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【ミステリ】六とん2

メフィスト賞→蘇部健一
10 /10 2005
六とん2
蘇部健一
講談社ノベルス
六とん〈2〉 (講談社ノベルス)六とん〈2〉 (講談社ノベルス)
(2005/10)
蘇部 健一

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あのアホバカミステリと言われ挙句の果てに壁に投げ飛ばされたあの本が帰ってきた。
『六枚のとんかつ』の2作目(?)ということで『六とん2』。
蘇部健一に毒された読者の方々必見。
怖いもの見たさの人もどうぞ。

11編からなる短編集。
途中には真相がまる分かりな絵が収録されているので本をペラペラめくるべからず。

ここから下
読んだ人だけ分かってください。

グループA
『最後の事件』
あぁもうなんだよコレっ。
しょっぱなから電車の中で思わず本を地面に叩きつけようかと思った。
すんばらしいダイイングメッセージもの。

『三食パンの秘密』
なぜ毒は多く含まれていたのか。
( ゚Д゚)ポカーン
あぁなるほど三食パンか。

『甘い罠』
一瞬読後に訳が分からなかった。
よくよく考えてみるとヽ(Д´ )ノ。
あそこで犯人があぁ言っていたから嘘ついてたってわけかよっ。


グループB
『午前一時のシンデレラ』
半下石…これでいいのか。
これじゃあタイトルどおり「シンデレラ」じゃないか。
犬が大活躍。

『行列のできるパン屋さん』
正直泣ける話(泣けないけど。
なんていうかこのトリックは泣ける。

『姿なき目撃者』
一体誰が犯行を見ていたのか。
犯人を悩ませる様々なところから聞こえてくる「(犯行を)見たぞ」の声。
こう書くとおもしろそうなんだけどなぁ。
都心だからこそありえる犯行かも。

『読めない局面』
伏線なんてさっぱりないけど話としては好き。


グループC
『誓いのホームラン』
後味がっ。後味悪っ。

『地球最後の日?』
侵略か友好か。そんなのはもはや問題ではないのです。

『叶わぬ想い』
蘇部健一の作品『届かぬ想い』の後味を解消しようとしたらしい。
ラストの絵がぁぁぁ。

『きみがくれたメロディ』
認めたくはない。
しかしこれが現実なのか。
個人的な話、これを乙一の『きみにしか聞こえない』と比べても構わないような傑作のような気がしてならない。
感動作です。
まさかこんなのが『六とん』という本の中で読めるとは思わなかった。

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∀ki(あき)

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