The World Is Made Out Of Entertainment

本や映画・ドラマ・アニメの感想などを書いてる日記blog。

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【映画】ホテル・ルワンダ

ホテル・ルワンダ
HOTEL RWANDA

(2004)
ホテル・ルワンダ プレミアム・エディションホテル・ルワンダ プレミアム・エディション
(2006/08/25)
ドン・チードル

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1994年。
ルワンダで起こったフツ族とツチ族の間で起こった紛争を描いた作品。
結果的に100万人以上が虐殺された中、ホテルを経営していたポール・ルセサバギナの民間人を守るための孤独な戦いが描かれている。


監督・制作・脚本:テリー・ジョージ
音楽: ルパート・グレグソン=ウィリアムズ、アンドレア・グエラ
出演:
ドン・チードル
ソフィー・オコネドー
ホアキン・フェニックス
ニック・ノルティ


随分と強烈なメッセージを残してくれたもんだ…

ルワンダで紛争があったことは知っていても、どんな内情だったのかはさっぱり覚えてすらいない。
それを代弁するかのように登場人物の一人であるマスコミの人間が「ニュースを見ても怖いね、とコメントして何事もなかったかのようにディナーを続ける」というセリフにはゾッとさせられた。

このような映画を見れるような国の人に対しての明らかなメッセージだよな…


また民族同士の紛争であり、虐殺が描かれている。
その原因であるとされる民族の差というのもおおきく取り上げられていたと思う。

映画の中でヨーロッパの人から見れば「民族的な差異」は見分けがつかない、と言わせている。
また主人公は対立している民族の人を守ろうとし、妻さえも相手側の民族である。

そんな民族の差などないように思える中でなぜ紛争が起こってしまうのか。

ところどころに挿入される歌の中でも「なぜアフリカは合衆国ができないのか。なぜ国という線が引かれてしまっているのか」と切実なメッセージを含んでいると思える。
誰もが望みながら、それでもどこかでひとつになることができないでいる。
それは歴史的なことも含んでいたり、武器を流す大国の影響や思惑もあったり。


映像としてみても、画面の隅々にいたるまで情報過多なまでに見せてくる内容にも圧倒された。
誰かが助かったとしても誰かは助からない。
平等には訪れない幸せ、誰がその瞬間に死んでもおかしくない現状。
そういったことからも実にいろいろと考えさせられる映画だった。

タグ : ホテル・ルワンダ テリー・ジョージ ドン・チードル ソフィー・オコネドー ホアキン・フェニックス ニック・ノルティ

  • 2008-07-21
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【映画】ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN

(2004)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
(2006/04/14)
ダニエル・ラドクリフ

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ハリー・ポッターシリーズ3作目。

アズカバンから極悪な悪人が脱獄した。
その彼は例のあの人の手下であり、ハリーの両親の死にも関わっているという…


監督: アルフォンソ・キュアロン
原作: J・K・ローリング
出演:
ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン


やっぱりこの話が今のところ一番好きだ ヽ(´ー`)ノ

序盤からハリーにとっての「家族」が描かれ、自身が孤独であることを気に病むようになる。
しかし、彼がシリウスによって家族と呼べる人がいることの幸せや、友人たちがいることのありがたさを感じるシーンも多々出てくる。
その幸せを実感するシーンの数々はまるでこれから起こる災厄の前兆のように思えなくもないのだが…

事実4作目以降でさらに「孤独」を感じるシーンなんかも出てくるわけだし(笑

また1〜2作目でも散々伏線が張られていたハリーの両親の死についても、ぐっと真実に迫るところもこの3作目の魅力かと思う。
今まで出てきていたスネイプ先生にとってもハリーの両親は重要なファクターを占めているように示唆するようなところも「いったいスネイプ先生には一体なにがあったんだろう」と興味をそそられるし。

それでもなによりも、ハリーとシリウスの絆を短期間でうまく描いたよなぁと思う。
いままで大きな幸せを見出せなかったハリーが幸せな時間を意識することがあったからこそ、あの魔法を成功させることができたわけだし。


シリーズの謎を掘り下げるという意味でも、「魔法学校」の生活らしいことの描き方、
またシリーズ自体に暗雲が立ち込めるような予感をさせるという意味でも、この1作が1作で完結しながらも中継ぎとしてうまく機能した作品だと思う。

タグ : ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 アルフォンソ・キュアロン J・K・ローリング ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン

  • 2008-07-09
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【映画】ハリー・ポッターと秘密の部屋

ハリー・ポッターと秘密の部屋
HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS

(2002)
ハリー・ポッターと秘密の部屋ハリー・ポッターと秘密の部屋
(2006/12/08)
ダニエル・ラドクリフ

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ハリー・ポッターシリーズ第2作目。
ハリーのもとへやってきた屋敷しもべ妖精のドビー。
彼はハリーがホグワーツへ戻ることに対して警告する。
ホグワーツに戻ったハリーを待っていたのは数々の危険な出来事だった。

監督: クリス・コロンバス
原作: J・K・ローリング
出演:
ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン

2作目。
1作目と明らかに違った点があった。

なんか「魔法」が当たり前になってないだろうか(笑

1作目では要所要所で出てきた魔法という存在が、この2作目から画面の色んなところでまさに魔法が縦横無尽に描かれてる。
まさに華やか。

こうやって1作目のヒットから2作目以降の人気シリーズになっていったわけか。
5作目の時点でもう特殊効果が手の込んだものばっかになっていて、クリエイターの皆様ご苦労様ですと思ったものです(笑


