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【小説】松浦純菜の静かな世界

メフィスト賞→浦賀和宏
08 /11 2008
松浦純菜の静かな世界
matsuura junna no shizukana sekai
浦賀和宏
表紙イラスト:ウスダヒロ
講談社ノベルス
松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス)松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス)
(2005/02/08)
浦賀 和宏

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「――私には分かるよ。あなたの気持ちが。殺したい奴って、確かにいるもの」

松浦純菜の静かな世界』本文より

新刊をまだ買えてないけど八木剛士のシリーズ1作目『松浦純菜の静かな世界』を再読。
そろそろ最終巻がでるので、それに合わせて新刊である8作目はを読もうかなと。

連続女子高生殺人事件。
その女子高生たちは体の一部が持ち去られていた。


八木剛士という卑屈な少年を主人公とした作品。
この作品が出たときはやっぱり今までどおりどこか突き抜けた感のあるミステリ風味なものじゃないかなと期待してた。
そうしたらSFのような要素がはやりあるものの、一人称で独特な語り口だけど物足りない。

そう思っていたら、続刊が出るほどにあまりに特異なシリーズとなっていった。
もはや1作1作で語れるようなものじゃない(笑

読み返してみたら、この序盤から随分と伏線が張られているし。
最初の八木剛士への銃撃。
そして松浦純菜たちの「力」に関すること。
「撃った男」に関する不自然な行動。
また、ほぼ八木剛士の一人称なんだけれども、それ以外の人間からみた記述が明らかに後の伏線じゃないか。


さすがにシリーズも長くなってきたので最後を目前にして1作目を読んだのは正解だったかも。

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∀ki(あき)

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