【ラノベ】ハイエルフの森 ディードリット物語

本→ライトノベル
02 /12 2017
ハイエルフの森 ディードリット物語
水野良
角川スニーカー文庫
ハイエルフの森―ディードリット物語 (角川スニーカー文庫)
水野 良
角川書店
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「いや、わたしは同族同士の争いには手を貸さない。だが、おまえたちの戦いが、同族を思うがゆえに起こっているのだということは少しだけだが理解できたよ」

『ハイエルフの森』本文より


ロードス島戦記』外伝。
ディードリットの物語であり、もうひとりのエルフの物語。

エルフと人間の違いであり、その違いから世界感、世界からの孤立感。閉ざされた世界からの脱却であり、常識との対峙。
それらのエルフの価値観を語り、彼らが外へと冒険に出ることでこのロードス島戦記の世界感をものすごく広くしたんじゃないだろうかとすら思う。
今までも語られはすれ、エルフってこんな感じというものだけだったのが、別のエルフを主人公にすることでディードリット自身を掘り下げエルフを掘り下げ、ロードス島をどんどん掘り下げていってたんじゃないかと思える。

新装版出した時にこれも出せばよかったのに。
黒衣の騎士はクリスタニアへのブリッジストーリーだから性格は違えど、この本自体はロードスそのものであろうに。

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∀ki(あき)

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