【コミック】LES MISERABLES 8

コミック→LES MISERABLES
01 /26 2017
LES MISERABLES 8
新井隆広
原作 ヴィクトル・ユーゴー
ゲッサン連載
全8巻
LES MISERABLES 8 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
新井 隆広 ヴィクトル・ユーゴー 豊島 与志雄
小学館 (2016-07-12)
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痛みもない、苦しみもない…
あるのは歓びと… 愛だけ……

『LES MISERABLES 8』本文より


レ・ミゼラブル』最終巻。最終部ジャン・ヴァルジャン。

完結!
よくここまで本当に描き切ってくれたな…
もちろん割愛したエピソードはあれど主軸はまさにこれ。

この無私ともいえる愛で行動し続けたジャン・ヴァルジャンとはこういう崇高な人物だったのだよ、と。

時代背景も素晴らしかったし、ジャン・ヴァルジャンと対極的な悪の塊であるテナルディエ。悪というより俗であるといった方が正しいのかもしれない。
自らの利益と物欲でのみ行動できることのある種のすばらしさですらあったな。
またもう一つの対極である自らの正義に生きたジャヴェールやアンジョーラもまた一つの生き方であり、そんな彼らすべてが「無情な人々」であったのだなと。
自らの救いをどこに求めるのかというのがまさに問い続けた作品であったと思う。

【コミック】LES MISERABLES 7

コミック→LES MISERABLES
01 /17 2017
LES MISERABLES 7
新井隆広
原作 ヴィクトル・ユーゴー
ゲッサン連載
全8巻
LES MISERABLES 7 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
新井 隆広 ヴィクトル・ユーゴー 豊島 与志雄
小学館 (2016-03-11)
売り上げランキング: 72,027

たぶん…あたし…あなたの事…ほんの少し…
愛していたんだと思う。

『LES MISERABLES 7』本文より

レ・ミゼラブル』7巻。
第4部抒情詩と叙事詩終了。最終部ジャン・ヴァルジャン開始。

きたぞ革命!
そして敗北。
その敗北の中で見せてくれるエポニーヌの愛、アンジョーラの純真な革命への想い、マリユスの愛。
そこに続いていくのがジャン・ヴァルジャンの愛。
誰もが報われることなく、ただ愛の中で死んでいく。
その儚さがレミゼなんだよな…
なぜ彼らが死なねばならなかったのか。
彼らは何を得たというのか。
何かを得る前に死んでいくことの描き方がよく描いてくれたな、と。
あの長い長い物語をキャラクターに焦点を当てながらというものにアレンジしつつやってのけてくれたことに感謝だ。

さぁ残り1冊。

【コミック】LES MISERABLES 6

コミック→LES MISERABLES
01 /12 2017
LES MISERABLES 6
新井隆広
原作 ヴィクトル・ユーゴー
ゲッサン連載
全8巻
LES MISERABLES 6 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
新井 隆広 豊島 与志雄
小学館 (2015-10-09)
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私を愛してくださいますか。
そんな事………ご存じなのに。

『LES MISERABLES 6』本文より

レ・ミゼラブル』6巻。
第4部抒情詩と叙事詩。革命前夜とコゼットとマリユスの恋。
もうこの革命に至る物騒な歴史観と、その革命に乗っかって刑務所を脱獄したテナルディエとパトロンミネットが奏でるまるでプレリュードのような前奏。
くるぞくるぞという感じがする。

そして一方のコゼットとマリユスが対照的に絶対的な愛。
それに寄り添う結ばれぬエポニーヌのマリユスに対する恋があまりにかわいすぎて。彼女のこれまでも報われない人生の中で最も歓びに近いものを掴みながらも、ああ、それでもやっぱり報われないのに、それでもマリユスのために生きるのがあまりに健気。

【コミック】LES MISERABLES 5

コミック→LES MISERABLES
09 /18 2016
LES MISERABLES 5
新井隆広
原作 ヴィクトル・ユーゴー
ゲッサン連載
全8巻
LES MISERABLES 5 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
新井 隆広 ヴィクトル・ユーゴー 豊島 与志雄
小学館 (2015-05-12)
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しかし私にとってのこの幸せは、
等しくコゼットにとっての幸せにもなっているのでしょうか。

『LES MISERABLES 5』本文より

レ・ミゼラブル』5巻。
第3部マリユス編。

テナルディエとその一味の邪悪さが半端ない。
これが悪であり、もはや悪でしかないのだと言わんばかりの強烈さ。

変わってそのテナルディエに家としての大きな借りを持ちながら、テナルディエの狩りの相手の娘を愛したマリユスの板挟みの苦労がミュージカルでは描かれてないためにやっぱり新鮮。