1作目に引き続き、2作目でも「口にできないあの人」とハリーに関する事柄が大きく物語りに大きく関わってくる。
また登場人物たちや、歴史上の人物の血筋といったものも少しずつ出てきている。

そういう細かいところがどんどん連なるシリーズなので、原作を読んでない派としては映画からだけの情報で流れについていかなくちゃいけないので、たまに見返さないと本気で忘れるのがちょっと難点だよな。

1〜2作目を見返して、これで「ああ。そういうことだったのね」というところの再確認がいっぱい出きたと思う。
まさかこの時点からたくさん伏線があるとははじめて見たときにはまったく気づかなかったな…


6作目に向けてもうちょい復習しときます。

タグ : ハリー・ポッターと秘密の部屋 クリス・コロンバス J・K・ローリング ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン

  • 2008-07-08
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【映画】デアデビル

デアデビル
DAREDEVIL

(2003)
デアデビルデアデビル
(2007/09/07)
ベン・アフレック

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マーヴェル・コミックが原作のダークヒーローもの。
昼間は盲目の弁護士、夜は法律で裁けない悪を裁く超感覚のデアデビルとなって悪を裁く。
ヒーローものは数あれど、これはかなりダーティなヒーローだったのかもしれない…


監督・脚本: マーク・スティーヴン・ジョンソン
原作: スタン・リー
原案: フランク・ミラー
出演:
ベン・アフレック
ジェニファー・ガーナー
コリン・ファレル
マイケル・クラーク・ダンカン

まったく期待しないでみたんだけど、地味に面白かった。
なにか突出して面白かったり、テーマが斬新だったりするわけではない。
それでもどこか引き込まれるヒーローがこの映画で描かれていた。

正義を貫く盲目の弁護士。
彼は目が見えなくなってから他の五感が進化し、超感覚を手に入れる。

そして夜は法で裁けぬ悪人を倒し、正義を貫いた自らの父を殺した犯人を捜して彷徨う。
だが悪を倒す度に絶望感に襲われる。

果たして自分たった一人で悪を裁ききれるのか。
自分は本当に正義を行っているのか。

うわ。
ダークヒーローだよ。
自分の力に悩みまくってやがる。

特に正義を行った現場で近所の少年に見つかり、自分が悪であるかのような誤解を受けたときの「I'm not a bad guy」という呟きが痛くて仕方ない。
自分は正義であるが、他人には認められない。
自分はたった一人だと言っているかのよう。

そんな彼がヒロインに惚れ、もしかしたらこれが救いになっていくのか!?と思いきや怒涛の展開。
ラストの父の仇を見つけだすところまでノンストップ。
最後に彼が見つけだした時には見ているこちらも「コイツはしっかりと自分を見つけだしたんだな」と思えた。
もうその姿がものすんごいカッコいい。

終始圧倒的な力と自分の存在を問う姿に観客として共感しながら見れました。


ワイヤーアクションも特殊効果も斬新。
数々のロックな曲に乗せながらのストーリーを展開する手法も個人的に好き。
しかし斬新だけど地味。
なんか勿体無いというか…
盲目のヒーローだけに聴覚と嗅覚を実に効果的に表現もしてたんだけどなぁ…


当初は「エイリアス」のジェニファー・ガーナーのアクションを見たいがためという理由で見たんだけども、思わぬいい映画を見つけだしたみたいです(笑
デアデビルという孤高のヒーロー像に焦点を絞って描いていた点も好みでした。

タグ : デアデビル マーク・スティーヴン・ジョンソン スタン・リー フランク・ミラー ベン・アフレック ジェニファー・ガーナー

  • 2008-07-01
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【映画】ハンニバル

ハンニバル
HANNIBAL

(2000)
ハンニバルハンニバル
(2007/04/06)
アンソニー・ホプキンス

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「ハンニバル・レクター」のシリーズ2作目。

監督: リドリー・スコット
原作: トマス・ハリス
音楽: ハンス・ジマー
出演:
アンソニー・ホプキンス
ジュリアン・ムーア
ゲイリー・オールドマン
ジャンカルロ・ジャンニーニ


ボックス版をかなりお手ごろ価格でゲットぉぉ。
かなり安く手に入れたけど、これが定価9800円っていうのはさっぱり理解できないや orz

映画の中身や、メニューの作りこみ、冊子の丁寧さは評価できるんだけど…
冊子は非常に細かい部分まで解説されていたので、かなり興味深く読めました。


「羊たちの沈黙」の7年後の話。
いまなおFBI捜査官として活躍しながらレクター博士を追いかけるクラリス・スターリング。
政治を裏から操る実力者の元に届いた一つのレクター博士に関する情報が再びレクター博士とクラリスをめぐり合わせる。


人間の誰もが心の底に持つ慾望と悪の心。
陰鬱なテーマを前面に出しながらも、根底に決して結ばれることはない愛が描かれているところが大好き。


以下続きにて

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タグ : ハンニバル リドリー・スコット トマス・ハリス ハンス・ジマー アンソニー・ホプキンス ジュリアン・ムーア ゲイリー・オールドマン ジャンカルロ・ジャンニーニ

  • 2008-06-03
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【映画】M:I-2

M:I-2
MISSION: IMPOSSIBLE 2

(2000)
M:I-2(ミッション:インポッシブル2)M:I-2(ミッション:インポッシブル2)
(2006/04/21)
トム・クルーズ

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映画版『MISSION: IMPOSSIBLE』の2作目。
スパイ大作戦の映画だとは思いたくないです(笑

