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【小説】ジェネラル・ルージュの凱旋

本→桜宮サーガ
03 /08 2009
ジェネラル・ルージュの凱旋
海堂尊
宝島社文庫
ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)
(2009/01/08)
海堂 尊

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それなら聞きたい。医療を、いや、救急医療をここまで追い詰めてしまったのは一体誰だ?

ジェネラル・ルージュの凱旋 下』本文より

田口・白鳥コンビの3作目。
2作目の『ナイチンゲールの沈黙』と同時進行で進むもうひとつの物語がこの『ジェネラル・ルージュの凱旋』。
映画の予告では何度も見たのだが…あれ?まったくの別物なんじゃないか(笑


今度のテーマは救急医療。
現在のと言っても過言ではないような描写で救急医療における不正をテーマに描かれていくのだが…
ジェネラル・ルージュ=速水先生がカッコイイ!

彼がジェネラル・ルージュと呼ばれる所以となった事件での行動も含め、彼の行動力ひとつをとっても非常にさまになる。
もうこの本は彼が主人公だろ(笑

田口先生や白鳥はあくまで脇役のようだ。
…なんていいつつも白鳥のいつもの論理戦も見所。

現場と病院のお上の対立、そして息もつかせぬ救急医療の現場の描写。
それに激しい心理戦が繰り広げられる会議。
なによりあまりに個性豊かなキャラクターたちや、「桜宮」という街を舞台にし様々な事件が絡まりあう様は圧倒的。
「ナイチンゲールの沈黙」は同時進行だから、そりゃもう見事なまでにリンクしているのだが、「螺鈿迷宮」へ至る姫宮の行動や、「チーム・バチスタの栄光」が病院に与えた影もものすごく小説内で活きている。

だからか、それらの本を読んでいるとものすごく楽しめるかと思う。
ってかミステリ性を排除してエンターテイメントに徹してるだけにただただ面白いです。

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