【コミック】東京BABYLON 文庫 5

コミック→CLAMP
10 /26 2012
東京BABYLON
CLAMP
サウス連載
文庫版全5巻
東京BABYLON―A save for Tokyo city story (5) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)東京BABYLON―A save for Tokyo city story (5) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)
(2000/12/10)
CLAMP

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『人間』が『人間』を裏切る そんなことは
『東京』にはどこにでも転がっています

東京BABYLON 5』本文より

昴流と星史朗、北都の3人の関係はここに結実。
すべてが崩壊して、あらたな関係へと逆転する。

この見事までの昴流の純粋さが失われるこの瞬間。
裏切りというものを知って、好きという気持ちが届かないことを知った次の行動に震えた。
何度読み返しても、この昴流の変化が今後の「X」にどう影響していったか。
昴流は何になろうとしていたのか。

タバコを吸い始め、少しずつ星史朗さんへと近づいていく。
彼の真意を知ろうとするためにこそ、星史朗さんへと一歩一歩近づいていく。

このあとに封真に目を取られるのも、彼の望みがそうであったのも、やっぱり彼は星史朗さんになろうとしていたんじゃないか。
そうすることで、星史朗さんと同じ側に立ち、同じになることで好きになってもらいたいと思っていたんじゃないかと考えると、どこまで純粋なんだよ、と。
変わったように見えて、どこまでも昴流は昴流のまんまだったというふうにすら見えてくる。

が、まぁ、肝心の『X』が完結していない以上、答えは見つからないまま読者は答えを探し続けるだけなんだけど。


東京に転がっている様々な裏切りや、人の想いが交差する場所での「人間関係」っていうものをあらためて考えさせてくれる。
決して昔の漫画なんかじゃなく、今でも心が揺さぶられる傑作だと思います。

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∀ki(あき)

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