【小説】芥川症

本→小説
03 /05 2017
芥川症
久坂部羊
新潮文庫
芥川症 (新潮文庫)
芥川症 (新潮文庫)
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久坂部 羊
新潮社 (2016-12-23)
売り上げランキング: 181,139

何もしない医療が、これほど平穏で安らぎを与えるものか。
よけいなことをせず、寿命を静かに受け入れる。
医療にすがって、治らない病気を無理に治そうとするほど、苦しく、愚かしいことはない。

芥川症』本文より

久坂部羊の短編集『芥川症』。

ブラックユーモアの効いた医者と患者のエトセトラ。
医療とはなんなのか。
神への挑戦なのか、それとも自己満足のためなのか。
ここが変だよ日本の医療といわんばかりの素晴らしいユーモア、あるいは不謹慎と怒る人すらいそうだけど、でもこれももっともだよなと思わず納得してしまうものが多くある本だった。

この作者の本は短編だと余計にブラックユーモア医療ものが生き生きとしてたいへん楽しい。

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∀ki(あき)

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