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【小説】百瀬、こっちを向いて。

本→乙一
01 /21 2012
百瀬、こっちを向いて。
中田永一
祥伝社文庫
百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)
(2010/08/31)
中田 永一

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わたしと小太郎は、ずっと1997年のなみうちぎわにいた。あの子は体が大きくなったけれど、きっとまだあの砂浜にある。

百瀬、こっちを向いて。』収録『なみうちぎわ』本文より

覆面作家の中田永一乙一だということで読んでみた。

ぎゃああああ、ってなった。

普段恋愛小説を読まない人にとって、こんだけピュアな愛情や心情の恋への変化を読むと身もだえする。

いわば乙一のピュア成分を濃縮したような短編が勢ぞろいしていた。

特に5年間植物状態になって、目を覚ました21歳の女性と、彼女の元教え子の話なんてもうごろごろ転がりたくなるくらい。
年月の経過と、それによって変わったこと変わらなかったこと。
彼らの心の変化が染み入るかのよう。

ふぅ。
慣れない恋愛小説を読んでみて、いや、うん、これは恋愛のピュア分が好きな人は次々に手を出すというのも少しわかった気がする。

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∀ki(あき)

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