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【ミステリ】失楽の街

本→建築探偵桜井京介の事件簿
05 /28 2006
『失楽の街』
篠田真由美
講談社ノベルス
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建築探偵桜井京介の事件簿10巻。
第二部閉幕編。

いつもなら一つの場所で事件が起こってそれを解決する。
けれども今回は東京という街そのもので起きる爆破事件と同潤会アパートで起きた過去の事件が同時に進行する。
しかも半ばまで京介はおろか蒼も深春も出てこないし。
それでも建築探偵の中でも屈指の出来なような気がする。
神代先生サイドと犯人サイドの視点が交互に移り変わるけれども、ここまである種の違和感を醸し出す犯人サイドがえらく怖いです。
常軌を逸しているというかなんというか。


桜井京介の「他者」に対する考え。
あまりに突き放した考え方というのはやはり第三部でなにか過去と関連してくるんだろうなぁ。


第三部2巻の「聖女の塔」は7月発売らしい。

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