【ミステリ】探偵が腕貫を外すとき

本→西澤保彦
07 /09 2017
探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵、巡回中
西澤保彦
実業之日本社文庫
探偵が腕貫を外すとき (実業之日本社文庫 に 2-8)
西澤 保彦
実業之日本社 (2016-06-03)
売り上げランキング: 350,973

「四十年前、あなたは不本意にも水無瀬氏の妻を死なせてしまった。懺悔なさりたいというのは、そのことですか」

探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵、巡回中』本文より

腕貫探偵シリーズ5冊目。
今回もいつもの安楽椅子探偵ものばかりというのでもなく、シリーズだからこその変化球もありと楽しめる内容。
特に「秘密」のなぜ自分が殺した女性の夫が罪をかぶって自首したのかというのがとてもいい謎。
ぞっとするわ。
また自分の駐車場に毎度毎度勝手に車が停められていてしかもその現場を押さえられないというのもいいものだし、4月4日に人が死ぬ現場に毎年遭遇してしまう話も好み。
短編ならではの勢いってやっぱり好きなんだよなと再度確認させられた感じか。

また腕貫さんが出てこないとそれはそれで推理に至る手法がまったく違ったりするのも登場人物が増えてきたシリーズだからこその強みだな。

収録話:
・「贖いの顔」
・「秘密
・「セカンド・プラン」
・「どこまでも停められて」
・「いきちがい」

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∀ki(あき)

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