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【小説】風をつかまえて

本→小説
08 /15 2011
風をつかまえて
高嶋哲夫
文春文庫
風をつかまえて (文春文庫)風をつかまえて (文春文庫)
(2011/07/08)
高嶋 哲夫

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「ドイツやスウェーデンで、風車ビジネスがうまくいってるのは、国が積極的に支援してるからだ。法律を作って、電力会社に普通以上の金額で電力を買い取らせている。そうでもしなけりゃ、自然エネルギーなんてまだまだ採算が取れないんだ」

風をつかまえて』本文より

高嶋哲夫の『風をつかまえて』。

ポスト原発という帯の煽りにげんなりしながら読んだ。
ちょうどまさに今こそこの本を売り出すときというのが見えてきすぎて、ね。

風力発電という自然エネルギーを利用した電力の魅力、そして町起こしや風車を作ることでの産業の活発化の流れを描いていた。

どうやって莫大な建設のお金をペイするのか。
建設費の調達はどうやってアピールしていくのか。

原発からのシフトのやり方のひとつのようなものを一連の流れで少し理解できた気がする。


しかし風力発電で利益を上げれるようになるためには、いや、実際出来ているところの土地の活用方法や政府の後押しなどもあって電力もまかなえているような気がする。

でもよく考えてみると先進国で原発は日本とフランスくらい。
じゃあ日本の半分の人工で何倍もの国土をもつフランスで原発が推進されているのはなぜだろうとは思う。
日本のように利権の構造ができあがりすぎているのか。それとも。

なんにせよエネルギーに関しては今まさに考えていかないといけない事態になってきているというのはひしひしと感じられる1冊でした。

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∀ki(あき)

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