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【ミステリ】咸陽の闇

メフィスト賞→丸山天寿
12 /09 2011
咸陽の闇
丸山天寿
講談社ノベルス
咸陽の闇 (講談社ノベルス)咸陽の闇 (講談社ノベルス)
(2011/08/04)
丸山 天寿

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巫医として戦に加わり敵と戦うのは本意ではありません。しかし、弱者を守るためなら武器をとります。墨子先生は非攻を説かれましたが、防衛力を持たぬ非攻に意味はないのです

咸陽の闇』本文より

秦の時代を舞台にした徐福と彼の弟子たちの話も3作目。

今度は琅邪の町から首都咸陽に場所を移し、誘拐事件と不老不死の謎へと挑む。

秦の国でひそかに進む恐るべき野望。
それを打ち砕こうとかそういうわけではなく、自分たちの巫医として人を救うことにこそ意義を見出して動く彼らがすごくカッコイイ。

もちろんミステリとしての着地点もおもしろいのだ。
しかしそれ以上に彼らが医者でありながらも武力をもち、なにを守るかということを第一に動いていく様がすさまじくカッコよくて爽快感も抜群。
これは前作までも思っていたのだが、前作以上に守るべき対象が現れるのと、シリーズを重ねていくにつれ秦の皇帝の周辺で画策されている野望なんかも考えていくとこれは面白いことになるかもな、と。

時代が時代だけに時代に沿ってはいるのだけれども、ファンタジー要素と冒険要素もどんどん加わっていってページを捲らずにはいられなくなってきたぞ。

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∀ki(あき)

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