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【小説】ふつうの学校3

メフィスト賞→蘇部健一
07 /30 2010
ふつうの学校3 -朝の読書はひかえめに の巻-
蘇部健一
イラスト:羽住都
講談社青い鳥文庫
ふつうの学校3 ─朝の読書はひかえめにの巻─ (講談社青い鳥文庫)ふつうの学校3 ─朝の読書はひかえめにの巻─ (講談社青い鳥文庫)
(2005/06/16)
蘇部 健一

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「それに、もしまだ幽霊がこわいようだったら、あの屋外トイレに二度と近づかなきゃいいだけの話だし。」
「まあ、そうだけど……。」
しかし、あの屋外トイレがもう使えないとなると、ぼくは今後、学校で大きいほうをもよおしたとき、いったいどこでウンコをすればいいというのだろう……。

ふつうの学校3』本文より

ようやく3巻目を読めた。
「六とん」の作者の蘇部健一の児童向けの本「ふつうの学校」3冊目。
さすがに高学年向けになってる(笑

一気に読むくらいに面白かった。
学校で友達に見つかるとウンコできないから、人のいないトイレへ向かう。
ああ。
あったよなぁ。

しかし、そんなちょっと下品な話からトイレの花子さん的な話へシフトしていく。
さらにはそのトイレで声を聞いてしまい、死んだ女の子を探す話だと!?

学校へ忍び込む経緯も二重三重にいろんな話を組み合わせつつ、メインのいじめを苦に死んだ女の子とは本当に存在したのかってくだりの話がとてつもなく面白かった。

ホラーあり、カンニング大作戦あり、ミステリのような伏線もどんどん張られていくときたもんだ。
思わずどきどきしながら一気に読んだ。

読み終わった瞬間の「ああ。おもしろかった」というのは非常に心地いい。

ちょっと下品でエロ。
だけれどもスマートなつくりという不思議な感覚の小説です。

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∀ki(あき)

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