監督: ジョン・ウー
出演:
トム・クルーズ
ダグレイ・スコット
タンディ・ニュートン
ヴィング・レイムス

はじめて見たときには途中で寝たのを覚えてる。


IMFからの今回の指令はテロ集団から「キメラ」という危険なウイルスを奪還すること。
そこでIMFの指令どおりになぜか女泥棒を仲間に加えてミッションに移る。


最初から工作員をちゃんと養成しろよ orz
それとも人材不足なのかIMFは…
スパイの道具も技術も素晴らしいものにも関わらず、人材でなぜか苦しむのはなぜなんだ(笑

中盤まではドラマ版『スパイ大作戦』のように主人公のイーサン・ハントと前作でIMFに復帰したハッキングの天才ルーサーとのコンビで不可能なミッションをこなしていく。
それに女泥棒の役割もしっかりと潜入捜査というスパイもの「らしい」構造をしていたと思う。

やり方とか、設定がちょっとムリあるんじゃないかと思えるところはそりゃ多々あるんだけれども。
でもイーサン・ハントの恐ろしくカッコよく見えるスタントの数々を見られればそれでOKじゃないか。

途中までは確かに「チーム・プレイ」と言えなくもなかったし。


ラストのチェイスシーンと格闘は圧巻。
あそこまでカッコよく魅せてくれる映画もなかなかないだろう。
そこに至る話や変な矛盾点は置いといて。


全体に散りばめられたアクションシーンの素晴らしい映画でした。
どうすれば役者が映えるのか。
背景や小道具のすばらしい見せ方。
危険なことこの上ないスタントの数々。

そうした部分の魅せ方っていうのは超一流だと思う。

ここに話もしっかりしてれば完璧だったのに…

なんで途中からスタンドプレーになっちゃったんだとか、プロフェッショナルで構成されるチームのはずなのにほとんどヘリの運転しかしない人もいたりと、チーム構成に疑問を感じる。

あとはスパイの鉄則を進んで壊していくのもなんだかな、と。
スパイならミッションの成功が絶対だろうに…


あと、様々なところの感想で取り上げられてないような気がするが、もっとルーサーの存在は評価されてしかるべきだと思う(笑

タグ : M:I-2 ジョン・ウー トム・クルーズ ダグレイ・スコット タンディ・ニュートン ヴィング・レイムス

  • 2008-05-30
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【映画】ディープ・ブルー

ディープ・ブルー
DEEP BLUE

(2003)
ディープ・ブルー スペシャル・エディションディープ・ブルー スペシャル・エディション
(2005/05/27)
ドキュメンタリー映画

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2003年の『ディープ・ブルー』。
TV用ドキュメンタリーの『ブルー・プラネット』の映画版。

「見たことのない世界を見せてあげよう」という広告どおり海の中の映像をたっぷり90分間浸れます。


監督: アラステア・フォザーギル、アンディ・バイヤット
音楽: ジョージ・フェントン
演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ナレーション: マイケル・ガンボン


この映画に対して「なぜ」や「これはなに?」と言ったことは説明していたらキリがない上に時間も足りない。
だからそれは考えなくてもいいものだと思う。
単純に見たことのないような映像に歓喜し、迫力のある音を一から作り、ベルリン・フィルが映像にあった音楽を作り出し、また何千時間もかけて撮影された映像を賞賛すればいいじゃないか(笑
そうやって作られたこの映画は地球という文化の一部を保存することに成功したきわめて稀なフィルムでもあると思う。

そもそも撮影したスタッフたちにも世界の研究者たちにとっても謎なことがまだまだあるのが海の世界。
そこに説明を求めるのは野暮ってもんです(笑
むしろ、この映画をきっかけにしてそういった謎に挑んでくれる人が出てくると色んな人にとって喜ばしいことだと思う。


見た後に、水族館なり沖縄あたりに旅に出たくなった。
ってか行こうかなぁ。

タグ : ディープ・ブルー ブルー・プラネット ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 マイケル・ガンボン

  • 2008-05-10
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【映画】ギャング・オブ・ニューヨーク

ギャング・オブ・ニューヨーク
GANGS OF NEW YORK

(2001)
ギャング・オブ・ニューヨークギャング・オブ・ニューヨーク
(2003/08/08)
レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス 他

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2002年のアカデミー賞に10部門ノミネートされた映画。
南北戦争前の19世紀のNY「ファイブ・ポインツ」を舞台に繰り広げられる抗争を描いた作品。


監督: マーティン・スコセッシ
脚本: ジェイ・コックス、ケネス・ロナーガン、 スティーヴン・ザイリアン
音楽: エルマー・バーンスタイン、ハワード・ショア
出演:
レオナルド・ディカプリオ
キャメロン・ディアス
ダニエル・デイ=ルイス


すんごいものを見た…。
これがアカデミー賞をひとつも取れなかったのは取らせたくないというのがあったんじゃないだろうか。
人種の坩堝であるアメリカの暗黒面を描いたといっても過言じゃない。
だからこの映画の5年後くらいに人種差別を描いた『クラッシュ』という映画が作られたことを考えると、あまりに直接的・暴力的に描いたこの映画は目をそむけるべきものとして捉えられたとかか。


