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【コミック】東京BABYLON 愛蔵版 2

コミック→CLAMP
01 /09 2015
東京BABYLON
CLAMP
サウス連載
愛蔵版全3巻
東京BABYLON [愛蔵版] (2) (単行本コミックス)東京BABYLON [愛蔵版] (2) (単行本コミックス)
(2012/04/04)
CLAMP

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僕があの モラルと常識の固まりみたいな昴流くんを毒牙にかけて本当にいいんですか?
昴流がいいならね でも
もし昴流を泣かせたら… 殺すわよ

東京BABYLON 愛蔵版 2』本文より

CLAMP CLASSIC COLLECTIONの『東京BABYLON』愛蔵版2冊目。
となると3冊目は昴流と星ちゃんのラストに向けたところのみ収録という形か。

だんだんと星史郎さんの裏の顔が見え隠れし、昴流が人の想いの残酷さを次々に受け止めていく2冊目。
この残酷さは残念ながらこの本が出た20年後もまだ変わっていない。
だからこそ不朽の名作ともなっているんだろう。

昴流もおばあちゃんや北都ちゃんに愛されているけれども、その愛をもってしても人の裏切りによって少しずつ昴流らしさから星ちゃんの側へと少しずつ変化していくような描き方もあのラストへの布石だったのだなと納得。

【コミック】xxxHOLiC戻 3

コミック→CLAMP
08 /24 2014
xxxHOLiC 戻 3
CLAMP
ヤングマガジン連載
×××HOLiC・戻(3) (KCデラックス ヤングマガジン)×××HOLiC・戻(3) (KCデラックス ヤングマガジン)
(2014/08/20)
CLAMP

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あたしが「ナニモノ」なのかを決めるのは、貴方よ

xxxHOLiC 戻 3』本文より

xxxHOLiC 戻』3巻。
これまでの気持ち悪さが解消。
この3巻のための1~2巻だったのか。

なぜ侑子さんがまた出てきていたのか。
なぜまた学生時代のような時代なのか。

そしてラストのページでのツバサへのつながり。

あれ、もしかしてxxxHOLiCはここで終わりか。
ここからはツバサの話に続くんだろか。
なんにせよxxxHOLiCの話はもとより、ツバサにもまだ本編で語れなかった謎がある。
侑子さんとのつながりがあった飛王の正体とか。


ツバサが復活したし、レイアースもブルーレイになるし、講談社側でCLAMPが再起動した感じがしてきた。
これは角川版に続きクラシックコレクションでも出すんじゃなかろうかと思えてくるな(笑

【コミック】合法ドラッグ 3

コミック→CLAMP
05 /21 2014
合法ドラッグ 新装版 3
CLAMP
全3巻
合法ドラッグ 3 [新装版] (角川コミックス・エース 45-23)合法ドラッグ 3 [新装版] (角川コミックス・エース 45-23)
(2011/11/02)
CLAMP

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…陸王とこの子は
逢うべくして逢ったのかもしれないよ

合法ドラッグ 3』本文より

合法ドラッグ』最終巻。
もっとも最初のエピソードも収録。
思えばこのエピソードでラストって。

不思議な依頼をこなし、過去のエピソードが少しずつ絡んで。
それがまさか新章『ドラッグ&ドロップ』で一気に完結編っぷりを見せてくれてるわけか。
このまま長く続いていれば次々に変な、不思議な、奇妙な依頼を解決していく『xxxHOLiC』みたいになっていたんだろうなと思える。

前巻でもはや陸王と風疾の間には信頼が生まれたこともあり、もうこの3巻では実にいいコンビだw

【コミック】xxxHOLiC戻 2

コミック→CLAMP
05 /04 2014
xxxHOLiC 戻 2
CLAMP
ヤングマガジン連載
×××HOLiC・戻(2) (KCデラックス)×××HOLiC・戻(2) (KCデラックス)
(2014/04/23)
CLAMP

