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【FT】天と地の戦い タムール記6

本→エレニア記2
02 /10 2013
天と地の戦い タムール記 6
THE HIDDEN CITY

デイヴィッド・エディングス David Eddings
訳:宇佐川晶子
表紙イラスト:ウスダヒロ
ハヤカワ文庫FT
天と地の戦い―タムール記〈6〉 (ハヤカワ文庫FT)天と地の戦い―タムール記〈6〉 (ハヤカワ文庫FT)
(2007/06/08)
デイヴィッド エディングス

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「それほど気に入ってなかったんだよ。究極のパワーがあれば努力知らずだ。努力もせずに手にはいるものなんて、ほんとうの値打ちはない。おまけに、やたらに人に頼られる」

『天と地の戦い』本文より

タムール記』最終巻。
「THE HIDDEN CITY」後編。

アフラエルは相変わらずロリ神すぎるわw

海外のファンタジーと考えるとおそろしくいろいろな神々が現れ、そして人間たちとの戦いへと誘われていった。
前作「エレニア記」からの「青い薔薇」の伏線も、異民族、異民族どころか人と神の間の愛すら描いてみせた。

なんてーかさ…
大団円、まさにそんな言葉が当てはまるかのようなラストだった。
混戦極まった中でのラストバトルも、愛あるラストも、普段の生活へと帰っていく様も、もーーこれぞファンタジーの王道だよな!

【FT】冥界の魔戦士 タムール記5

本→エレニア記2
08 /31 2012
冥界の魔戦士 タムール記 5
THE HIDDEN CITY

デイヴィッド・エディングス David Eddings
訳:宇佐川晶子
表紙イラスト:ウスダヒロ
ハヤカワ文庫FT
冥界の魔戦士―タムール記〈5〉 (ハヤカワ文庫FT)冥界の魔戦士―タムール記〈5〉 (ハヤカワ文庫FT)
(2007/05/10)
デイヴィッド エディングス

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「ときどきあなたって癪にさわるくらい利口になるのね、スパーホーク」女神はかれの手をつかんだまま皮肉っぽく言った。

『冥界の魔戦士』本文より

タムール記』5巻目。
原書の最終巻前半。

最終決戦中。
神々との戦いの背後にあった首謀者の動機。

いろいろ歪んだ愛だったり、夫婦の絆だったり。
いろんな形の愛が現れはじめたなぁ。

また物語もスリリングに命のやりとりであったり、これまでの伏線を一気に回収したり。
一気に物語が動いた。

物語の中心に据えられたスパーホークはエラナをどう取り戻すのか。
そして今回の戦いはどう終結するのか。
楽しみである。


今回から大きく物語に絡みだしたトロール神の舌っ足らずだけど純粋に食欲旺盛であったり、服を着る概念のない独舌ロリ女神といい、神なのにどこかしら完璧じゃないあたりが面白い。
だから人と神との会話すらくすくす笑わしてくれるなー。

今回の戦いの背後もじっくり判明したわけだしさぁあとはラストへ一直線。

【FT】暗黒の魔術師 タムール記4

本→エレニア記2
08 /21 2012
暗黒の魔術師 タムール記 4
THE SHINING ONES

デイヴィッド・エディングス David Eddings
訳:宇佐川晶子
表紙イラスト:ウスダヒロ
ハヤカワ文庫FT
暗黒の魔術師―タムール記〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)暗黒の魔術師―タムール記〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)
(2007/04/06)
デイヴィッド エディングス

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「子供というのはみな不満をもつものですよ」セフレーニアが断言した。「両親をあっというまに老け込ませる理由のひとつが、それなのです」
「まったくだ」スパーホークは同意した。かれもセフレーニアもフルートを見て見ぬふりをした。

『暗黒の魔術師』本文より

タムール記』4巻目。
「THE SHINING ONES」後半。

トロール神たちとのいわば神との戦いも間近。
その裏側にもまだまだ色々潜んでいそうだが。

ゆっくり確実に決戦の時は近づいているわけだが。

それ以上にいろんな方向に発展していく大人たちの会話が面白い。
特に前シリーズと比べて違うスパーホークが子供をもっているからこその会話が面白い。
男と女と大人と子供。
本質をついたような言葉の数々はずきずきくるな(笑

より会話がエレニア記の時に比べてもシャープになっているよなー。

【FT】青き薔薇の魔石 タムール記3

本→エレニア記2
08 /09 2012
青き薔薇の魔石 タムール記 3
THE SHINING ONES

デイヴィッド・エディングス David Eddings
訳:宇佐川晶子
表紙イラスト:ウスダヒロ
ハヤカワ文庫FT
青き薔薇の魔石―タムール記〈3〉 (ハヤカワ文庫FT)青き薔薇の魔石―タムール記〈3〉 (ハヤカワ文庫FT)
(2007/03/08)
デイヴィッド エディングス