アメリカ先住民・イングランドからの移民・それと対立するアイリッシュ系に中国系。
多くの貧民僧と貧民層から搾取するものたち、少数だけれども自分たちのために政治・経済を動かす富裕層。
さまざまな人種と層が入り乱れ主張し・戦い続け、自らの文化やルーツに誇りを持つ描き方は見事としかいいようがない。

文化が違えば、そこに同じ価値観として出てくる金と力。
ゆえに秩序はなくなり、果ては警察もグルになる始末。
道端には死体が平気で転がり誰も気にもしない。
「こうなるんだろーなー」というのを違和感なく映像で表してくれてたな…

特に娯楽としての「朝は絞首刑。夜はダンスパーティー」というのには絶句した。
絞首刑も娯楽に、そして絞首刑になる側もビジネスとしてそれができるんだ、というのには価値観をひっくり返された気分。


また、キャッチコピーに大々的に描かれた「愛」というものも自分のルーツ・血筋に対するものの方が大きかったと思う。
その父から子に、そしてその後にも引き継がれていく過程というのもすごい分かりやすい表現だった。

冒頭の血みどろになるケンカとラストの暴動の対比しかり、ラストシーンしかり。
…そのケンカが「ウエストサイド物語」のケンカのように「武器はなんにする?」を決める会議の怖いこと怖いこと。
大の大人がやってんだもんな。
その時までに彼ら「ファイブ・ポインツ」の流儀をたくさん見せられてるだけに怖さ倍増だった(笑


確かに暴力的な表現に圧倒されるんだけれども、現代に通じる問題をしっかり真正面から捉えてるあたりこの映画は社会派っていってもいいんじゃないかと思った。

タグ : ギャング・オブ・ニューヨーク ファイブ・ポインツ マーティン・スコセッシ レオナルド・ディカプリオ キャメロン・ディアス ダニエル・デイ=ルイス

  • 2008-04-26
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【映画】ハリー・ポッターと賢者の石

ハリー・ポッターと賢者の石
HARRY POTTER AND THE SORCERER'S STONE

(2001)
ハリー・ポッターと賢者の石 特別版ハリー・ポッターと賢者の石 特別版
(2002/05/15)
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント 他

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ハリー・ポッター1作目を見返してみた。
原作読んでないんで、どんどん内容忘れていくし(笑
忘れていたおかげでまるで初めて見たかのような感じで見ることができた。
初めてちゃんと見たのが3作目からだったしなぁ。

監督: クリス・コロンバス
原作: J・K・ローリング
出演:
ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン

意地悪なおじさん・おばさんの元で暮らすハリー。
そこへ魔法学校からの入学許可の手紙がくる。

いじめられる生活から一転、ハリーは魔法の世界というファンタジックな世界へと入ることに。
しかし、その頃ホグワーツ魔法魔術学校では陰謀が進行していた。

あらためてあらすじらしきものを書いてみると、なんてありきたりな(笑

さて1作目を見てみた多くの伏線というか、忘れていた話っていうのを思い出せた。
それと同時に今の作品がどんだけスゴイものなのかっていうのを思い知らされたかも。

1作目で魔法という不思議な非日常の世界へ視聴者が入っていくための道具をこれでもかというほど、さりげなく見せている。
例えば衣装であったり、ホウキという道具、どこか現代ではないなと思わせる建物たち。

でもこの1作目ではそういうCGをバリバリに使わなくても表現できてるんだよなぁ。
今じゃ世界観を「あのハリー・ポッターの世界」として見せるためにどれだけ凝ったつくりにしてることか(笑
もう背景の動き一つ一つ見てるだけでも楽しいくらい。


魔法という非日常を使いながらも、ハリーが居場所を見つけるための第1作目。
学校での競争や不思議な学校での冒険。
それらを通して描かれる友情や家族という絆。
その描かれ方にやさしい愛情みたいなのを感じる(笑


もうこの1作目も7年前か。
映画の方もかなりシリアスな展開になってきているけれども、原点のようなものは失われてないよなぁと見ていて感じた。

タグ : ハリー・ポッター ハリー・ポッターと賢者の石 クリス・コロンバス J・K・ローリング ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン

  • 2008-04-12
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【映画】戦場のピアニスト

戦場のピアニスト
THE PIANIST

(2002)
戦場のピアニスト戦場のピアニスト
(2003/08/22)
エイドリアン・ブロディ、トーマス・クレッチマン 他

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フランス・ポーランド合作の映画。
ポーランドのワルシャワを舞台に1939年から終戦までのユダヤ人ピアニストを追ったストーリー。
また実話を基にした話。

監督: ロマン・ポランスキー
原作: ウワディスワフ・シュピルマン
脚本: ロナルド・ハーウッド
出演:
エイドリアン・ブロディ
トーマス・クレッチマン
エミリア・フォックス
ミハウ・ジェブロフスキー
エド・ストッパード


なんでこういう映画が日本で作られないのか。
母国に起こったこと。
妥協なく作られた映画のように思えた。

エンターテイメントとしての映画としてじゃなく、後に残すための映画であるかのような。
39年からのユダヤ人への差別意識にはじまり、弾圧、虐殺へと至る過程。

道端には当たり前のように死体が転がり、ゲットーへ強制移住させられたあとはいつ殺されるか分からない日常。
食料も限られ、隙を見せれば略奪される。

その淡々と丁寧に描いている様に息を飲む。
ドイツが押されてきてからのワルシャワでの銃撃戦。
その音が遠くから聞こえてくるだけの描写が音にしても演技にしても実に切羽詰ってる。
役の乾ききった喉の状態までが伝わってくるようだった。

