【小説】ブレーキ

本→山田悠介
05 /26 2011
ブレーキ
山田悠介
角川ホラー文庫
ブレーキ (角川ホラー文庫)ブレーキ (角川ホラー文庫)
(2008/05/24)
山田 悠介

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半年に一度行われる最大のお祭り行事がもうじき始まろうとしていた。この日のために、全国各地から様々な人間が選手としてやってくる。目的は金。それ以外何もない。大金を得るために、彼らは命を張って戦う。巷では今日の試合をこう言っている。
闇のサッカー、と。

ブレーキ』収録『サッカー』本文より

こういう出だしを見ると山田悠介の世界だな、と。
ニヤニヤしながら読み進めてしまう。

山田悠介の短編集。

短編なのでものすごいいつもの長編を凝縮したような内容。
そうこの死と生がまじりあうゲームのような内容なのに緊迫して死が付きまとう。これこそが山田悠介だよ。

これくらいの分量だと山田悠介のゲームのような設定がものすごい活きてくるような気がする。
スピード感があって楽しかった。

特に『ババ抜き』の社会派っぽく見せながらもどんでん返しのように見せたり、サッカーのとんでもない殺し合いのあとのあまりに軽すぎる終わり方だったりは特に面白く読めたかなっと。


収録話:
・「ビンゴ」
・「サッカー」
・「ババ抜き」
・「ゴルフ」
・「ブレーキ

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∀ki(あき)

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