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【FT】ダーク・タワー 7 下

本→ダーク・タワー
09 /28 2009
ダーク・タワー Ⅶ 暗黒の塔 下
THE DARK TOWER 7 THE DARK TOWER

スティーヴン・キング Stephen King
訳:風間賢二
新潮文庫
ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 (新潮文庫)ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 (新潮文庫)
(2006/12)
スティーヴン キング

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「いざ、これにあるローランド、<暗黒の塔>へ至る! 我は常におのれに忠実で、いまだに父の銃を持つ。その手がおまえを開かん!」

ダーク・タワーⅦ 下』本文より

童子ローランド、暗黒の塔に至る。
まさにこのロバート・ブラウニングの詩のタイトルにあるこの言葉。
これこそがこの長い長い小説のラストそのもの。
塔に至ったシーンで思わず身震いした。


ダーク・タワー』第7部下巻。
ロバート・ブラウニングによる『童子ローランド、暗黒の塔に至る』を収録。
解説は翻訳の風間賢二
感想という名の解説ではなく、この30年以上に渡るスティーヴン・キングダーク・タワーをまさに「解説」してます。
この解説のおかげで余計にこの物語が、そしてスティーヴン・キングという作家が好きになった。


現実世界と虚構世界が入り混じり、スティーヴン・キングの様々な著作の世界観。
いや。
スティーヴン・キングという作家の生み出したあらゆる世界が混在し、そして新たに創造された『ダーク・タワー』という物語。
単純なメタフィクションという言葉やエンターテイメントという言葉だけでは足りない。
エンターテイナーとして、いや小説家としてのスティーヴン・キングのすべてが詰まったような物語だったように感じた。
ラストを読み終わったときに「これこそが書きたかったものなんだろうな」と思えたくらいだし。


物語を読む読者として最高に楽しめた全7部、日本版の文庫にして16冊でした。

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∀ki(あき)

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