そう言ってみるならだんだんと死が近づいているような。
ドイツ兵や警察によって運悪く急に殺されるか、緩慢な死を迎えるか。
その息詰まった映像に思わず見終わったときには拍手でもしようかと思ったくらい。

もうなんともスゴイ映画だった…
ラスト近くの廃墟と化したワルシャワの光景が目に焼きついてる。

タグ : 戦場のピアニスト ロマン・ポランスキー ウワディスワフ・シュピルマン エイドリアン・ブロディ トーマス・クレッチマン

  • 2008-04-01
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【映画】キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
CATCH ME IF YOU CAN

(2002)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
(2005/04/28)
レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス 他

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実際にあった400万ドルを稼いだ21歳の詐欺師とそれを追うFBI捜査官の話。

軽快にアップテンポに、けれどもどこか寂しさを感じさせる映画だった。

監督:スティーヴン・スピルバーグ
原作:フランク・W・アバグネイル
出演:
レオナルド・ディカプリオ
トム・ハンクス


エンターテイメントの方のスピルバーグだな(笑

60年代の町並みとBGMをうまいことマッチングさせながら時代を感じさせ、次第に父親と子供の愛情の話とは。
いい話じゃあないですか(笑


詐欺師として身分をいつわり生きていくことで、誰にも真実を話せない。
そんな弱さを見せながらも、普通の生活がしたいともらすところなんて、一気に感情移入してしまった。
なんせ彼は数々の人を騙しながらもまだまだ子供。
捕まれば何年にも渡って刑務所行き。
そりゃ怖いのは分かる。
また、自分が詐欺を続ける中で幸せを見つけたり、家族に自分が一人でしっかりと生きているということを見せ安心させようとする親思いの子供なんだもんなぁ。
それを見せつけてくれたもんだから、彼が逃げ続けるのにも見ていて応援したくもなる。

また、詐欺師のフランクとFBIのハンラティの間で芽生えてくる子供と父親のような関係も見所。
もう捕まった後のエピソードがなんともいいよなー。
追われ追いかけのときでも十分だったんだけども、十分に時間を使って描かれたエピローグで余計に二人の絆というのも見れたと思うし。


エンターテイメントとしても十分楽しめた。
それ以上に、これが実際にあった話であり、その人物が監修しているってのには驚きだ。

タグ : キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン スティーヴン・スピルバーグ フランク・W・アバグネイル レオナルド・ディカプリオ トム・ハンクス

  • 2008-03-29
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【映画】キングダム・オブ・ヘブン

キングダム・オブ・ヘブン
KINGDOM OF HEAVEN

(2005)
キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カットキングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット
(2006/12/01)
オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン 他

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第2回と3回の間の十字軍の出来事の史実ものであり、エンターテイメントでもある作品。
グラディエーターのリドリー・スコット監督の作品ということで見てみたんだが…

あれ?リドリーどこいくのーという感じがするのが否めない。

監督・製作:リドリー・スコット
出演:
オーランド・ブルーム
エヴァ・グリーン
リーアム・ニーソン
エドワード・ノートン
ハッサン・マスード

十字軍としての歴史ものとして見るならばこの時代の戦い方などは見て損はないし、史実を重視したつくりになっている(そりゃ多少の演出はあるけど。火矢とか火の投石とか)のも楽しめる。

けど…なんだろうなぁ。
残念感がある。
メッセージ性はよく分かる。

キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の聖地イェルサレム。
その聖地をめぐった戦いが描かれることからも反戦という意図であろう演出はいろんなところに見受けられたし、平和の象徴としての文化が混在しているイェルサレムというのも描かれてた。

でもこの監督ってこんなに直球ストレートな監督だっけかと思ってみるとなんだかなーと感じてしまった。
世捨て人のように世間から離れていた主人公が罪を購うために十字軍に入り地位を手に入れ、民のための生活を築こうとするのもストーリーに絡んでくるのは分かる。
でも、なんかそんなにとんとん拍子はないわ…とちょっと引いてしまったのも事実。


城での攻防戦をはじめとした戦闘シーンに関してはもはやド迫力でした。
でもこの映画で好きなのってそこだけかもしれない orz

タグ : キングダム・オブ・ヘブン リドリー・スコット オーランド・ブルーム エヴァ・グリーン リーアム・ニーソン エドワード・ノートン ハッサン・マスード

  • 2008-03-21
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【映画】ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON

(2004)
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月
(2006/11/30)
レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント 他

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無事ハッピー・エンドを迎えた前作。
しかし、ハッピー・エンドの先には何が待っているのか。
さらなるドタバタと男女の関係のややこしさをさらに滑稽に描いた続編。

1作目で面白かった。
2作目はいらないだろーと思っていたら、いやいや2作目おもしろいってば(笑

監督:ビーバン・キドロン
原作:ヘレン・フィールディング
出演:
レニー・ゼルウィガー
コリン・ファース
ヒュー・グラント


狙いまくりの音楽とその歌詞。
ラブ・ストーリーに見せかけつつもその実、結構そこらへんにあるリアルな感じの人間関係。
男も女も結局完璧なんてないんだよーというものを次から次へと魅せてくれる(笑

