【小説】少し変わった子あります

メフィスト賞→森博嗣
08 /06 2016
少し変わった子あります
Eccentric persons are in stock

森博嗣
文春文庫
少し変わった子あります (文春文庫)
森 博嗣
文藝春秋
売り上げランキング: 356,383

面白いものだなあ、人生とは……、少なくとも生きているうちは、止まることはない。戻ることも、繰り返すこともない。

少し変わった子あります』本文より

森博嗣の『少し変わった子あります』。文庫で再読。
女性と食事をする。ただ、その女性は食事をしている姿が美しいこと。それだけ。
孤独を愛する先生だけれども、女性たちとの会話に何を見出すか。
人生の楽しさか、面白さか、哀しさか。
女性たちも自分の背景があってなんのこともない話をするのだけれども、知的で内容があったりなかったり。
そもそも本当の話かも嘘の話なのかも、話を聞いてほしいのかも、どういう受け答えを先生がするのかを楽しみにするのかも。
それぞれ違う。
その違う会話が楽しく読めるし、興味深くもある。
一期一会の誰とも知らない人との会話の中で自分は自分ってのもわかるし、何か自分を見つめさせられる。
そんな短編たちだったのではないかと思う。

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∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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