
ほんと怒涛の解決編だった。

そして解決編には金田一くんが今まで何度も犯人を説得してきた言葉すら通じないほどの重い年月をかけた罪の軌跡。
それと対比するかのような幸せの描き方がなんとも「本当にこれでよかったのか」とか「犯人はこれで救われた」のかという後味が残る悶々とするラストも魅力かな。

【コミック】金田一少年の事件簿 魔術列車殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
09 /30 2013
金田一少年の事件簿 File15
魔術列車殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
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週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(15) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(15) (講談社漫画文庫)
(2005/02/10)
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ただ僕は人を欺くことに"快感"を覚え
意味はそれを見抜くことに"使命感"を感じている

『魔術列車殺人事件』本文より

地獄の傀儡子との最初の対決が描かれる『魔術列車殺人事件』。

きらびやかなマジックショーと対比するかのような対象に死を与えるマジック。
後の芸術犯罪を行っていく地獄の傀儡子の個人的な事件。
そしてすべてのはじまりだよな。

思えば最後の犯人以外が与えた鉄槌を考えると、それもまた血筋そのものなのかもしれんな…

さすがに後に何度も登場する犯人だけに、強烈な印象のトリックを用いてきたよなぁ。
一期の中でも相当練り込まれてそう。

【コミック】金田一少年の事件簿 墓場島殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
09 /23 2013
金田一少年の事件簿 File14
墓場島殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(14) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(14) (講談社漫画文庫)
(2005/01/12)
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「過去の傷」を消そうとして憎しみのナイフでえぐりだしても―――
傷は消えやしない!かえって広がるだけなんだ!!

『墓場島殺人事件』本文より

金田一少年の事件簿』14作目。

無人島でのサバイバルと殺人鬼との対決。
サバイバル知識の宝庫でありながら、いままでの事件と比べても意表をついたトリックと犯人。
さらには心理的な誘導の方法がすごく面白い。
残虐でありながら実に登場人物たちの心理状態を予測しながら動くための入念な準備はそれはそれは見事なものだった。

金田一の中でももっともサバイバルな生き残りをかけたストーリーだったよなぁ。
ドラマ版でも2期のクライマックスだったし。

この事件に限らず女性の強さっていうものを前面に出してくる話って金田一の話に多いよな…

【コミック】金田一少年の事件簿 怪盗紳士の殺人

コミック→金田一少年の事件簿
09 /17 2013
金田一少年の事件簿 File13
怪盗紳士の殺人

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(13) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(13) (講談社漫画文庫)
(2005/01/12)
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本気で望めば 人は いくらだってやり直せるんだ!
生きてさえいりゃ…

『怪盗紳士の殺人』本文より

金田一少年の事件簿』13作目。

金田一のライバルとなる解答紳士の最初の事件。
芸術とお茶目さと、そんな中での「違和感」がどう事件と結び付け解決に結びついていくか。
トリックも解りやすいけれども、なによりも動機と物語性を存分に楽しめるものだと思う。
違和感とヒントがいっぱい散りばめておきながら、事件解決やったーという楽しみ方はもとより動機に秘められた悲劇と愛の描き方がもう。

前半の怪盗紳士本人との戦いもまたラストでしっかりオチが用意されていて悲劇性とは正反対のコメディっぽさとまたいつか戦いの時があるんだろうなという明るい予感もいい読後感をもたらしてくれる事件だったと思う。

ほんとこのあたりの金田一は名作おおいな。

【コミック】金田一少年の事件簿 蝋人形城殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
09 /09 2013
金田一少年の事件簿 File12
蝋人形城殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(12) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(12) (講談社漫画文庫)
(2004/12/10)
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犯罪は「芸術」なんかじゃない!!
あんただってもう気づいてたはずだ!
紙の上に書かれた「計画」と現実の「犯罪」がまるで違うものだってことに!!

『蝋人形城殺人事件』本文より

金田一少年の事件簿』12作目は城もの。
しかも探偵たちが集まってお互いの推理を競い合うというイベントの中で起こる殺人事件。
その中でも金田一と明智警視がぶつかるという稀有なもの。
そりゃ盛り上がるってわけだ。

城ものという閉鎖空間、アリバイトリックに推理の競争というものを組み合わせながら現実に起こった事件とも交差していく様はやっぱり見もの。

高遠がいないにも関わらず犯罪は芸術じゃないと犯人に向って叫ぶ金田一の姿は、のちに今回の犯人を越える芸術犯罪を実行する者と邂逅する予感をさせてくれるな…

【コミック】金田一少年の事件簿 タロット山荘殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
09 /02 2013
金田一少年の事件簿 File11
タロット山荘殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(11) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(11) (講談社漫画文庫)
(2004/12/10)
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私を犯人として告発するだと…?
それを教えてほしいのはこっちの方だ……!!
いったい誰が死体を掘り起こして風車山に運び あんな"運命の輪"を残したりしたんだ!?

