【映画】崖の上のポニョ
崖の上のポニョ
(2008)
思いがけずネタバレを見てしまう前に『崖の上のポニョ』を見てきた。
スゴイ映画ではあると思う。
けれどもそのスゴサを説明してくれ、と言われるとどう言えばいいのか困る映画でもあるような気がする。
監督・原作・脚本: 宮崎駿
音楽: 久石譲
声の出演:
山口智子
長嶋一茂
土井洋輝
奈良柚莉愛
所ジョージ
映画が終わった後に隣に座っていた女性たちが「釈然としない」と言っていたのが印象的だった。
また映画館のエレベーター内がぎゅうぎゅうだったにも関わらず、ポニョの主題歌が流れる中で誰一人なにも喋らない空間というのも…
基本的に釈然としない。
結局なにがどうなっていたのか。
なにがこの映画は言いたかったのか。
それがはっきりと自分の中で消化できないからこそ、なにか釈然としないのだと思う。
テーマはたくさんあったように思うし、劇場が笑いに包まれるような場面もたくさんあったことからも決して面白くない映画というわけじゃない。
それどころか、誰も作ったことがないようなスゴイ映画ではあると思う。
でも何がスゴイのかと聞かれると困ってしまうようなそんな映画かもしれない…
以下ネタバレを含んだ感想です。
テーマの大きなひとつは「いのち」だろうと思う。
親と子の関係。
地域の人たちとの関係。
そういった人と人の繋がりが非常に大きなものであったと思う。
この映画の人と人との関係は見ていて安心する。
けど、いまの社会にこの映画のような人と人のつながりがあるかというと、そういうわけでもないよなぁ。
また、フジモトが行っていた生命の連鎖。
島のゴミだらけのような海の底にする未来ではなく、原始の海を再現しようとすること。
実際に中盤での原始の海は非常に素敵に描かれていた。
透き通る海に生き物が悠々と生きている世界は綺麗に思えた。
津波を発端に世界が一変しても、島の人たちは生き生きとしてるし…
人としての優しさの描き方がもはや尋常でない(笑
さらに終盤のおばあさんたちの車椅子生活から一変し、走り出すシーン。
車椅子の時はまるで子供返りしたかのように、無気力だったのが、まるで子供のように走り回る。
未来に無気力な老人たちが現代を表しているようで、理想的な生き方が終盤のような生き方を表しているかのようだ。
一番強烈なのがラストには宗介はポニョと生きることを選ぶ=ポニョが何者であっても愛するということを選ぶ。
これにいたっては究極の愛じゃないか。
このように徹底して命の大切さ、世代を重ねることの素晴らしさ、世界の愛し方。
最高にラブ&ピースな映画じゃないか(笑
そんな風にも思ったんだけれども、単純に宗介の一夏の大冒険というように見るのが一番かもしれない。
ポニョと出会い、ポニョが人間になってやってきてくれて、リサを探しにポニョと冒険に行く。
その冒険が魔法や見たことのないような世界で繰り広げられるファンタジー。
観客として本来はそういった見方をするのが一番正解なんだろうな…
実に意味深な描き方がたくさんありすぎて、考察していくと深みにはまってしまいそうな映画であるのは確かだと思う。
(2008)
思いがけずネタバレを見てしまう前に『崖の上のポニョ』を見てきた。
スゴイ映画ではあると思う。
けれどもそのスゴサを説明してくれ、と言われるとどう言えばいいのか困る映画でもあるような気がする。
監督・原作・脚本: 宮崎駿
音楽: 久石譲
声の出演:
山口智子
長嶋一茂
土井洋輝
奈良柚莉愛
所ジョージ
映画が終わった後に隣に座っていた女性たちが「釈然としない」と言っていたのが印象的だった。
また映画館のエレベーター内がぎゅうぎゅうだったにも関わらず、ポニョの主題歌が流れる中で誰一人なにも喋らない空間というのも…
基本的に釈然としない。
結局なにがどうなっていたのか。
なにがこの映画は言いたかったのか。
それがはっきりと自分の中で消化できないからこそ、なにか釈然としないのだと思う。
テーマはたくさんあったように思うし、劇場が笑いに包まれるような場面もたくさんあったことからも決して面白くない映画というわけじゃない。
それどころか、誰も作ったことがないようなスゴイ映画ではあると思う。
でも何がスゴイのかと聞かれると困ってしまうようなそんな映画かもしれない…
以下ネタバレを含んだ感想です。
テーマの大きなひとつは「いのち」だろうと思う。
親と子の関係。
地域の人たちとの関係。
そういった人と人の繋がりが非常に大きなものであったと思う。
この映画の人と人との関係は見ていて安心する。
けど、いまの社会にこの映画のような人と人のつながりがあるかというと、そういうわけでもないよなぁ。
また、フジモトが行っていた生命の連鎖。
島のゴミだらけのような海の底にする未来ではなく、原始の海を再現しようとすること。
実際に中盤での原始の海は非常に素敵に描かれていた。
透き通る海に生き物が悠々と生きている世界は綺麗に思えた。
津波を発端に世界が一変しても、島の人たちは生き生きとしてるし…
人としての優しさの描き方がもはや尋常でない(笑
さらに終盤のおばあさんたちの車椅子生活から一変し、走り出すシーン。
車椅子の時はまるで子供返りしたかのように、無気力だったのが、まるで子供のように走り回る。
未来に無気力な老人たちが現代を表しているようで、理想的な生き方が終盤のような生き方を表しているかのようだ。
一番強烈なのがラストには宗介はポニョと生きることを選ぶ=ポニョが何者であっても愛するということを選ぶ。
これにいたっては究極の愛じゃないか。
このように徹底して命の大切さ、世代を重ねることの素晴らしさ、世界の愛し方。
最高にラブ&ピースな映画じゃないか(笑
そんな風にも思ったんだけれども、単純に宗介の一夏の大冒険というように見るのが一番かもしれない。
ポニョと出会い、ポニョが人間になってやってきてくれて、リサを探しにポニョと冒険に行く。
その冒険が魔法や見たことのないような世界で繰り広げられるファンタジー。
観客として本来はそういった見方をするのが一番正解なんだろうな…
実に意味深な描き方がたくさんありすぎて、考察していくと深みにはまってしまいそうな映画であるのは確かだと思う。
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