【コミック】おやすみプンプン 11

コミック→浅野いにお
12 /02 2012
おやすみプンプン 11
浅野いにお
ビッグコミックスピリッツ連載
おやすみプンプン 11 (ヤングサンデーコミックス)おやすみプンプン 11 (ヤングサンデーコミックス)
(2012/11/30)
浅野 いにお

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「僕は期待しすぎていたのかもしれない。
期待するから失望するんだ。
答えは単純だったんだ。
まともな人間なんて一人もいないんだ。誰一人として」

おやすみプンプン 11』本文より

ものがたりの原点へ。
衝撃のラストを迎えた1巻のあの頃を20をすぎたプンプンと愛子ちゃんがあの続きを見せてくれた。

どん底のさらに奥深くへ。
これが新章か。
新章にしたって、いや、これは。
衝撃なんてどころじゃなかった。

人の幸せを妬み、どこにもない幸せに絶望しながら現実を現実と思わず生きてきた愛子ちゃんとプンプンが挑んだのは、果たして絶望を突破するものだったのか、さらなる絶望を見せてくれるのか。

これ以上ない惨めさを抜けるためにあの殺人は必要だったのか。
もし殺していなかったとしても、どこまでも不幸は追ってきそうではあった。
決定的に何かを間違ったプンプンは一体この先、なにを見せてくれるのか。

1巻の時のような小さいころだったからこそできなかった逃避行をやってのけてくれているが、この緊迫した信頼関係が非常に気持ち悪い。

なんていうのか。
「こんなはずじゃなかった」。「幸せってのはこんな形じゃなかったはず」。
なんかそんな感じ。
シチュエーションとしてはプンプンと愛子ちゃんのふたりきりの時間が続いているのだけれども、ああ。
この気持ち悪さが、どう進んで行くのか余計にわからなく、そして興味を抱かせてくれる。

今まさに、この「おやすみプンプン」は絶頂期を迎えているんじゃないだろうか。

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∀ki(あき)

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