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ひとはずっと選び続けなければならない
自分の行く末を

xxxHOLiC 戻 2』本文より

xxxHOLiC』戻2巻目。

戻ってる。
時間なのか、時空なのか。
なんなのかわからないが、HOLiCの19巻を経てからこの戻に続いているかのようだ。

意味深な言葉がいくつもあり、またしても四月一日は何かを選び続けて前に進み続けている。
今度こそしっかりとラストというものを見ることができそうな感じがしてきた。

懐かしい面々との「いつもの」やりとりを楽しみながらも、この「もうすでに過去である」はずの事態を不穏に思いつつ、夢なのかなんなのか、少なくとも現実ではないだろう思えるからこそ、
この時間や時空が何で、どう次につながっていくのか楽しみだ。

【コミック】CLAMP学園探偵団 1

コミック→CLAMP
04 /28 2014
CLAMP学園探偵団 1 愛蔵版
CLAMP
ASUKA連載
全2巻
CLAMP学園探偵団 [愛蔵版] (1) CLAMP CLASSIC COLLECTION (単行本コミックス)CLAMP学園探偵団 [愛蔵版] (1) CLAMP CLASSIC COLLECTION (単行本コミックス)
(2012/06/04)
CLAMP

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世のすべての『女性』のお力となるために

CLAMP学園探偵団 1』本文より

おおお。
このサイズでCLAMP学園探偵団を読み返せるとは。

それぞれ3人が別作品で主役だったというのもすごい。
蘇芳だけは単行本化されてないけど。

探偵団ということで問題が起こって、それを解決する。
すごくフェミニストぶりを発揮させつつ。

さらには前後の作品群を集約させながらオールキャストである上に、1話完結という濃さもある。
全3巻で終わったのがもったいなくもあり、この長さだからこその面白さもあったよなぁ。

【コミック】東京BABYLON 愛蔵版 1

コミック→CLAMP
03 /21 2014
東京BABYLON
CLAMP
サウス連載
愛蔵版全3巻
東京BABYLON [愛蔵版] (1) (CLAMP CLASSIC COLLECTION)東京BABYLON [愛蔵版] (1) (CLAMP CLASSIC COLLECTION)
(2012/01/07)
CLAMP

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じゃあどうして人間は『好き』なんて感情を持つんですか
なんの役にも立たないならどうして『好き』になったりするんですか

東京BABYLON 1』本文より

愛蔵版…
単行本に文庫ときて、まさか愛蔵版まで手を出してしまうとは。

やっぱり東京バビロンはこのサイズが一番。
しかし重い。

読むたびに読む感想が変わるのもやっぱり面白いから、そして不変のなにかがあるからだろう。

「好き」という感情の根幹を20面相とはまったく別の側面からアプローチしている。
好き、というもの以外にもこれでもかというくらいに感情の奥底を刺激してくる漫画だと思う。

【コミック】合法ドラッグ 2

コミック→CLAMP
03 /14 2014
合法ドラッグ 新装版 2
CLAMP
全3巻
合法ドラッグ 2 [新装版] (角川コミックス・エース 45-22)合法ドラッグ 2 [新装版] (角川コミックス・エース 45-22)
(2011/10/01)
CLAMP

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おまえなんかこれから呼び捨てだ
もうーー!
陸王のバカやろうーー!!

合法ドラッグ 新装版 2』本文より


この頃のCLAMPが一番楽しかった頃のような気がする。
合法ドラッグ2巻目。
好きだから好きとのコラボもあり、「xxxHOLiC」の前身のような不思議な依頼もあり。

そう。
この絶妙なCLAMP作品間コラボと不思議な世界観。
不思議な依頼と、主人公たちのかかえる多くは語られない重い過去。
それらのバランスがこの頃すごくよかった気がする。

【コミック】xxxHOLiC戻 1

コミック→CLAMP
11 /02 2013
xxxHOLiC 戻 1
CLAMP
ヤングマガジン連載
×××HOLiC・戻(1) (KCデラックス)×××HOLiC・戻(1) (KCデラックス)
(2013/10/23)
CLAMP