よさげに見えても欠点ばっか見えてしまったり、あるあるっていうような人間らしさをどんどん描いてくれるところは見ていてスッキリ。
逆に好感が持てるほど。

まったくどうしようもないよな(笑
男も女も、って思わせてくれる。


そんな男女関係しかり、おせっかいだけど、頼りになる友人たちも魅力の一つ。
彼らの存在の大きさもしっかりと描いてくれているところもやっぱりこの映画が愛される理由だろうなと思う。
単なる話を聞いてくれるだけの友人じゃないんだよなぁ。
彼らは彼らなりに自分のことやブリジットの恋愛を楽しみ、いざとなったらまじめに手を差し伸べる。
こういう友人ってホント素晴らしいものである。

微妙にスベった感じになりそうなストーリーをものの見事に素晴らしくしているのは先に述べた人間らしさの描き方や登場人物たちの存在だろうなと思う。

だからこそ、見ている側はなぜか終盤近くに応援したくもなるものです。

まさか2作目も前作に見劣りしない出来だとは思わなかった(笑

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  • 2008-03-21
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【映画】ラストサムライ

ラストサムライ
THE LAST SAMURAI

(2003)
ラスト サムライラスト サムライ
(2007/12/07)
トム・クルーズ、渡辺謙 他

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渡辺謙がアカデミー賞にノミネートされ話題になった作品。
『ブラッド・ダイヤモンド』の監督の作品でもある。
…DVDがものすごく安く売られていたので見てみたというのが実際だけれども、十分に楽しめた。
武士道万歳!

監督: エドワード・ズウィック
出演:
トム・クルーズ
ティモシー・スポール
渡辺謙
真田広之
小雪


明治政府に軍の指導のために日本に来たトム・クルーズ演じるオールグレン大尉。
南北戦争で凄惨な人殺しを目の当たりにしてしまい酒におぼれていたが、日本に来て武士道を重んじる勝元の元で過ごすことになる。

日本の四季のなんと美しいことか。
のどかな風景。
それでいて自分に厳しい人たちの村。
静かだけれども、ものすごく力強い。

武士道というのは一言に言うのは簡単だけれども、アメリカ資本でそれを映像化しようというのだから、きっと大変だったであろうと思う。
見えないものをどう魅せるか。
象徴的なシーンは武士の魂である刀の廃刀令やまげ禁止と言ったシーンでも見受けられた。
それよりも自分が本当に守りたいものは命をかけてでも守り通すという信念を持って戦っていた勝元たちは非常にカッコよく写っていた。

また南北戦争を機に神の存在を信じられなくなり、酒におぼれていた大尉が武士道に触れ少しずつ変わっていく様もなんとも面白い。
言語が通じない。
それでも大尉が変わっていくのが見受けられるのは言葉による会話じゃなく、空気を通して自分を変えていった描写もこの映画の中ではかなり好きだ。


この映画を撮影するにあたって日本人俳優たちもかなり意見をしたらしく、日本人が見てもそれほど違和感もなかったんじゃないかなと思う。
そりゃ史実と違うじゃないかという人もいるだろうけど、映画はフィクションだし、そのフィクションにした場面も十分にこの映画のテーマである彼らの武士道に直結しているところも恐れ入った。
そんな明治初期のやれ左幕だ勤皇派だと言っていたらたぶん映画として楽しくない(笑


日本的な楽器を取り入れた音楽や、かなりこだわったんじゃないかと思われる効果音や村の中での衣装なんかもこの映画の中でかなり効果的だったんじゃないかと思います。
特に刀の効果音が(笑
そして機関銃の音のなんとも時代を感じさせる音も…
あの近代化の機関銃に勝てなかったんだよなぁ。


日本的である負けの美学というのもしっかり再現されていたところもすごくよかったです。

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  • 2008-02-25
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【映画】バス男 -ナポレオン・ダイナマイト-

バス男 -ナポレオン・ダイナマイト-
NAPOLEON DYNAMITE
(2004)
バス男 (ベストヒット・セレクション)バス男 (ベストヒット・セレクション)
(2007/11/21)
ジョン・ヘダー

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2004年にアメリカで公開された『ナポレオン・ダイナマイト』。
なぜか日本では同じ非モテを扱った『電車男』にちなんで『バス男』というよくわからない邦題をつけられた映画。
バス通学ってところしかあってないじゃないか。
これはナポレオン・ダイナマイトという皮肉にも大仰な名前を持つ主人公が非モテのナヨで強がりってところのギャップを楽しむものだろう。


監督: ジャレッド・ヘス
音楽: ジョン・スウィハート
出演:
ジョン・ヘダー
エフレン・ラミレッツ
ジョン・グリース
アーロン・ルーエル
ティナ・マジョリーノ


さて感想。
なにもない。
けど、それが実にいい。

普通のモテない高校生の日常を独特すぎる『間』で演出した作品。
その間が心地よく笑いを誘ってくる。
そう。例えば深夜になにげなく見たいと思えるような実にどうでもいいところがすごく笑えるし楽しい。

口がいつでも空いてる主人公のナポレオンに、
非モテっぽくて片言だけど妙にチャレンジャーなペドロ、
絶対可愛くないし、変な女の子のはずなのに徐々に可愛く見えてくるヒロイン、
ナヨってしまくってる兄32歳ニートなどなど。

