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【小説】砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

本→ライトノベル
12 /15 2012
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
桜庭一樹
イラスト:むー
富士見ミステリー文庫
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)
(2004/11)
桜庭 一樹

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「こんな人生は全部、嘘だって。
嘘だから、平気だって」

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』本文より

何の気なしに読んでみた。
面白かった。

なにがって。
明らかにセカイ系なんだ。この小説。
とある学校で、変な名前の女の子が現実から逃避し、兄が引きこもり、そんな中で主人公の女の子が現実と奮闘する。

ものすごく狭い世界で、なのに現実を見据えて行動する主人公と、彼女をあざ笑うではないけれども、夢見がちな周りの人々。
そんな人たちにイライラしながらなんやかんやで読み終わってしまった。

現実と戦わずいわゆるこのタイトルでいうと「砂糖菓子の弾丸」で現実と戦ってるふりをしている人たちと、現実と戦っている、つまりは「実弾」で戦って彼らを引き戻そうとする。
でもその間にはまるで接点があるようでなくて、現実で戦っている人は彼らをまた理解することができていない。

なにが出来たのだろう。
なにをするべきだったのか。

現実と戦えない人たち、そんな人はどこにだっていると思う。
彼らに対してなにができるだろうと考えさせてくれる小説でした。
読んだ後にひびいてくる小説だと思う。

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∀ki(あき)

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