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戻るべきかどうかは貴方が決めればいいわ
誰にも惑わされず 貴方自身が

xxxHOLiC 戻 1』本文より

xxxHOLiC』新章。
なぜか侑子さんがいて、四月一日たちもまだ学生。
これはどこの時間軸の話なのか。
それともツバサのように世界観すら違う話だったりするのか。

この今回四月一日を探しに来た「戻ってきて」という声もどこからの何が目的のものなのか。

今の時点でのxxxHOLiCの新章。
前章でも完結とはせず続くとしていた以上、前作とも絡み合いそして今までのCLAMPの世界観すらも統合していきそうな予感のする第1巻だったな…

【コミック】ドラッグアンドドロップ 2

コミック→CLAMP
10 /27 2013
ドラッグアンドドロップ
CLAMP
ヤングエース連載
ドラッグ&ドロップ (2) (カドカワコミックス・エース)ドラッグ&ドロップ (2) (カドカワコミックス・エース)
(2013/10/21)
CLAMP

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その大事なものを守る為に
利用出来るものは何でも利用すればいい

ドラッグアンドドロップ 2』本文より

新章第2巻。

なんだかCLAMPが終わりに向って進んでいる気がする。
xxxHOLiCとの同時発売、前巻でのxxxHOLiCとの関わり、
そして今度は「Wish」~「こばと。」との大きな関わり合い。
その結末としての「合法ドラッグ」と「ドラッグ&ドロップ」とくるとは。

そろそろ、しかも今度こそ「合法ドラッグ」が完結しそうな感じ。
合法ドラッグだけじゃない、ひとつの流れがもしかしたら完結するのかもとわくわくさせてくれる。

前巻の「xxxHOLiC」との連動はまたかよと思ったらこれはこれでありかもしれないな。

【コミック】合法ドラッグ 1

コミック→CLAMP
10 /11 2013
合法ドラッグ 新装版 1
CLAMP
全3巻
合法ドラッグ 1 [新装版] (角川コミックス・エース 45-21)合法ドラッグ 1 [新装版] (角川コミックス・エース 45-21)
(2011/10/01)
CLAMP

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俺は死ぬわけにはいかねぇんだよ!

合法ドラッグ 1』本文より

新作が出たので並べたら綺麗なように新装版にも手を出してみるかと買ってみた。
特になにか変ってるわけでなく、紙質が変わってたり一貫したシリーズとしての装丁はいいもんだ。

新作がHOLICと絡んでいたりするのはご愛嬌として、謎や奇妙な世界、なぜ風疾は死ぬわけにはいかないのか、陸王の背負う業はなんなのか。

いま読み返すとまるでHOLICと呼応するかのようなつくりのシリーズだよなぁ。
この謎に満ちた世界観はとてもとても素敵なものだし、この頃のCLAMPの適度な他作品とのコラボレーションも時代を感じさせるな。

【コミック】20面相におねがい!!

コミック→CLAMP
09 /13 2013
20面相におねがい!! 愛蔵版
CLAMP
コミックGENKi連載
全1巻
20面相におねがい!! [愛蔵版] (単行本コミックス)20面相におねがい!! [愛蔵版] (単行本コミックス)
(2012/03/03)
CLAMP

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『永遠』に同じものなんて絶対に認めないわ
ずっと『同じ』なんてそんなつまらないもの欲しくない
せっかく『好き』になったんですもの
もっともっともっともっと『好き』になりたいわ!

20面相におねがい!!』本文より

CLAMP CLASSIC COLLECTION版。
カラーページの再現は少ないけれどもやっぱりこれくらいのサイズだと見栄えがするし、もとの本が薄いから今回の1冊にまとめるのはすごくいい。

CLAMPの最初期の作品であり、後のCLAMP学園で活躍する20面相の恋のお話。
『好き』とはなんぞや。
このあと『WISH』だったり『すきだからすき』にも引き継がれていくテーマをもっとも前面に押し出していて、幸せや好きっていうもののすごく根幹的なことを絵本のように短い話で語っていく。
もう主人公のおふたりがあまりに幸せそうで。