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「"どのくらい遠く"と"どのくらいかかる"とどうちがうの?」
「同じだよ、アフラエル。旅をしていると、時間と距離は同じ意味になるんだ」
「自分のしていることをしっていれば、ちがうわ、同じ意味じゃないわよ」

『青き薔薇の魔石』本文より

タムール記』3冊目。
折り返し点。

いよいよ神との戦いがはじまる。
しかも異国の神と。

パーティーの中に神がいる時点で、それはいったいどうなんだと思わなくもないのだが、異国のまったく違う文化の神と戦うというのは面白いな。
文化が違い、それを理解し、そのうえで戦うって。
ファンタジーだけれども、ぐいぐい宗教ってやつの中に切り込んでいくよなぁ。
ウィットに富んだ会話とともに。

今回から本格的に神との戦いを前に深められるマセリオンでの文化の相互理解だけならまだしも、宗教の絡む政治にまで手を出して、いったいどういう風に決着がつけられるのかまだわからん。
単に世界を壊す神を倒すぜーというだけに終わらない気がしてきた。
相手を知ることで自身を知るともいうけれども、ほんといろんな面で当たり前が崩れていく様は面白いな。


それにしてもスパーホークの娘にとりついた神アフラエルは人間くさいなと思ってたけど、時折見せる人間を超越したなにかを感じさせる言動って「はっ」とさせられる。

【FT】炎の天蓋 タムール記2

本→エレニア記2
07 /25 2012
炎の天蓋 タムール記 2
DOMES OF FIRE

デイヴィッド・エディングス David Eddings
訳:宇佐川晶子
表紙イラスト:ウスダヒロ
ハヤカワ文庫FT
炎の天蓋―タムール記〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)炎の天蓋―タムール記〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)
(2007/02/08)
デイヴィッド エディングス

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「ごらんください!」オスカンが格式ばって言った。「美と真実の中心をごらんください! 叡智と権力の中枢! 世界の中心たる炎の天蓋、マセリオンです!」

『炎の天蓋』本文より

タムール記2冊目『DOMES OF FIRE』の後半。

やっと物語が動き出した。
タイトルにもある「DOMES OF FIRE」=「炎の天蓋」と呼ばれるマセリオンに一行が到着。

前巻のようなプロローグとあらためて登場人物紹介じゃなく、真剣に政治と宗教についていろいろ述べられる…
って政治と宗教て。
もちろん対立していたり、自分たちの宗教との食い違いなど異文化に触れるからにはさけて通れないけれども、それを真剣にやるとこうなるのか(笑
大人のファンタジーだなぁ。

相も変わらずもちろんのこと男女の会話、妻から見た夫とか夫から見た妻の意見もなにか的を得ているのも面白い。
これはもう夫婦作家だからこその目線だよな。

【FT】聖騎士スパーホーク タムール記1

本→エレニア記2
05 /06 2012
聖騎士スパーホーク タムール記 1
DOMES OF FIRE

デイヴィッド・エディングス David Eddings
訳:宇佐川晶子
表紙イラスト:ウスダヒロ
ハヤカワ文庫FT
聖騎士スパーホーク―タムール記〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)聖騎士スパーホーク―タムール記〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)
(2007/01/06)
デイヴィッド エディングス

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「まあね、それはちがいのひとつね」
「もうひとつは?」
「あなたが男で、わたしが女だってこと」
「わかりきったことだ――しかもあまり意味深いことではない」
「それはまちがいよ、スパーホーク。お父さまには想像もつかないくらい意味深いことなんだから」

『聖騎士スパーホーク』本文より

タムール記』。『エレニア記』の続編。
今度は神々が相手の戦いだ!

…とまぁ、やっぱりしっかりファンタジーなんだけれども、男性と女性の物語であり、神と信仰と文化の戦いでもある。
大人のファンタジーだよなぁ。
どこか見たことがあるような世界での階級間での戦いの背景であったり、もちろん今回もスパーホークとエラナ王女の会話はウィットに富んでいて非常に面白い。
こんなん子供が読んでもしっくりこないことこの上なし(笑
大人になってから、この本に収録されている意味深い言葉たちを堪能させてやりたいもの。

エレニア記の続きということで、いつもの面々の新しい話を読み始めることができて非常にうれしい。
と同時に前作以上に大きな戦いの物語にも発展しそうな壮大なプロローグのような第1巻目でした。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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