『タロット山荘殺人事件』本文より

金田一少年の事件簿』11作目。
玲香ちゃんが再登場。

玲香ちゃんの父親が殺人を犯すというなんで最初から犯人わかってるのさ、と当時は倒叙というミステリを知らずに読んでいたからこそ、脅迫者の存在が分かってからの一体どうなるのというわくわく感が半端ない。

玲香ちゃんと美幸の恋のライバルの戦いもよし、
玲香ちゃんの過去を深く掘り下げたり、犯人視点で前半を語ることで金田一の持つスマートさを客観的に魅せるカッコよさもよし、

何かがこれまでと違っていて、違和感が出てきてからの一気に読ませてくるドラマが本当に楽しい作品。

また第1作目以来の久々の結城先生の登場というのもまたいいものです。

【コミック】金田一少年の事件簿 金田一少年の殺人

コミック→金田一少年の事件簿
08 /27 2013
金田一少年の事件簿 File10
金田一少年の殺人

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(10) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(10) (講談社漫画文庫)
(2004/11/12)
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俺がやるっきゃない!!
自分の容疑は自分で晴らしてやる!!

『金田一少年の殺人』本文より

金田一少年の事件簿』10作目。
最盛期といえばまさにここ。
金田一を一気に単行本で集めたのもここの時だったし、マガジンを連載で追うなんてしたのもここのときくらい。
あの時程ヒーローであり探偵である金田一自らが追われる立場になるなんてのがショッキングであまりに楽しくて次が楽しみで仕方なかったのをよく覚えてる。

そりゃ楽しいわけだ。
金田一少年が逃亡者となり、推理をしながらも明智警視という強敵を相手に逃げおおせなければならない。
さらにはトリックも身近なアリバイトリックという予想外のもの、さらには今回の原因である作家先生の大スクープのフロッピーの在り処を探すという暗号ゲームも兼ねてるときたもんだ。
さらにさらに、明らかに金田一と美幸の絆が見て取れる、こっからロマンスが発展するのではないかという。

もうまったくいくつの面白い要素を詰め込んだらいいんだよという内容。

警察側の明智警視や剣持警部が敵になり、味方は悲恋湖でのいつきさん率いるマスコミ関係者に加えてビデオ少年の佐木が復活ときたもんだ(笑
この対決構図もいいんだよなぁ。

【コミック】金田一少年の事件簿 飛騨からくり屋敷殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
08 /20 2013
金田一少年の事件簿 File09
飛騨からくり屋敷殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(9) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(9) (講談社漫画文庫)
(2004/11/12)
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すっげえもんだな・・・・
「母の愛」ってやつは――

『飛騨からくり屋敷殺人事件』本文より

金田一少年の事件簿』File8。

飛騨のからくり屋敷と、呪いと悪霊が現在にいたるまで生きる村での事件。
剣持警部の初恋がテーマでもあり、昔の風習が生きる「旧家」での事件という横溝かよ、まんま金田一だなという事件。

もちろん現代にありながら古典的で、悪霊の鎧武者をかけあわせたおどろおどろしさ、さらには単純かつまさに騙しにかかってくるトリックがいい。

まさに先代である金田一耕介に挑んだ作品のようだよなー。

なにげに絡んでくる剣持警部の初恋にもニヤニヤする事件である。

【コミック】金田一少年の事件簿 首吊り学園殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
08 /12 2013
金田一少年の事件簿 File08
首吊り学園殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(8) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(8) (講談社漫画文庫)
(2004/10/08)
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心に支えがある人間はどんなつらい目にあっても
決して自殺しないものよ

『首吊り学園殺人事件』本文より

金田一少年の事件簿8作目。
金田一がついに犯人の誘導によって虚偽の真相へと導かれるというかなり狡猾な犯人との対決。
50年前の集団首吊り自決のオカルトや、髪が伸びる絵やオカルト少女など、オカルトまみれの中で暴かれる真相はかなりびっくりしたもんだ。

犯人の準備がかなり周到というのもそうだけど、いま読み返してみたらかなり危うい証拠というか偶然がかなり味方しているというか。
本当に被害者は今回用意されたトリックに気付かなかったのかとか。

なんにしても今回の心理的なものを二重三重に利用したトリックはやっぱり見もの。
まるで手品。
だからこの時の表紙がトランプマジックだったのか。

【コミック】金田一少年の事件簿 異人館ホテル殺人事件

コミック→金田一少年の事件簿
08 /05 2013
金田一少年の事件簿 File07
異人館ホテル殺人事件

原作:天樹征丸/金成陽三郎
漫画:さとうふみや
週刊少年マガジン連載
金田一少年の事件簿File(7) (講談社漫画文庫)金田一少年の事件簿File(7) (講談社漫画文庫)
(2004/10/08)
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どんなに悪い状況になっても「最悪」の道を避けるだけの選択の余地は残ってると思うんだ

『異人館ホテル殺人事件』本文より

金田一少年の事件簿File7。
ここからひとつひとつの事件の密度が濃く、ページ数も多くなっていった。
そしてなにより今までと同じ様にはいかないぞとばかりに読者の予想を裏切る展開をもってきたり、今まで以上に人間ドラマやメインメンバーの間の友情が芽生えていく。

今回の俵田刑事に加え、剣持のオッサンや明智警視まで登場するわ、金田一が容疑者として逮捕されるわ、被害者に予想外すぎる人物や、いつもとまったく違った展開の犯人とか。

ここからが新生金田一少年の事件簿といわんばかりの事件だったと思う。

DNAの雑学やギリシャ神話の雑学にしても、この事件から学んだなーとしみじみ。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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