懐かしく読める反面、いつ読むのかによっても読み方が変わってくるねぇ。

【コミック】ドラッグアンドドロップ 1

コミック→CLAMP
02 /23 2013
ドラッグアンドドロップ
CLAMP
ヤングエース連載
ドラッグ&ドロップ (1) (カドカワコミックス・エース)ドラッグ&ドロップ (1) (カドカワコミックス・エース)
(2013/02/01)
CLAMP

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二人の願いが
二人の大切なものを傷つけず
どちらも叶うといいんですが

ドラッグアンドドロップ 1』本文より

合法ドラッグ3巻から9年。
ついに新刊。
まさか10年近くも待つと思わなかった。
そしていまなおCLAMPを読んでいると思わなかった。

くそぅ。
しかも新装版と並べたら綺麗な背表紙じゃないか。

それはともかく。
『xxxHOLiC』がひと段落したからこその続きだな。
まさに3巻からの謎である「血の部屋」も再び焦点があたり、いまからまさに月子とあの部屋にも迫りそう。
さらには風疾と、彼を想う烔(ケイ)もこれからまさに本編に関わってきそうだ。

今までの復習であり、xxxHolicの四月一日とも絡み、再始動にうってつけの1冊だ。

ともかく。
おかえりと読み終わってから言いたくなった。
今度こそラストまで読めますように。

【コミック】GATE7 4

コミック→CLAMP
02 /10 2013
GATE7 4
CLAMP
ジャンプスクエア連載
GATE7 4 (ジャンプコミックス)GATE7 4 (ジャンプコミックス)
(2013/02/04)
CLAMP

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恐怖は時にひとを惹きつけてやまない
悪魔に魅入られるものが後を絶たないように

GATE7 4』本文より

門七も4巻目。

杉姫…
かきょうかよ(笑

なんかそういうところや「囲い」を含めて、ほんとXっぽさは増してる。

まだまだ日常から非日常に足を踏み入れ、ようやく、ようやく本編が動き出しそうで楽しみだ。
4巻はまだ準備段階みたいな感じだったからなー。
まだかよ「戦国」の再来とやらは、って(笑

そして相変わらずの京都っぷりは楽しいものである。
巻末に紹介されたところだけじゃなく、背景もなんか見たことあるところばっかりだぞ。

【コミック】GATE7 3

コミック→CLAMP
10 /27 2012
GATE7 3
CLAMP
ジャンプスクエア連載
GATE7 3 (ジャンプコミックス)GATE7 3 (ジャンプコミックス)
(2012/05/02)
CLAMP

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ずっとこうやって オレ達 隠威を持つものは争ってきた
時には命をかけてな

GATE7 3』本文より

『門七』3巻目。
チカヒトくんの転校も終わったし、ようやく本編がはじまりそうな感じかな。

登場人物も戦国時代の英雄たちも次々に出てきだした。
正宗くんが活躍しすぎだろうという3巻目ではあるけれども。

結界のようなところでの戦いといい、学園に集う英雄たちといい、なんかXの再来じゃないかとどきどきするな。
そしてやっぱり中心となりつつあるチカヒト君は、なにやら本当に物事の中心にいるようだし。
ハナにもハナに似たなにかがもう一人いるのも…

CLAMPの懐かしさと新しさの混在だねぇ。

【コミック】東京BABYLON 文庫 5

コミック→CLAMP
10 /26 2012
東京BABYLON
CLAMP
サウス連載
文庫版全5巻
東京BABYLON―A save for Tokyo city story (5) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)東京BABYLON―A save for Tokyo city story (5) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)
(2000/12/10)
CLAMP

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『人間』が『人間』を裏切る そんなことは
『東京』にはどこにでも転がっています

東京BABYLON 5』本文より

昴流と星史朗、北都の3人の関係はここに結実。
すべてが崩壊して、あらたな関係へと逆転する。

この見事までの昴流の純粋さが失われるこの瞬間。
裏切りというものを知って、好きという気持ちが届かないことを知った次の行動に震えた。
何度読み返しても、この昴流の変化が今後の「X」にどう影響していったか。
昴流は何になろうとしていたのか。