個性的でおかしくて引っ込み思案な人たちのほんの少しだけど最初に一歩を踏み出す過程を描いたたなんとも爽やかで楽しい映画です。


あとこの映画って妙に音楽のセンスいいよな(笑
その使っている楽曲と妙にマッチする映像も見もの。

タグ : バス男 ナポレオン・ダイナマイト ジャレッド・ヘス ジョン・ヘダー

  • 2008-02-14
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【映画】ハイ・フィデリティ

ハイ・フィデリティ
HIGH FIDELITY

(2000)
ハイ・フィデリティ 特別版ハイ・フィデリティ 特別版
(2006/04/19)
ジョン・キューザック、ティム・ロビンス 他

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音楽バカ、そして独身かつ恋愛オンチ。
同居していた彼女に家から出て行かれ失意になった主人公のロブは過去に付き合ってフラれた女性に「自分のどこがいけなかったのか?」と聞いて回る話(笑

これだけだと相当にダメ男をプッシュしたような話なのだが、これがまたもう「やられた!」と叫びそうになるラスト近くの展開がすごくよかった。

監督: スティーヴン・フリアーズ
原作: ニック・ホーンビィ
音楽: ハワード・ショア
出演:
ジョン・キューザック
ジャック・ブラック
リサ・ボネ
ジョエル・カーター


一応原作に目を通してから見たんだけれども、映像にするとここまでおかしくなるのか(褒め言葉
なぜか視聴者に向かって昔の失恋を語りだすロブ。
語りだすどころかたいていはカメラに向かって色々と語ってくれるという内容。
まるでグチを延々と聞いているかのように思える。

それで軽く聞き流す、と。
本人を目の前にしてないので「それはない。お前が悪いわっwww」とか言いたくなるような内容の失恋話なのだが。

基本は「男の弱さ」ってのを前面に押し出した内容のためになんか妙なリアリティが映画のいたるところに漂っているのだが、それがなんともすごくいい。

ダメばっかりじゃなく、ほんのちょっとなんだけれども強さを見せてくれるラストがたまらなく好き。
基本やっぱりダメなんだけども(笑

ラストのほんの少しのやさしさと男らしさにぐっときた。
本当「やられた!」と思わされた。
あんだけロックが好きと言っていながら真っ向勝負のラブソングかよっっ(笑
しかもものすごくいい歌声だしさ(笑
それにあの登場人物たちがみんな一歩を踏み出しているっていう状況にいい意味で裏切られた。

主人公のロブと二人のレコード屋の店員がたまらなく身近さを感じた映画でした。


洋楽に詳しかったらこの映画はとてつもなく楽しめるんじゃないかと思う(笑

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  • 2008-02-11
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【映画】ミュンヘン

ミュンヘン
MUNICH

(2005)
ミュンヘン スペシャル・エディション<2枚組>ミュンヘン スペシャル・エディション<2枚組>
(2007/10/12)
エリック・バナ、ダニエル・クレイグ 他

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1972年のパレスチナの『ブラック・セプテンバー』によるミュンヘンオリンピックのテロ。
そのテロによりイスラエルの選手団が犠牲になった。
そしてイスラエル政府は犯人11人を暗殺する作戦チームをヨーロッパに送った。

2005年の映画の中でも最も波紋を呼んだといっても過言じゃない映画。

監督: スティーヴン・スピルバーグ
原作: ジョージ・ジョナス『標的は11人 モサド暗殺チームの記録』
脚本: トニー・クシュナー、エリック・ロス
出演:
エリック・バナ
ダニエル・クレイグ
キアラン・ハインズ
マチュー・カソヴィッツ
ハンス・ジシュラー

暗殺に正義はあるのか。
パレスチナの難民たちは自分たちの危機的状況をオリンピックテロという暴力の手段で訴えた。
しかし、イスラエルは暴力を受け入れれば自分たちの国がパレスチナに取られる可能性がある。
ゆえに自分たちの土地を守り抜くためにテロリストに報復する。

その政府による復讐者を一児の父であるアヴナーというキャラクターを通して描いたのは見事だった。
父という印象が強かった序盤と、暗殺者となり生きるか死ぬかの状況に追い込まれていく過程のギャップに見ていて悲しくなってくる。

復讐に果たして国家としての正義があったのか。

そう問いただした場所が世界貿易センタービルが見える場所であったり、
イスラエルの暗殺者リーダーのアヴナーとパレスチナのために戦う者との会話の中でパレスチナの人は「故郷」を求めているという会話をするシーンを用いて見ている人に両者の意見を取り入れたりetc.

数々の平和への願いを取り入れながら見ている人に多くの疑問符や暴力の連鎖の中での心理状態を見せ、そして当時を知らない人にはその当時起こったことの記録としてのこの『ミュンヘン』という映画で記憶として残す。

歴史を残すという意味でも人間の極限状態を描くエンターテイメントとしても一級品だった。

そうか…
スピルバーグはこの映画へと辿りついたんだな…。


それとキャストもイスラエルの人やアラブの人、またミュンヘンテロの遺族なども参加しこの映画を作り上げたという意味でもかなり意義のあった映画なんじゃないかなと思う。

楽しむという映画ではないにせよ、知るきっかけとして、そして映画からなにかを感じ取る、考えさせられる、そんな映画でした。

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  • 2008-01-19
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【映画】きみに読む物語

きみに読む物語
THE NOTEBOOK

(2004)
きみに読む物語 スタンダード・エディションきみに読む物語 スタンダード・エディション
(2006/10/27)
ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス 他

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愛という奇跡を信じられる人にはオススメ。
逆にロマンスとか一目惚れってのがなぜそうなるのか理解できても「ふーん」としか思えない人は激しくオススメしない(笑

