【小説】勇者たちへの伝言

本→小説
12 /24 2016
勇者たちへの伝言 いつの日か来た道
増山実
ハルキ文庫
勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 (ハルキ文庫)
増山実
角川春樹事務所 (2015-11-14)
売り上げランキング: 12,319

「故郷」とは、きっと追い求めるものではなく、ふりかえったときに、「ただそこにあるもの」なのかもしれない。

勇者たちへの伝言』本文より

増山実の『勇者たちへの伝言』。

大正から昭和、平成へと至るまでの過去と現在。
日本と北朝鮮。
そして日本のプロ野球の歴史。
そのすべてが阪急ブレーブスと西宮という点で交錯していく。

あまりに壮大、あまりにノスタルジック、そしてあまりに哀しく、そして彼らが愛した西宮という地と阪急ブレーブスが読んでるこっちが愛おしく思えてくる。

なんだろな。
小説の良さってのを詰め込んだ感動作?考えさせられる北朝鮮への帰国事業の実情?プロ野球ができる前夜ともいえる黎明期の人種問題?それとも平等とは自由とは何ぞやという物語か。
この小説たった1冊に詰め込まれれた想いがすごい!
いい本だ!

コメント

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∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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