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【小説】カンナ 京都の霊前

メフィスト賞→高田崇史
10 /06 2012
カンナ 京都の霊前
高田崇史
講談社ノベルス
カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)
(2012/07/05)
高田 崇史

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「そう。それで目が覚めた。少し考えれば、そうだね。本当の歴史を学ぼうとしたら、自分の頭で考えなくちゃダメだ。実際に現代だって、色々な情報が政府やマスコミから流れてくる。でも、もちろん彼らは、自分たちにとって不都合な事実など決して公にはしない。それならば当然、昔だって同じようなことが行われていたはずだ。今までは、そんな当たり前のことにすら気づかなかったんだ。恥ずかしいことにね」

カンナ 京都の霊前』本文より

前で九字は切られた。『カンナ』最終巻。
最後は京都ですよ!京都!

『QED』は出雲で、『カンナ』は京都。
あるべきところに落ち着いた。

今回挑む謎は「天皇」。
いやぁ、もうどきどきした。

今までの流れで様々な歴史の謎をあらためて考えるきっかけを提示してきた本書だけれども、日本の天皇の発祥の謎へと至るとは。
そりゃあ、今まで散々戦いの発端となっていた書物のコトの重大さを示すわけだ。

誰もが日本史の中で通り過ぎる名前を使った、もうひとつの考え方。
歴史は覚えるものじゃなくて考えるものっていう楽しさを9冊を通してあらためて考えさせられた。

歴史楽しいじゃないか!

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∀ki(あき)

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