タバコを吸い始め、少しずつ星史朗さんへと近づいていく。
彼の真意を知ろうとするためにこそ、星史朗さんへと一歩一歩近づいていく。

このあとに封真に目を取られるのも、彼の望みがそうであったのも、やっぱり彼は星史朗さんになろうとしていたんじゃないか。
そうすることで、星史朗さんと同じ側に立ち、同じになることで好きになってもらいたいと思っていたんじゃないかと考えると、どこまで純粋なんだよ、と。
変わったように見えて、どこまでも昴流は昴流のまんまだったというふうにすら見えてくる。

が、まぁ、肝心の『X』が完結していない以上、答えは見つからないまま読者は答えを探し続けるだけなんだけど。


東京に転がっている様々な裏切りや、人の想いが交差する場所での「人間関係」っていうものをあらためて考えさせてくれる。
決して昔の漫画なんかじゃなく、今でも心が揺さぶられる傑作だと思います。

【コミック】東京BABYLON 文庫 4

コミック→CLAMP
10 /25 2012
東京BABYLON
CLAMP
サウス連載
文庫版全5巻
東京BABYLON―A save for Tokyo city story (4) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)東京BABYLON―A save for Tokyo city story (4) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)
(2000/12/10)
CLAMP

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『誰かと同じ』苦しみなんか あるわないじゃない
みんなそれぞれ違う悩みや苦しみを抱えているのよ
ひとつだって『同じ』じゃないわ

東京BABYLON 文庫 4』本文より

クライマックスに入った4冊目。

犯罪の被害者と加害者と、それらへの報道。
また臓器移植と脳死の問題を絡めた実になんか当時切り込んじゃいけないところまで切り込んだマンガを読んでしまったと、ここから本気でこのマンガが好きになっていったきっかけだったんじゃないかと思う。

3巻目でも被害者の受ける取材のひどさを呪った母親の話もあったけれども、これはもっと昇華させてきたと思う。
特に母親が人を傷つけ、子供はそれを報道からどう感じるか。
また何事にもひとりひとりの傷があって、苦しみがあって。
それを表面的に見るのか、それともその人を知って感じ取るのか。

人の価値観ってなんなのかってことをあらためて問いかけられるかのよう。
特にこのマンガがひとつのテーマとしている「東京」という人が大勢いて、それぞれの個々の問題が見えなくなっている都市であり時代であるからこそ、人と人はどう向き合うべきなのかって考えさせられる。


さて主人公3人の物語も佳境。
ここから一気にたたみかけてくるんだよな。

【コミック】東京BABYLON 文庫 3

コミック→CLAMP
10 /24 2012
東京BABYLON
CLAMP
サウス連載
文庫版全5巻
東京BABYLON―A save for Tokyo city story (3) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)東京BABYLON―A save for Tokyo city story (3) (ウィングス文庫―Wings comics bunko)
(2000/12/10)
CLAMP

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分からないはずの『他人の痛み』を
分かったふりしている貴方には 絶対に誰も救えません

東京BABYLON 3』本文より

中高生の学生を集めている新新興宗教の話と家族から邪魔者扱いされる老人となった親の問題が収録される3巻。


まさに2012年に問題になった大津のいじめ事件とも通じることのある「いじめ」を真っ向から描いた3巻前半の物語。
いじめを受ける側からの衝撃的な展開と、いじめを受けた彼女がどうやって立ち直ろうとしていくか、そして昴流が彼女にどう接していたかというのは読後に、なんともいえない後味を残してくれる。
助けるとか戦うとかそういうのでなく、「一緒に」いてあげる・聞く・支える。
これこそが必要なことだったんだろうなぁ。

なんだかちょうどいい時期に読み返してしまった気がする。

もうひとつの少子高齢化問題に挑んでいるものも、最初に出版されてから20年経ってもまったくといっていいほどものごとが進んでいないことに苦笑せざるを得ないなぁ。

ラストに収録されている海外から出稼ぎに来ている女性の物語。
この当時以上にある意味で日本は海外の人を受け入れやすくなったかもしれないけど、まだまだ開かれた日本というものからは遠いところにあるかもしれないな。