監督: ニック・カサヴェテス
原作: ニコラス・スパークス『きみに読む物語』
出演:
ライアン・ゴズリング
レイチェル・マクアダムス


ひと夏の恋。
けれどもそれは運命の恋だった。
親に引き離され、時代に引き裂かれ、それでも彼らは三度出会う。

老人が老婦人に恋物語を聞かせるところからはじまるのだが、そこで語られる物語と現実とか次第にリンクしていく。

一生のうちでたった一人の人を愛し続けた老人の話だよな。
そう純愛。
何があっても彼は信じ続けた。
だからラストの「(反転)二人がお互いを愛していると実感できている時に一緒に逝く。どちらかを残したりしない」というところまで本当に愛を貫いてるなと思えた。




けど、一目惚れした瞬間の行動とか理解ができないよ orz
ってかこの映画が言いたいこととかどんな観客を想定してつくられたものなのかは理解できても、映画の中の出来事は自分と照らし合わせるとよくわかんないや('A`) アハハ
どうしても何故そのシーンへ繋がるのか、なぜそう思うのかという説明として映画の中で「そう思ったから」というようなフィーリングで言われてもさ…


愛し続けるってことはきっと素晴らしいことなのであろうということは分かった。
ロマンス映画ってのは自分には合わないのであろうというのも理解した。

タグ : きみに読む物語 ニック・カサヴェテス ニコラス・スパークス ライアン・ゴズリング レイチェル・マクアダムス

  • 2007-12-14
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【映画】ブリジット・ジョーンズの日記

ブリジット・ジョーンズの日記
BRIDGET JONES'S DIARY

(2001)

レニー・ゼルウィガー主演の『ブリジット・ジョーンズの日記』。
原作は女性を中心に爆発的に売れたヘレン・フィールディングの『ブリジット・ジョーンズの日記』。
この映画が作られたイギリスではアメリカ人のレニー・ゼルウィガーがブリジット・ジョーンズ役を演じるとブーイングになったくらいに愛されてる(笑
映画公開後はしっかりと受け入れられた模様。

監督:シャロン・マグアイア
原作:ヘレン・フィールディング『ブリジット・ジョーンズの日記』
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント


30歳を越えてなお、独身で彼氏なし。
だがしかし、なにかいいことが起こらないかと期待をしているブリジット・ジョーンズ。
そんな彼女の本音トークを実写化したような映画。


いろんなところの感想を見終わってからいろいろ見てみた。
やっぱり男女によって感想って変わるもんだなー。

ひとりものの辛さを歌った歌を聴いて熱唱したり、家に帰るたびに親に男性を紹介されたり、パーティーに行ったら自分以外はみんな妻や恋人ありの場所だったり。

爆笑?
いや、爆笑しながらも共感して思わず泣けるような現実を見せられた気になった。
そうか。
30越えてに恋人もいないような人はこうなるのか。
ある種の人権がないような状態になるわけやね orz

一人身の寂しさからちょっと躍起になってみたり、やっぱり男なんぞ今後はいらん!という態度に出てみるところがなんかかわいいな(笑
ブリジット・ジョーンズ自身も別になんか悪いところがあるわけではない。
容姿も別に美人ではないが悪いわけでもないし、性格がひねくれすぎてるわけでもない。
それでも何故かチャンスが訪れない、とまぁそんなところについについにチャンスが到来というのがこの映画。

そのたびに変わっていく心情や家での日常生活や会社の様子などが見もの。
なんだろうか。
現実的。
いるな、こんな人って思える。
そんな身近な人に思えるから喜怒哀楽にすごく共感ができる映画でした。


あとは独り者独り者〜という感想を書いてみたが、それ以外にやっぱり特筆すべきは友人たちだ。
詳細は語られていないが独身者ばっかり面白いもの好きな奴ら。
で、ことある毎に集まってバカな話して。
すごく楽しそうなのだ。

30過ぎてもこういうバカな友人たちとおバカな話ができるのはとても幸せなことだと思える。


さらに蛇足。

恋に突っ走るシーンで「天使にラブソングを」のテーマ曲とも言える「Ain't No Mountain High Enough」を流したり、選曲センスも抜群(笑
仮装パーティーだと思ったら、実は仮装取りやめってわかったシーンの「Fly me to the moon」にも笑えた。
心情はどっか遠くに行きたい、ってことですか(笑、ってなふうに心の中でツッコミいれまくり。

いろんな意味でブリジット・ジョーンズは愛すべきキャラクターだよなー。



「シカゴ」「コールドマウンテン」とレニー・ゼルウィガー主演の映画でレニーがものすごく演技をする人だなという理由で、この「ブリジット・ジョーンズ」の日記を見たけど、やっぱりこの人の演技はすごいわ(笑


DVDの特典映像はメイキングや未公開シーン。

ブリジット・ジョーンズの日記 ブリジット・ジョーンズの日記
レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント 他 (2006/11/30)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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タグ : ブリジット・ジョーンズの日記 ブリジット・ジョーンズ シャロン・マグアイア レニー・ゼルウィガー ヒュー・グラント ヘレン・フィールディング

  • 2007-09-30
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【映画】コールドマウンテン

コールドマウンテン
COLD MOUNTAIN

(2003)

南北戦争時、南軍の兵士として戦地に赴くことになった主人公のインマン。
そして彼をひたすら待ち続けるお嬢様のエイダ。
戦争が本格的にはじまり、周りの人間が次第におかしくなっていく。
戦場でも、そして女性と老人ばかりが残された町でも。

アカデミー賞助演女優賞受賞作品。
オスカーをとったレニー・ゼルウェガーの演技は伊達じゃなかった。


監督・脚本: