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【コミック】ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド

コミック→安野モヨコ
08 /24 2007
ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド
安野モヨコ
宝島社文庫
キューティー連載
全3巻
ジェリーインザメリィゴーラウンド (1) ジェリーインザメリィゴーラウンド (1)
安野 モヨコ (1999/09)
宝島社

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なんかヘンなの…
自分では何もしてないのにどんどん動いてく

ジェリーインザメリィゴーラウンド』本文より引用。


安野モヨコの『ジェリーインザメリィゴーラウンド』。
文庫版で読了。

ボーイッシュな女の子が男の子のモデルになって、なぜかイケメンなモデルさんや女の子になりたい男の子のモデルと同棲する話。


あーあモデルかよ。
こんなお洒落さんマンガは安野モヨコに求めてない orzとか思ってたのが1巻の時。

けど2巻以降はぐいぐい読まさせられた。
モデルという世界にいやおうなく利用されていく主人公のミリ。
そしてどんどん有名になる反面に日常生活にさえ支障がでてくる。
そんな風に現実から一気にいままで考えられなかった非現実の世界へ。

女の子から男の子の世界へ。
世間からは男の子と見られるが同居人たちからは女の子扱い。
そうやってミリの心と体が離れていく。

でもよく読んでみたら、このマンガに出てくるキャラって妙に心と体が一致しない人間が多いのだ。

そんな個人の中での不一致が描かれ続けラスト前あたりに急に投げかける。
「ここは現実か、それとも実は現実でないのか」

さらに作者から投げられる台詞
「この話ってマンガだったんだよー。今度ドラマ化するよー」とマンガの中の人間に言わせてる。

そうやって現実とマンガという世界を混同させながら混沌とした方向へ進んでいく様は恐ろしかった。
一体このマンガはどこにたどり着こうとしてるんだ!?

セクシャルな問題とジェンダーの問題を描いたものじゃなかったの?


セクシャル&ジェンダーの考え方からさらに一歩踏み込まれた時には思わずぎくっとしてしまった。

急にマンガの中の世界から現実へと踏み込まれた不思議な感覚を味わった。

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∀ki(あき)

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