【コミック】東京BABYLON 文庫 2

コミック→CLAMP
10 /23 2012
東京BABYLON
CLAMP
サウス連載
文庫版全5巻
東京BABYLON―A save for Tokyo city story (2) (ウィングス文庫)東京BABYLON―A save for Tokyo city story (2) (ウィングス文庫)
(2000/11/10)
CLAMP

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『他人』には『被害者』が受けた本当の『傷』は絶対に分からない

東京BABYLON 2』本文より

文庫版2冊目。

陰陽術の応酬もさることながら、人の心の傷にそっと寄り添っていく。
今回の「CALL」の特別に見られたいという寂しい少女たちや、子どもを殺された親の呪うという復讐。
彼らの傷が原因となって事件が起きていくわけだけれども、昴流の相対の仕方が優しい。
この優しさが、星ちゃんと対比するかのように進んで行くというメインのストーリーにもすごく関わってくるし、優しいからこその他人の傷がものすごく見えてくる。

後半の子供を殺された親が受けた一般の人やマスコミから受けた心の傷なんかも、今もなおいくらでも聞く話なんだよな…
いや、この東京BABYLON以降でどれだけ存在してたことかと考えると、この当時にかなりセンセーショナルなことを描いていたんだな…

【コミック】東京BABYLON 文庫 1

コミック→CLAMP
10 /22 2012
東京BABYLON
CLAMP
サウス連載
文庫版全5巻
東京BABYLON―A save for Tokyo city story (1) (ウィングス文庫)東京BABYLON―A save for Tokyo city story (1) (ウィングス文庫)
(2000/11/10)
CLAMP

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「それでも僕はこの東京が大好きですがね」
「どうしてですか?」
「この地球でたったひとつ 滅びへの道を『楽しんで』歩んでいる都市だからですよ」

東京BABYLON 文庫 1』本文より

この本を読まなければCLAMPを読まなかったし、「X」にドはまりすることもなかった。

もう今から20年前のコミック。
それなのにまったく色あせていない。

陰陽師の皇昴流がいろんな仕事にめぐり合わせ苦悩しながら、人の想いと戦い慰めていく。
その様々なバリエーション。
それがどれも社会的なものであるけれども、いまだに、そう、20年経った今でも色あせていないことがどれほどおかしなことか。

「あなたは東京が嫌いですか」という1巻冒頭の言葉。
東京が織り成す人と人が関わるところで起こるいろんな衝突、あるいは人の業。
そして実にミステリアスな主役3人の人間関係が織り成すミステリー。

それらのバランスが実に見事。
いま読んでものめりこめる。

星史郎さんの謎ばかりの言葉と回想。
そして少しずつ純粋さばかりの昴流くんが変化していく過程。

もー。
これがなければ「X」を読まずに済んだのに。
そして「X」が連載が佳境に入って、いつまでも待ち続けることにならなかっただろうに。

そんなこんなで「東京BABYLON」の再読を開始です。

【コミック】GATE7 2

コミック→CLAMP
09 /24 2012
GATE7 2
CLAMP
ジャンプスクエア連載
GATE7 2 (ジャンプコミックス)GATE7 2 (ジャンプコミックス)
(2011/11/04)
CLAMP

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けれど 我らを従わせるには
言の葉だけでは足りないと 御存知でしょう

GATE7 2』本文より

GATE7』2巻目。

家光の存在や、真田幸村と十勇士の登場。
歴史上の人物が縁ある場所で登場するのにはどきどきするねぇ。
そしてあの結界。
もうなにあれ。「X」を彷彿とさせてくれてなんだか懐かしい。

どことなく古くも、新しいCLAMPを見せてくれてる気がする。

チカがなぜハナに守られているのかや、「信長」を手にすることの意味。
そしてなぜ勢力があって、それぞれ戦っているのか、戦う先にどんな望みを持っているのか。
まだまだ序盤でわからないことだらけだけども、この雰囲気は好きかもしれない。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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