さらにもう一方のバルジャンのコゼットを引き取り家族になっていった過程が泣けるなぁ。
こうやって人は家族を作るのか、と。
たとえ血のつながりがなかろうともこれだけの幸せを築きあげてるわけだし。

さて、コゼットの独り立ちも近づいてきたな。
しかも革命の足音も同時に来ているときたもんだ。

【コミック】LES MISERABLES 4

コミック→LES MISERABLES
07 /16 2016
LES MISERABLES 4
新井隆広
原作 ヴィクトル・ユーゴー
ゲッサン連載
全8巻
LES MISERABLES 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
新井 隆広 ヴィクトル・ユーゴー 豊島 与志雄
小学館 (2015-01-09)
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貴方は人の生命を助けておいて、その人を忘れてしまいなさる。
助けられた者は 皆 貴方を覚えているというのに…

『LES MISERABLES 4』本文より

レ・ミゼラブル』4巻。
第2部コゼットが完結。第3部マリユス開幕。

くぅぅぅ。
やっぱコゼットを助け出すところが感動的。
そして逆にテナルディエ夫妻の暗黒ぶりが恐ろしい。
この漫画の表現だとここまでできるもんなのか。

そんな第2部があり、第3部のマリユスでの革命というまた新しい要素が入ってくる。
さて、第3部ではなにを見せてくるのか。
パリの悪党たちとヴァルジャンとの対決も見れそうだし楽しみだ。

【コミック】LES MISERABLES 3

コミック→LES MISERABLES
03 /20 2016
LES MISERABLES 3
新井隆広
原作 ヴィクトル・ユーゴー
ゲッサン連載
LES MISERABLES 3 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
新井 隆広 ヴィクトル・ユーゴー 豊島 与志雄
小学館 (2014-08-12)
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私がジャン・ヴァルジャンです。

レ・ミゼラブル 3』本文より


レ・ミゼラブル』第一部ファンティーヌ閉幕。
ジャン・ヴァルジャンが脱走するところからはじまる第二部コゼット開幕。

第一部と直接つながるように第二部がはじまり、いよいよ次から夫妻とコゼットが出てくるわけか。

原作でも多くを費やされていたが、ミュージカルでは一瞬で終わってしまうヴァルジャンの苦悩をベースに進んでいった3巻。
いかにして無実の罪のものを助けるか。
助ける必要もなく、途方もなく無謀な裁判が行われる街までの移動。
それすらも彼の苦悩の行くべきか行かざるべきか、自らの心の声はどう変化していくのかを表現しているかのようだった。

ここまで丁寧な第1部をやってのけてくれたらなら、ああ、もう少しゆっくり第2部第3部とやってくれていてもよかったよーな。
でもこの第1部こそがまさに土台だしなぁ。

【コミック】LES MISERABLES 2

コミック→LES MISERABLES
03 /06 2016
LES MISERABLES 2
新井隆広
原作 ヴィクトル・ユーゴー
ゲッサン連載
LES MISERABLES 2 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
新井 隆広
小学館 (2014-04-11)
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大丈夫…
見捨てはしない。

レ・ミゼラブル 2』本文より


レ・ミゼラブル』第1部ファンティーヌ2冊目。
コゼットの悲劇のはじまりであるワーテルローの英雄である軍曹テナルディエの初登場。
もうなぜこいつのところに預けてしまったのか。
貧しさかそれともこの時代が悪かったのか。
冒頭からの怪しさが炸裂してる。

司教の崇高さを継いだジャン・バルジャン。
彼の高潔さも十分に描かれているが、ものすごい勢いで不幸"レ・ミゼラブル"になっていくファンティーヌがものすごく
痛々しいな…
読んでて辛いがこれもレミゼ…

【コミック】LES MISERABLES 1

コミック→LES MISERABLES
07 /18 2015
LES MISERABLES 1
新井隆広
原作 ヴィクトル・ユーゴー
ゲッサン連載
LES MISERABLES 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
新井 隆広
小学館 (2013-12-12)
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これから何もかも変わっていくんだ。
あなたも変わる。
神の御心のままに、あるがままに、
あなたが望む姿に変わればいい。

『LES MISERABLES 1』本文より

コミック版『レ・ミゼラブル』。
ここまで丁寧にジャン・バルジャンを主役に、彼を巡る物語を丁寧にやってくれるのかよ。
その一言に尽きる。

天と地を呪い、神父と出会ったことですべてが変わり始める。
恨みの大きさ、慈悲の深さの描写がとてつもない。
ここまで丁寧にやってくれるなら最後まで読んでいきたい。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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