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【コミック】ソラニン 1

コミック→浅野いにお
10 /14 2006
ソラニン 1
浅野いにお
小学館
ヤングサンデー連載
ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)
(2005/12/05)
浅野 いにお

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「―俺は、幸せだ。」
「ホントに?」
「本当さ。」
「ホントに?」


「虹ヶ原ホログラフ」があまりによかったので他のものも読んでみよう。
そう思ってなんとなく「ソラニン」を選んでみた。

社会人2年目。
なんのために仕事をしているのか、分からない。
貯金だけが溜まっていく。
そんなところから抜け出したくて自由を手に入れたくて仕事をやめてみたら、何も残らなかった。
ただ、とてつもない将来への不安感だけが襲ってくる。
ここから一体どう生きていく?

そんなストーリー。



圧倒的な不安感が詰まってます。

なにをしたい?
恋人と生きるために自分が本当にやりたいことをやらないで必死に生きる?
でも、それってなんのため誰のためだ?
周りからリアルを見せつけられ、夢や希望だけがどんどん失われていく。
そんな中で見つけた本当にやりたいことはリアルの前に崩壊する。
なぁ、なんのために生きてるんだ?


なんかそんなことを見せ付けられた1巻。
ってかとんでもないところで終わってないか!?


生きることがしんどくなった時に読み返したくなる本かも。
それでも前に進んで、生きていかなくちゃいけないからな…。
(浅野いにお氏の「素晴らしい世界」も読んでみたけど、やっぱりそんな生きることに対する問いかけだったしなぁ。

【コミック】虹ヶ原ホログラフ

コミック→浅野いにお
09 /22 2006
虹ヶ原ホログラフ
浅野いにお
太田出版
クイックジャパン連載
虹ヶ原 ホログラフ虹ヶ原 ホログラフ
(2006/07/26)
浅野 いにお

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「今なら僕は、世界を終わらすことだってできるんだ」



浅野いにおの初長編作品。

虹ヶ原という土地で起こった当時の小学生や先生たちが残した傷痕。
10年後、この土地であの時の人間の想いが様々に交錯していく。


共通に持つ過去に残してきた記憶。
それによってみんながなにかしらの形で狂っていく。
ある者は幻想の中で生きる、ある者は過去に囚われ、ある者はトンネルの中の怪物を探しに行く。

登場人物の誰もが未来を見ずに過去を見ながら生きながらえている。

それでも、現実へと醒めなきゃいけないんだろうか。
夢の中で生きていてはダメなんだろうか。
その方が彼らにとっては幸せなように見えた。


この本は読んでて軽い絶望感に浸れるなぁ。


【ネタバレ有り】
あの箱は現実へと戻すためのものなんだろうなぁ。
まさにパンドラの匣だな(笑
だからこそ、最後の言葉で引き戻される、そしてその言葉こそが生きていくための希望そのものだろうから。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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