【コミック】風光る 32

コミック→風光る
10 /21 2012
風光る 32
渡辺多恵子
flowers連載
風光る 32 (フラワーコミックス)風光る 32 (フラワーコミックス)
(2012/06/26)
渡辺 多恵子

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ならば私はその罪を償いながら生きるしかない
己を許すのと同じ様に 他人の弱さも醜さもすべて許せる大きな人間になるのだと

風光る 32』本文より

春夏秋冬を巡る表紙も8順目が終了。

風光る』32巻。
新選組のもっとも地位が高まり、そして没落がはじまっていく。
いよいよ慶応3年がはじまる。
新選組の歴史、特に沖田をめぐる話はいよいよこの1年で終わりを告げていく。
あの肺結核に、神谷と沖田の恋心を巡る話をからめ、いよいよラストへと向かうことを告げてくれた。

ああ。
まさか肺結核の原因をこうやって絡めてくるとは。
それに恋の物語としても昇華させてきた。
なぁ……もうここまで描いてしまったらいよいよラストが本当に近づいているんだと感じちゃうじゃないか。

そう。
恋の物語、新選組の物語、沖田の物語。
すべてが完結に明らかに一歩を踏み出した。

伊東の計略も、ついに土方が完全に勘付いて動き始めたし、伊藤派に属し実にうまいこと神谷と伊東とを繋げていた中村もかなりキナ臭いところに身を置いたことで伊東の物語、いわゆる御陵衛士をめぐる話も油の小路の事件へ繋がっていく橋渡しができた。

明かな新選組の分裂は描かれてきたけれども、明らかな分裂と没落の事件であるあの事件へといたる新選組内部の動きや心情の変化もすごく丁寧に描かれているよな…


この慶応3年から沖田が第一線を退いていくわけだけれども、どう神谷が寄り添っていくのか。
そう。今回引用した文章のように夫婦の関係の根源的な考え方にたどりついた神谷がどう沖田の死へと寄り添っていくのか。
見たいような見たくないような。

まさかこんなにメインの恋物語も歴史もこんだけ見事に同時にクライマックスにもってこようとは。
次で表紙も9順目。
その間についに完結を迎えそうだな…
ちゃんと最後までついていきます!

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∀ki(あき)

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